昨日梅雨が明けた沖縄島ですが、その昨日からすでに真夏全開みたいな感じになってます。
朝からギラギラの陽光で灼熱…。
熱中症と日焼けに十分な注意が必要な週末になりそうです。
そしてその先も晴れマークが並ぶ週間予報で、いい感じです。
風は南~南西。晴れ。
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橙(ダイダイ)は、ミカン科の常緑小高木。
正月飾りに使われることからもわかる通り、冬に実を熟します。
その語源は『代々』なのだとか。
これは冬に熟した果実が年を越しても落ちず、2~3年なり続けることからそう呼ばれるようになったのだそう。
「代々と続く、代々と栄える」という意味で正月の縁起物になったわけですね。
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瘤(こぶ)は、打撲や病気によって皮膚や臓器の一部が盛り上がったもの。
この語源は、『かぶ(株)』や『かぶ(頭)』と同源で、丸い塊という意味なのだとか。
ただ『かぶ(株)』には、ずっと残っているものという意味もあります。
つまり、株は木を切った後にずっと残っている根元のことだから。
そのずっと残っているもの…という意味が株式という名称にも繋がっていくみたいです。
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二つの言葉を繋げると、『代々残っていくもの、代々残していくもの』
何を?
本日当地は、それを深く考える日でした……。
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さて、では何故この二つの言葉を繋げることになったのかというと…
〈イロウミウシ科Diversedoris属ディヴェリシドーリス・アウランティオノデュローサ Diversedoris aurantionodulosa 17年5月15日 沖縄島安和〉
本種の学名種小名は、『橙(色の)小さい瘤の多い』って感じの意。
和名はまだありません。
背面に散在する小さな突起を、瘤に見立てたのでしょうね。
〈同種同個体 同日 同ポイント〉