成り立ちはいつも問う縁なり ・5
歌穂「・・・・先生・・・・」
透明「よし
歌穂さんごめんね、
不安にさせちゃって」
歌穂「い、いいえ
・・・・それで・・・私は・・・。」
透明「大丈夫
私が何とかするから」
歌穂「は、はい
よろしくお願いします」
透明「その代わりと言っては何なのだけど、
歌穂さんには、かなり手伝ってもらわないと
いけないことがあるんだ
いけないことがあるんだ
少し、無茶なお願いもするけど
これからの歌穂さんの人生にとって、
大切なことでもあるから、一緒に頑張って
くれるかな」
歌穂「は、はい
自分の為ですから・・・逆に先生に
迷惑をかけてしまって、ごめんなさい」
透明「そんなことは、考えなくて良いよ
とにかく、歌穂さんが幸せになることが
一番だから、頑張っていこうね」
一番だから、頑張っていこうね」
歌穂「はい」
透明「それじゃぁ~、まず最初に、少し調べさせて
もらいたいことがあるんだ
もらいたいことがあるんだ
申し訳ないのだけど、もう一度、ベッドに
うつ伏せで寝てもらえるかな」
歌穂「えっは、はい」
うつ伏せになった歌穂さんの背中に
両手を置く透明先生・・・・。
透明「歌穂さん
これから、さっき私が送った分の氣を、
一度抜くから、感じたことを教えてくれるかな」
一度抜くから、感じたことを教えてくれるかな」
歌穂「は、はい」
透明「それじゃぁ~行くよ」
私は、さきほど歌穂さんに与えた分の氣を歌穂さんから
抜いてゆく
歌穂「あっ・・・ちょっと、気持ちが・・・悪く ・・・。」
透明「そのまま、続けて」
歌穂「うっ・・・目眩も・・・してきました・・・」
透明「ふ~っOK」
歌穂「ううっ」
透明「歌穂さん実は、これが今の歌穂さんの本当の
状態です
状態です
つまり、氣が足りていない状態が続いていると
いうことになりますし、裏を返せば、この状態が
普通だったということにもなるので、かなり
普通だったということにもなるので、かなり
つらい状態だったことがわかります」
歌穂「は、はい・・・うっ」
透明「この状態を、しっかりと覚えておいてください」
歌穂「ううっ・・・は、はい・・・」
透明「それでは、もう一度、氣を入れて行きます
その時の変化も覚えておいてくださいね」
歌穂「・・・・・」
透明「ふ~~~~っ」
私は、歌穂さんに入るだけの氣を充填する!!
歌穂「あっ・・・温かい
何だか、とっても楽になってきました」
透明「・・・・よしこれで満タンかな」
歌穂「す、凄いこんなに違うものなのですか」
透明「普段、何気なく生活していると、
気づかないことも多いからね
さて、今の状況も体感してもらったことだし、
ここからは、今の状況を引き起こしている
事柄を探らないといけない」
歌穂「今の状況・・・さっきのあの状態が普通
だったと想うと、ゾッとします・・・
もし、このままだと、やっぱり私は・・・」
やっぱり、感づいていたみたいだ・・・。
もし、このまま氣が足りなくなり、生命力が
低下し続ければ、確実に・・
私は、歌穂さんが気を落とさないように、
言葉を綴り続ける
透明「大丈夫
ここからは、そんな状態にさせないための
行動だから、気を引き締めて行きましょう」
歌穂「は、はい」
透明「さて、この状況・・・通常では考えられない
氣の減り方・・・私も長く占い師をしているけど、
氣の減り方・・・私も長く占い師をしているけど、
こういった症状がでる可能性は、一つしか思い当た
らない」
らない」
歌穂「それは・・・一体」
透明「お墓だと思う」
次回、大田家のお墓について聞いて行きます
続く ・・・。
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