日差しは十分にパワフルでしたけど、ヒンヤリした風も十分に強かった…って感じの本日のやんばるです。
まあそれでも夏日なんですけどね…。
明日は風が弱まりそうなので、ポカポカな天気になるのではないでしょうか。
風は北西。晴れ。
〈フトユビシャコ科フトユビシャコ属の1種 Gonodactylus sp. 16年9月21日 沖縄島安和〉
シャコの和名は、シャクナゲが由来なのだそう。
ツツジ科ツツジ属のあのシャクナゲのことです。
まあ、シャコ科シャコ属シャコの話ですが。
茹でると紫褐色になるところからだとか。
つまりそれがシャクナゲの花の色のようだということ。
実際に江戸時代には、シャクナギ(シャクナゲ)と呼ばれていたのだそう。
シャクナゲは、石楠花・石南花、あるいは石花と書くそうで、その石花(シャクカ)がシャコに変じたのだとか。
そういえば…
シャクナゲといえば、『夏の思い出』
夏が来~れば思い出す~♪ で始まる歌のことですよ。
『しゃくなげ色にたそがれる はるかな尾瀬 遠い空』
という歌詞がありますよね。
シャクナゲの色は、夏の夕暮れ空の色でもあるのですね。
そう思うと、ちょっとセンチメンタルな気分も感じたりするかも…?
シャコを見たとき、どちらを思い出します?
寿司ネタのシャクナギ色?
それとも、夏の黄昏の空の色?
〈同種 同一個体 同日 同ポイント〉