日常

大変だ、困っているというとき

2015-09-06 00:25:50 | 考え
大変だ、困っているというとき、ほんとうの意味では困っていないことが多い。
なぜなら、人というのは、本当に困ったら、なんとかするからだ。

だから、まだ何もしようとしていないということは、まだほんとうの意味では困っていないと考えた方がいい。
その状態で、得られるものと失われるものとが均衡していて、綱引きをしている状態であって、そういう動的平衡の中で安定しているからだ。

困っていると言いながら何もしない時は、もっと困った方がいい。
困って困って困りつくしたほうがいい。
そして内なるほんとうの自分自身と出会えばいい。陰極まれば陽に転ずるからだ。
周囲は、果てしなく信頼して見守る。適切な距離とともに。

人間、ほんとうに困ったらなんとかする。そして、なんとかできる。そういう例を何度も見てきた。
だから、大丈夫。
生命は、そもそも天真爛漫にして、たくましい。