禍津宵の刻・４

禍津宵の刻(まがつよいのこく)・４


透明「それでは次に霊光律領(れいこうりつりょう)

　　　についてお話しますね」


霊光律領

(禍津神様が通られた後１ヶ月間継続)


これは禍津神様の権能の中でも、かなり

特徴的な権能で、この世に留まっている

霊的な存在や、物の怪の類いが狂乱状態

となるものです

これは、禍津神様が持つ穢れの霊気が

そういったモノの霊圧を引き上げてしまい、

理性を失い、苦しむことになってしまいます

この権能は、本来この地に留まってはならない

モノへの戒めとして、一日も早くあの世や

黄泉に帰還させる為のものらしいのですが、

生きている者からすれば、この状態はかなり危険で

霊的な存在はその苦しみから解放される為に

人に助けを求めるものが続出してしまい、

取り憑きや触れられることで起こる霊障

などが非常に増えてしまいます


取り憑きによる障害

　自我を失う、気力の低下、運気の低迷、

　病気の発症、精神疾患、自傷行為など。


霊障による障害

　皮膚のただれや皮膚病の発症、体力の低下、

　厄災に呼ばれる、体臭悪化、感情の不安定など。


正直、透明としてはこれが一番厄介なのですが

皆さんにはとにかく、こういったことに

巻き込まれないような備えをしていただきたい

と思っています

そのためには、とにかく近づかせない近づかない

というのが大切で、皆さんが取り憑かれている

わけでは無くても、周りでこういった症状が

見て取れた場合は、すぐに何とかしようと

するのではなく、まずは身の安全を優先して

距離を取り、その上で救う方法を考える

などをしていただければと思います

(何の準備もない状態で近づくと、

　　乗り移りが起こることがあります)

霊障に関しても、一度かかってしまうと

と一生治らないものも中にはあるので、

とにかく万全な準備を今からしておきましょう

それでは、備えの方法です


明王呪毒解形符

　　(みょうおうじゅどくかいぎょうふ)


この方法は、仏様である五大明王の御力をお借りし

霊光律領の難から身を守っていただく方法です

そのために皆さんには五大明王様のうち

お一人でも良いので、明王様をお奉りしている

仏閣に赴いていただき、明王様とのご縁を繋ぎ、

お守りをもらってきていただきたいのです

ちなみに五大明王様は、

不動明王様を中心に降三世(ごうざんぜ)明王様、

軍荼利(ぐんだり)明王、大威徳(だいいとく)明王様、

金剛夜叉(こんごうやしゃ)明王様となりますが、

現在、軍荼利(ぐんだり)明王様はご不在の為、

その他の仏様にお参りいただけたらと思います

それでは、明王呪毒解形符の作り方です

まずは明王様がおわす場所で、しっかりと御参り

をしていただき、その際、今年一年の身の安全を

お願いしてきてください

明王様は求める者に明王様なりの守り方をしてくれ、

特に霊や物の怪の類いに強い仏様なので

真摯にお願いをすれば聞き届けてくれると思います

ただし明王様の御威光を届けていただける媒体が

必要となるため、必ずその場で健康に関するお守りを

一つで良いのでいただいてきてください

次にいただいたお守りを呪毒解形符にする

作業に入ります

これはいただいたお守りに真言を納める方法

なので、いただいたお守りを両手に挟み

真言を唱えます

唱える真言は以下のとおりですが、この真言は

皆さんがお守りをいただいた仏閣に奉られている

明王様のご真言を唱える形となりますので、

間違えないようにしてくださいね

それと、ご真言を唱える際は

お不動様以外は方位がありますので

その方位を向いて唱えてください



◆不動明王(方位は関係なし)

　「ノウマクサンマンダ・バザラダン・センダマ・カロシャダ

　　　ソハタヤ・ウンタラ・タカンマン」✕７回


◆降三世明王(東を向いて)

