Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

非主流…(ケフサゼブラヤドカリ)

2016-11-08 18:27:56 | エビ・カニ類

冷風は非常に弱く、本日もポッカポカだったやんばるです。

が、明日の天気予報を見て…。

寒気の影響で一気に寒くなりそうな…。

まだ全然衣替えをしてないので、とりあえずの何かを引っ張り出さないとなぁ…。

まあ、一時的な寒さのようですが。

風はごく弱い北。晴れ。

〈ホンヤドカリ科ゼブラヤドカリ属ケフサゼブラヤドカリ Pylopaguropsis fimbriata 16年9月26日 沖縄島安和グスク〉

白と赤紫のストライプ模様が特徴的な本種ですが、名前に採用された特徴はそこではなく右のはさみ。

ここに剛毛が生えていることが、和名の『ケフサ』の由来なのだそう。

また学名種小名は『総のある』の意。

これも同じ右のはさみから。

他にも学名種小名には『フリンジのある』という意味も。

フリンジ(fringe)はファッション用語で、糸や紐をたらした総飾りを意味するのだとか。

本種の学名、つまりラテン語のフィムブリア(fimbria)がその語源です。

どんな感じの飾りなのかと画像検索をかけてみると、ずらずら~と海外ドラマの画像が…。

どうやら〈FRINGE〉というタイトルのドラマがあるようで。

こちらの方はファッションのfringeではないようです。

英語のfringeには総飾りの他にも『主流逸脱者・極端論者・過激派』という意味があるのだそう。

なんか、今最終局面にある海の向こうの選挙…、その候補者の一人が浮かんだり…。

それはともかく、ドラマの方は〈fringe science〉のfringeだそうで、〈非主流科学〉を意味するのだとか。

YouTubeで予告動画を見たら、もろ好みのドラマだったり…。

それはさておき、本種のこのはさみ、『非主流の』の意味の種小名でもあってるような気もするのですが…。

 

コメント
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