



しばらくして、高沢さんの重い口が開く・・・。
高沢「先生
私は、娘のことを考えていた
ようで、本当は娘のことを考えて
いなかったのかもしれません・・・。
というか、自分のことを考えていた
ように感じます

ようで、本当は娘のことを考えて
いなかったのかもしれません・・・。
というか、自分のことを考えていた
ように感じます

学校や受験、子供の環境、ありとあらゆる
事柄に口をだしてきたかもしれませんが、
でも、それは娘の為と言いつつ、自分の
夢を押しつけて、自分の体裁を計って
きたのだということに気づかされました
夢を押しつけて、自分の体裁を計って
きたのだということに気づかされました

それに・・・私はいつのまにか、娘との
コミュニケーションをとっていなかった
ことにも気づきました・・・。
娘が苦しんでいても、悲しんでいても、
気づくことができなかった・・・。
正直、母親失格です
」

透明「そこまでは、考えなくていいですよ

どんな親も、自分の体裁や周りからの視線は
意識しますし、その中で子供の成長を望めば、
子供自身も肩身の狭い想いはしないと思いますから
」

高沢「お恥ずかしいかぎりです・・・。
先生
これは、もし私の欺瞞になっていたら

教えてください

私自身の体裁や娘に託した夢などを外して
考えても、知佳が学校を辞めることは、
考えても、知佳が学校を辞めることは、
彼女にとってマイナスになってしまうと思うのです・・・。
ですから、学校を卒業した後、それでもダンサーに
なりたいようであれば、目指せば良いと思いますし、
留学したければ、支援してあげようと想います

学校に行っている間、ダンスを習いたければ
習わせてあげますし、学校だけは卒業しておいた方が
彼女の為になるのではないでしょうか
」

透明「うん
素晴らしい
」


高沢「えっ
」

透明「高沢さんは、本当の意味で子供の為に答えを
出すことができましたね

それでいいんですよ
」

高沢「
」

透明「さてと、高沢さんの気持ちも固まったし、
次のステップに入りましょう
」

高沢「次のステップ
」

透明「もちろん、知佳ちゃんが学校を辞めない為の
アドバイスです
」
アドバイスです

高沢「
」

高沢さん、本当の意味で娘さんのことを考えて
答えをだしてあげたんだなぁ~

留学すら認める意見は、さっきまでの高沢さんの頭からは
絶対に出てこない言葉だったと思うし

私は、高沢さんが娘さんと向き合ってくれたことに
心から安堵し嬉しかった・・・。
親というのは、一度子供を自分の人生のレールに
のせてしまうと、なかなかレールを外れることを
させることができなくなってしまうもの
のせてしまうと、なかなかレールを外れることを
させることができなくなってしまうもの

今の高沢さんなら、答えを出しても受け取れるだろう

私は、ゆっくりと話し始める・・・。
続く ・・・。







https://guardian-jewelry.com/
ポチしてくれると励みになります

応援よろしくお願いします

↓ ↓
にほんブログ村ランキング
↑ ↑
応援ボタン2箇所
ポチッとよろしくお願いします

