じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

モーツァルト! 2回目

2005-08-09 23:32:36 | 観劇記
今夜はソワレで『モーツァルト!』観劇。他の演目と違って、5時45分開演なので終業のチャイムと同時に駅に向かってダッシュ~~~

今回は伯母と母を連れての観劇だったんですけど、親子の葛藤などの場面を見てると何となく照れくさくて……ヴォルフに感情移入しようにも、当の親が隣にいると素直に見れないんですよね~~ そうそう、最悪なこともありましたわ。前に座ってたジジイ、座高は高いし、ウトウト寝てるかと思うと急に動いたりして……ホント、ムカツク

で、肝心の中身ですけど……皆さん、ちょっとお疲れ?なご様子。声に張りがないというか、舞台の空気が澱んでいたように思いましたけど

井上ヴォルフ、正直なところ、ちょいと残念。歌は上手だし、ヴォルフを演じようとしているのも良く分かるんですけど……何かゴテゴテと背負っている感じがしたんですよ。もう少し自然に振舞ってもいいのでは?と思うところが多々。「僕は音楽」、感情を乗せて歌っている点は ですけど中川ヴォルフのように、会場を圧倒するような迫力は足りないかな やっぱりプリンス的なキャラがひきずっているせいなのか、天才のアマデと等身大のヴォルフの狭間で追いつめられていくワイルドな役柄とは合っていないような……じい的には中川ヴォルフの方が心にストンと落ちてきましたわ。

市村レオポルト、7月に見たときよりも深い演技になっていたように感じました。「俺ほどお前を愛するものはいない」の時の父親の苦悩、心が痛くなるほど気持ちが伝わってきた……

木村コンスタンツェですけど……あのぉぉ、もう少し歌が何とかなりません?って感じで。聞いているのが痛々しいというか、ハラハラするというか……一生懸命なのは分かるんですけどね~~ただ、西田コンスのように、中の人のイメージが前面に出ていないのは良かった モーツァルトに対する気持ちの流れも伝わってきたし。

香寿男爵夫人、素敵な歌声でした。久世男爵夫人よりも華やかでたおやかな雰囲気でした。ただ、存在感があまりなかったような……久世さんの強いイメージの男爵夫人とは違う役のとらえ方だと思うので、こういうのもありかなぁ~とは思いますけど……う~~ん やっぱりもう少し前面に出てほしかったかも。

山口コロレド、ごめんなさい。日に日にじいの中で笑ってしまうキャラになりつつある山口さん。マントをひるがえす姿、7月の時よりも迫力がなかったような気がしましたけど、お疲れ気味なのでしょうか?カテコの時の小さいお手振りもなかったし。でも、歌はさすがでした。ホ~~ント、声を自由自在に操ってて憎らしいほど上手い 第1幕の目玉(?) はばかりシーンですけど、髪の毛の乱れっぷりがさらに凄まじいものに……

さ~~て、次の帝劇はいよいよエリザです 今日も幕間に某悩み事の解決策を探るべくあることをしてたんですけど……やっぱり苦悩はさらに増進
コメント
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