連日灼熱~な日が続いてますやんばるです。
ですが、そんな空模様も明日までのよう。
本日南の海上に発生した台風5号の影響で、木曜日には大雨、金曜日には暴風雨の予報になってます。
今のところの進路予想では沖縄島の西側を北上して大陸の方に向かいそうです。
沖縄島に最も近づくのは19日から20日にかけてといった感じ。
明日の後半からはコンディションもどんどんハードになっていきそうです…。
風は東。快晴。
■■
『葡萄』
ブドウと読みます。多くの方にとって、読めるけど書けない漢字ではないでしょうか。
ブドウという名前は古代ペルシャ語から由来しているのだとか。
ペルシャ帝国のフェルガーナ地方で『ブーダゥ』と呼ばれていた品種が、紀元前2世紀頃には中国に持ち込まれたのだそう。
そこで『ブーダゥ』の音感から『葡萄』の漢字があてられたといわれているのだとか。
それが日本に伝わり、鎌倉時代の初期に甲斐国勝沼(現在の山梨県甲府市)で栽培が始められたのだそう。今も国内のブドウの最大の産地は山梨県なのだそうです。
いろいろな品種のあるブドウですが、そのなかで最も栽培されているのが『巨峰』。その栽培面積は5465haなのだとか。二番目に栽培されているデラウェアが2967haなので、二倍近いですね。他の品種と比べて実が大きいことから、『ブドウの王様』と呼ばれているのだそうですよ。
その『巨峰』は大井上理農学研究所の大井上康が、石原早生とセンテニアルとを交配させ作出した品種なのだそう。
開発当初には、『石原センテニアル』という品種名が付けられていて、販売されるときの商品名が『巨峰』だったのだとか。
しかし『巨峰』の名称の方が広く普及したために、現在では『巨峰』が品種名として定着しているのだそう。
静岡県伊豆市にあった大井上理農学研究所からは見える富士山の雄大な景観、つまり霊峰富士にちなんで『巨峰』と命名されたそうです。
日本で一番高い山から命名されたブドウが、日本で一番栽培されているということですね。
■■
さて…
〈ブドウガイ科ミガキブドウガイ属キホシミガキブドウガイ Haminoea ovalis 19年6月1日 沖縄島安和〉
学名種小名は『楕円形の・卵形の』の意。
磨かれた葡萄…というと、食べるブドウより宝石の葡萄石を連想してしまいます。