実は…。・鑑定９５ー３

実は・・・。 ・３ 

お空を飛ぶこと１時間半・・・

やって参りました小松空港

そこから車に揺られること１時間

石川県金沢市にある、とあるお屋敷の門の前

透明「・・・しかし、タイさん

　　　飛行機にタクシーって、大盤振る舞いじゃない」

タイ「かっかっかっ経費経費」

透明「・・・しかし・・・でかいなぁ～」

門の前に立ってみて、自分が小さくなったように感じる

一体、どんな人物が待っているのやら

「泰蔵くん待っていたよ」

透明「」

タイ「へへへっどうも、どうも」

門についているスピーカーから、いきなり声が

多分、門の前に立つと向こうから見える仕組みに

なっているんだな

しかし、凄いセキュリティー・・・。

「とにかく、入りたまえ」

タイ「失礼しやす」

透明「」

いきなり、大きな門が開き始める

門までフルオートかい

私達は、長い庭を歩いて行きやっとこさ、

お屋敷に到着

でも・・・意外だ

てっきり、日本家屋かと思ったら、洋館風な造りの

建物が、目の前に現われるなんて・・・。

しかも、でかい

私は、建物に圧倒されつつも、建物の造りを眺めていた

タイ「おお～い透明中に入るぞ」

遠くから、泰蔵さんの声がする・・・。

私は、急いで泰蔵さんの元へ

透明「」

タイ「どうだスゲーだろう」

透明「こ、これって、お城とかについてる扉にカンカンって

 　　　打ち付ける牛の鼻輪みたいなヤツじゃないか」

タイ「そこかよ そうじゃねぇ～だろう」

透明「」

タイ「この扉を見てみろよ」

透明「・・・　こ、これって、魔法陣」

タイ「おうよこの扉は、中世ヨーロッパの代物よぉ～

　　　俺が仕入れた最高級品だ」

し、しかし、これほどのモノを門に配するって言うのは、

どういう事なんだ

タイ「それじゃぁ～中に入るぞ」

透明「う、うすっ」

一体、中には何が・・・。 

　　　　　　　　　　　　　続く ・・・。

　　　

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