　「オン・ソンバニ・ソンバ・ウン・バザラ・ウンハッタ」✕７回


◆軍荼利明王(ご不在中ですが知識として、南を向いて)

　「オン・アミリティ・ウン・ハッタ」✕７回


◆大威徳明王(西をむいて)

　「オン・シュチリ・キャラロハ・ウンケン・ソワカ」✕７回


◆金剛夜叉明王(北をむいて)

　「オン・バザラ・ヤ・キシャ・ウン」✕７回


(ご真言を唱える回数は７回です)



以上で明王呪毒解形符は完成です

後は禍津神様がいらっしゃる日にちをチェックし

いらっしゃる前に明王呪毒解形符を作り、

常にお側に持っていていただければ安全ですので

禍津神様が通られてから１ヶ月は必ず持っていてください

この明王呪毒解形符は通常のお守りよりも

効果が短いため、半年しか効果がもちません

ですので、必ずブログで禍津神様の到来日時を

チェックして作るようにしておいてください

効果が切れたお守りは、新しくしなければならないため、

禍津神様が半年を過ぎて訪問される際には

もう一度仏閣へ足を運んでいただき、

新しい明王呪毒解形符をお作りください

その際、古いお守りはお返しして

お礼を明王様へお伝えし、

「引き続きお願いします」

とお参りしていただければと思います

それと、この明王呪毒解形符は、

相手が近づきにくくなる強力なお守りですが、

攻撃性をもったモノが皆さんをターゲットとし

近づこうとすれば、防ぎきれないこともあります

ですので、基本的には禍津神様が通られる日時を

しっかりとチェックし、そこから一ヶ月は

できるだけ夜の外出は避けていただければ安心です

やはり、彼らは夜の方が活発になりますので

ご対応よろしくお願いしますね


透明「それでは最後に鬼目奉牧(きもくたてもく)

　　　についてお話ししてゆきます」



　　　　　　　　　　　続く・・・。



～・～・～・～・～・～・～・～・～・～

＞つばきさん

明王呪毒解形符は、代理で作って

渡してあげることは可能です

ただし作る際はその旨を

明王様にお伝えしてからお守りを頂くように

していただければ大丈夫だと思います

(住所と氏名は必ずお伝えするように)



