Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

だるまの色彩(クロダルマハゼ)

2018-08-03 19:30:05 | ハゼ科

ここ何日か不安定な空模様が続いてますやんばるです。

本日も早朝は雨交じり。

時間と共に陽光が降りそそぐ感じの一日になりました。

明日は灼熱で凪なコンディションになりそう。その後も基本的に晴れの日が続きそうです。

台風13号が発生してますね。

今のところ沖縄島には近づかないようですが…。

風は南。雨のち曇、のち晴れ。

■■

頭の中に『だるま』のイメージを浮かべたら、そのだるまは何色ですか?

きっと赤ではないでしょうか。

だるまが赤い理由は、仏教で位の高いお坊さんが着る法衣の色が赤い色だったからだそう。

だるまのモデルの達磨大師は赤い法衣を纏っていたのでしょうか。

あるいは、古から日本では赤は病よけの色、厄除けの色、魔除けの色と信じられていたからなのだとか。

まあ、縁起物に最適の色なのでしょうね。

つまりだるまが赤くなったのは日本でのことのよう。

中国から持ち込まれたときは黄色だったという説もあるのだとか。

しかしながら、昭和以降になると赤以外の色のだるまも製造されるようになったのだそう。

全国生産の80パーセントは、『高崎だるま』という群馬県高崎市で生産されているだるまが占めているのだそうですが、そのダルマには赤色の他にも14色の色彩バリエーションがあるのだそう。

その色彩にはそれぞれ意味があって、例えば赤ならば『家内安全・開運吉祥』、青ならば『学力向上・才能向上』、緑ならば『身体健勝・才能開花』等々。

そして、黒は『商売繁盛・事業繁栄』なのだそうです。

■■

さて…

〈ハゼ科ハゼ亜科ダルマハゼ属クロダルマハゼ Paragobiodon melanosomus 18年6月21日 沖縄島新里〉

画像は幼魚。

学名種小名は『黒い体の』の意。

商売繁盛なハゼです。

〈同種別個体 同日 同ポイント〉

こちらはもっと幼魚な個体です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする