起きている時と眠る時。外側への意識と内側への意識。
その両極での往復運動の中で、その中間、あわい、境界の状態は、重要な干渉地点でもある。
そうした自由の場所は子どもの頃から少しずつ育まれている。
起きている時から眠る時へ、眠る時から起きる時へと、必ず二回は通過する何気ない場所。
その自由な地こそが、生命が日々更新されるための重要な場所である。
そこは、外側の世界と内側の世界を分断する領域でもあ . . . 本文を読む
ジャンルを越境して活躍中のお笑い芸人アップダウンのお二人。
今回は食育ヒーロー「ぬかづけマン」の活動のご紹介。
第3話『おせち料理』のアニメです。
稲葉も監修として微力ながらお手伝い(見守っているだけ?!)しておりますので、ぜひご覧ください!!
勉強になります。ちゃんと笑いもあります。
●第3話『おせち料理』
参考までに。
他の作品もクオリティー高いです。
●からだ会議~からだの声、 . . . 本文を読む
以前もご紹介しましたが、同世代の渡辺真也さんがつくった素晴らしいロードムービーでもある映画『Soul Odyssey - ユーラシアを探して』。
ユーラシアという一つの大陸を通して、西洋と東洋とを、言語、神話、芸術・・・様々な角度からルーツをたどる映画です。
ユーラシアは、「Euro+Asia」で、言葉の中にも、EuropeとAsiaがひとつであることを示されています。
ただ、表面的にはそのつな . . . 本文を読む
2016年12月20日。
年末恒例のEGO-WRAPPIN'による東京キネマ倶楽部でのLive。
東京では、この日が2016年最後のLiveだった。
熱狂の渦につぐ熱狂。
ヒートアップとクールダウンのリズムと渦。
渦、渦、渦、渦!!
巨大なエネルギーの渦をつくりながら観客と一体化して巻き込んで行く圧巻のステージは、他に類をみない。
演出も選曲もサウンドもリズムもすべてがセンスの塊。
EG . . . 本文を読む
12/20のEGO-WRAPPIN'「Midnight Dejavu」 @ 東京キネマ倶楽部でのLIVEの余韻がいまだ冷めやらない。
その感想は少しクールダウンしてから。
思わずShareしたくてたまらない情報をいくつか。
■■■その壱
NHK Eテレの趣味どきっ!。
毎週水曜午後9時30分の放送です。
NHKはいつもいい番組作っています。
今は「幸せになる 暮らしの道具の使い方。」という . . . 本文を読む
辻信一さんの「弱虫でいいんだよ」(2015年、ちくまプリマー新書)を読みました。
「弱さ」の「強さ」を縦糸として書かれた素晴らしい本です。
未来の社会の提案としても、色々と示唆に富む素晴らしい本でした。
ちくまプリマー新書は子供向けの本なので、子供相手に語られるように書かれている本が多く、とても読みやすい本が多いのです。
岩波文庫は読むのにちょっとした技術と経験が必要ですが、岩波少年文庫が読み . . . 本文を読む
自閉症をふくめ、何を考えているのかわからない・・・、と思われていた人が、実はとてつもなく深く豊かな内面世界を持っている、という事実。
外側へ意識が向かいやすい現代社会の中で、病気や障害のせいで内面へと意識を向けざるをえなかった人たちがいる。
ただ、その豊かな世界をぴったり表現する手段がないため、外側の表面から見ているだけでは人の奥深くに潜む豊かな内的世界は分かりにくい。
そういう意味で、東田直 . . . 本文を読む
2015年度のNHKスペシャル「新・映像の世紀」、第2集 『グレートファミリー 企業帝国の出現』より。
去年NHKで放映されていた。また年末も再放送されるだろう。
ヘレンケラー(後ろにはサリバン女史もいる)が、自動車王フォードと、顎の骨を介して会話している映像。会話がそのまま祈りのような、極めて神聖なシーンだった。
ヘレン・ケラーの『光の中へ』という本は、自らの内側の精神世界を綴っ . . . 本文を読む
音楽の世界でずっと前衛を走り続けているEGO-WRAPPIN'のお二人。
自分は大学生のころから15年来のファンです。
今年、お二人は20周年を迎えました。
2016年11月27日の日曜日は、EGO-WRAPPIN'の20周年を記念する武道館LIVE。
2016年の初めから楽しみにしていました。指折り数えてこの日を待っていました。もう1年も経ってしまったのかと思うほどで。
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待ちに . . . 本文を読む
群馬の前橋にある美術館、アーツ前橋へ行きました。
「フードスケープ 私たちは食べものでできている」の展示を見に行くためです。
→〇「フードスケープ 私たちは食べものでできている」アーツ前橋(2016-11-10)
地域を、文化や芸術の力でつなぐ。
地道な活動をしている素晴らしい美術館だった。
こうした地道で本質的で継続的な活動をしている美術館はみんなで応援したいし、もっと注目を受けてしかるべき . . . 本文を読む
自分という存在のルーツ。
それは赤ちゃんのころ。こどものころ。
自分を構成した周囲や環境。
ひとであれば親や家族。友人。
土地であれば熊本。九州。日本。地球。
自分は、ひと、人間。霊長類。ほ乳類。せきつい動物。多細胞生物。いのち。
自然やコスモスの流れ。
それぞれにルーツがあり、ルーツを手繰り寄せながら、源流へ源流へ、たどっていく。
ひとは、いきなり何も知らずこの世に生まれてきた。唐突にこ . . . 本文を読む
一条真也さんと島田裕巳さんの対談本「葬式に迷う日本人」 三五館 (2016/10/22)を読みました。
色々と知らないこともあり、とても勉強になりました。
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<内容紹介>
――葬式は要るのか? 要らないのか?――
『葬式は、要らない』『0葬』などで知られる「不要論」の代表格、宗教学者の島田裕巳と、『葬式は必要! 』『永遠葬』の著者であり、みずからも冠婚葬祭業を営む、「絶 . . . 本文を読む
ダリ展(国立新美術館)、やっぱりすごかった。感動。
小学生のころ、Daliに出会い、熱病にうなされたように好きになった。親にねだり画集を何冊も購入した。小学生なりにDali研究を続けた。
特に、彼が日本への原爆を機に画風と絵の質が変化したことにも興味を持った。Daliは本気で科学と芸術と宗教を統合しようとしていた。
高校を卒業したら最初にしようと決めていたことが、宝塚の手塚治虫記念館に行くこ . . . 本文を読む
高知のことをUpして思い出しましたが、その前に香川の仏生山温泉へと1年ぶりに訪れていた様子を書いていませんでした。
四国は九州と同じく大きな島だからか、本州とは違う精神性が流れていて楽しい。
ちなみに、仏生山温泉の泉質は、自分の中で最高だと思う。それほど水の性質が素晴らしい。
<参考>
〇香川 仏生山温泉(2015-11-09)
(→去年の記録です)
ブッダが目指したニルバーナ(涅槃)は、 . . . 本文を読む
東京から高知行きの飛行機。
晴れていたので、あらためて地球が水と光の惑星であることを体感する1時間の旅だった。
土地がかわるたびに空間の質感が変わるが、やはりその土地にある光と水の要素は大きいと思う。
地球上の水は海となり風で振動し、その振動は光によって顕在化される。
地球はなんと美しい惑星なんだろう。
この美しい星で繰り広げられる様々な人間 . . . 本文を読む