＞ゆりちゃんさん

お寺の同じ敷地に、明王様が祀られていれば

大丈夫です



＞wancoさん

健康守りが見当たらない場合は、

身代わり守りでも大丈夫ですよ～

明王呪毒解形符は、すぐに作っていただいて

かまいませんので、お守り期限が半年

ということだけは忘れずに覚えておいて

いただけたらと思います



＞サングエさん
＞はるるるんさん
＞新聞さん

明王呪毒解形符は、自分が作ったものを

ご家族や友人に渡しても効果はあるので

是非作って渡してあげてください

お寺で頂いてくるお守り自体は、同じ日に

いくつ頂いてもＯＫですので、御参りの際

「XXに住む◯◯さんと、XXに住む□□さん

　の為のお守りとして頂いて行きます」

などと言って、明王様に使う人をきちんと

伝えてからお守りを頂いて来てください

この明王呪毒解形符に関しては、

お堂の扉が閉まった状態でもお願いを

伝えてもらって大丈夫です

真言を込めるのは、お守りを持ち帰って

お家で落ち着いておこなって良いので、

複数のお守りを頂く場合は、お寺で御参りする際

明王様に守ってもらう人が特定できるように

お守りの使用者全員の名前と住所を告げてから

頂いて来ることを忘れないでくださいね

お家に持ち帰ったら、そのお守りに１つずつに

真言を納めていただければ出来上がりです

説明がわかりにくくてスミマセン




＞トマトさん

お寺の健康のお守りとしての効果は

１年続きます

どうしても半年後に手に入らない場合は

２つ買っていただき、半年ごとに

明王呪毒解形符にしていただき、

１年後にお寺にお返ししていただくのでも

大丈夫です

この呪法は仕様として符や札には使えないので

お守りだけとお考えいただければと思います



＞晴子さん

これが最良となりますので、残念ながら

それ以外の方法は、片手落ちになってしまう

と思います

なので、もしこれらの対応が難しかったり

確実性を高めたい場合は、法具をご活用

いただいたほうが良いかもしれませんので

個々のご事情や状況に合わせて

対策していただけたらと思います

お役に立てずにすみません



＞ルデラルさん

別ページにコメントいただいたご質問ですが、

ご自身で行けるお寺が無い場合は

ご友人にルデラルさんの為のお守りを

代理で頂いて来てもらっても大丈夫です

真言を間違えるの怖い…ということであれば

詠紋補全符をお使いいただくのも良い

とは思いますが、ご真言はゆっくり唱えて

かまいませんので、お家で落ち着いて

おこなっていただけたらと思います



＞アクアさん

今回の明王呪毒解形符を作るための

不動明王様の真言は、通常と違い

ソハタヤとなっていると思いますが、

これは今回の仕様が他と少し違うため

そうさせていただいています

ただ、実はこのソハタヤの「ハ」は

日本語のひらがなの「は」と同じ意味合いを

持っているため「WA」と発音して

いただいてもかまいません

その他のバで表記しているもの(ソバタヤ)は

今回の仕様とは違うので、明王呪毒解形符を

作る際は「HA」か「WA」で発音して

いただけたらと思います



＞あけけさん

神仏習合だった時代の古い神社で

祀り方に問題はないので、宮地嶽神社で

お守りを頂いて作って大丈夫です



＞しゅさん
＞はちみつさん(呪い請け負い屋・３)

それは記事の内容とは直接関係ないので

ブログのリクエストとして受け取りますね～



＞ひろちゃんさん
＞めぇ。さん

順番はどちらでも大丈夫です

守護者を伝えずにお守りを買って帰った場合は

再びお守りをそのお寺に持って行って、

誰の分のお守りかを明王様にお伝えして

いただければ大丈夫ですよ～

その際、お寺のお堂が閉まっている分には

問題はないのですが、お寺の敷地に入らずに

外からおこなうのは難しいと思います

ですので、そのお守りを持ち、お寺の境内で

明王様に手を合わせ、守護していただく

ご家族の名前をお伝えいただけると良いので

ご対応のほどよろしくお願いしますね



＞ポチさん

どうせ出かけるならパワースポットに…

というお気持ちはわかるのですが

前にお伝えしたとおり、パワースポットと神仏は

直接関係ないことはご理解いただいていると

思うので、今回はパワースポットを意識せず

どの仏閣でも良いので、まずはお守りを用意

することを最優先に考えてくださいね

もし、どうしても…というのであれば

近隣の県に聖属性のパワースポットがあったと

思うので確認して足を運んでみてくださいね



＞いよかんさん

法具にかぎらず、お守りというモノは

お財布に入れる用に作られたお守り以外は

お財布には入れないことが大切なので、

今回のお守りもお財布には入れないように

なさってくださいね

＞みけさん

今回の明王呪毒解形符は五大明王様に

お願いする形で作らせてていただくものに

なるので、そのお寺に他の御方がいらしても

お守りには、不動明王様の真言だけを

納めていただけたらと思います



＞はるりらさん

お守りに納める真言は、間違えたとしても

言い直して７回分納めれば大丈夫なので、

間違えた分を差し引いて、７回唱えて

いただければと思います

ちなみに多く唱えてしまっても問題はないのですが

少ないと意味をなさないこともあるので

そこだけは注意しておいてくださいね



＞きよんさん

健康守りがあるのでしたら、そちらを優先して

頂いて来るのがベストですが、使えるとすれば

「病気平癒守り」の方で、「災厄除け守り」では

明王呪毒解形符は作れませんので覚えておいて

いただけたらと思います



＞礼さん

今回の霊光律領の難から守ってもらうために

真言をお守りに込める明王呪毒解形符は

霊性のお願いとは違いますので、

次回、違うお寺さんでお願いすることも、

違う明王様にお願いすることも可能ですから

そこはあまり気にせずにお作りいただいて

大丈夫です

あと、霊性のお願いに関してですが、

格子が弛めば、運気も気持ちも落ちますし

霊障や自然の気質からも影響を受けるため

やれるならおこなった方が良いと思いますが、

そこの判断はご自身でしていただけたらと思います

霊性のお願いの文言とやり方

家族の代表で、霊性のお願いをする場合



＞おおとりさん

大丈夫ですよ～

この明王呪毒解形符は、健康に関するお守りで

作るようにお伝えしましたが、お子さんの場合は

「わらべ守り」でも作ることができるので

安心してください



＞reiさん

まず前提として、今回ご用意いただくのは

健康に関するお守りとなりますので、

（無病息災、健康長寿、病気平癒などはOK）

交通安全のお守りでは、明王呪毒解形符を

作ることはできませんので、認識しておいて

いただけたらと思います

（交通安全のお守りとしての効果はあります）

健康守りを頂いて来るお寺は違っても大丈夫ですよ～



＞ゆーかさん

次のページでいただいたご質問ですが、

お守りは、３つまとめてのやり方でも

たぶん大丈夫だとは思いますができれば

確実にお守りの守護者を決めていただく方が

良いので１つ１つ別々に明王様にお願いするのが

１番確実だと思います


それと、これは法具での裏ワザなのですが

お守りを頂く際に、名前と住所を告げるのを

忘れてしまった場合、光瑠璃か識ノ音を

お持ちの場合は、お寺に足を運ばずとも

守護者を指定することが可能です


●光瑠璃の場合

光瑠璃の前に頂いたお守りを置いて、明王様と

繋がっていただき、お守りを１つずつ指をさして

「XXに住む◯◯さん分のお守り』

「XXに住む□□さん分のお守り』

と伝えていただければ、明王呪毒解形符を

作ることが可能です


●識ノ音をお持ちの場合

お守りを持つ人の名前と住所を識ノ音の

ルビーにインプットした後、お守りに

識ノ音を装着した指を付けて「レムド」と

唱えれば、守護者をそのお守りに付与でき、

明王様からみて誰の分のお守りだとわかるので

そうやって後から指定することも可能です


～・～・～・～・～・～・～・～・～・～

《2023年9月追記》

●仏最光倶利妙在符・不動(ふどう)の場合

・霊光律領と鬼目奉牧対策

『光瑠璃』と連結させた『煌炎』と同様に、

霊や霊障、物の怪、鬼を近づかせないようにしたり

ターゲットにならない為の強力なお守りを作る方法


不動符は、直接お不動様に繋がっているので

仏閣へ行く必要はありませんし、不動明王様の

真言を唱えなくて大丈夫ですので、

不動符を両手に挟み

『霊や霊障、物の怪、鬼からお守りください』

と言ってお願いすれば、

不動符本体をその為のお守りにすることができ、

攻撃性をもった霊的な存在や、物の怪の類い、

そして危険な鬼をも遠ざけたり、鬼のターゲットから

外す作用もある強力な守護力を備えたお守りとなります

（鬼化した人間は除く）

願いを込めた後は、不動符をお傍にお持ちいただくか

ゼノでご自身に飛ばしていただければＯＫ

効果は１ヶ月ほどなので、期限が来たら再度

不動符を両手に挟んで、お守りいただけるように

お不動様にお願いしておくと安心です

※※不動符の所有者をそれらから守る護符です。

※このお守りとしての力は、銀符も白金符も同等です。


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過去記事

取り憑きとは?「ネズっちです・鑑定５２(番外編１)」

どうすれば取り憑かれないのか「鑑定５２(番外編２)」

取り憑かれてしまったら(光印膏)「鑑定５２(番外編３)」

霊の種類「廃院の怪・鑑定２３」

霊障について「全開ダメ～ンズ・鑑定１００」

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