知人から紹介され、ヴァンダナ・シヴァさんの活動を紹介している、「ヴァンダナ・シヴァのいのちの種を抱きしめてwith辻信一 (ナマケモノDVDブック)」というDVDを見ました。
●動画 【予告篇】ヴァンダナ・シヴァの いのちの種を抱きしめて
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・ヴァンダナ・シヴァ (Vandana Shiva) www.navdanya.org/
環境活動家、科学哲学博士。有機農業や種子の保存を提唱し、森林や水、遺伝子組み換え技術などに関する環境問題、社会問題の研究と実践活動に携わる。
有機農法の研究と実践、普及のための拠点として、NPO「ナヴダーニャ(9つの種)」を設立。
これまでに300を超える専門的論文を発表し、多数の本を著者・共著者として出版。
それぞれ多くの言語に翻訳されている。「ライト・ライブリーフッド賞」など受賞多数。
*************
●ヴァンダナ シヴァ『食とたねの未来をつむぐ―わたしたちのマニフェスト』大月書店 (2010/07)
●ヴァンダナ シヴァ『アース・デモクラシー』明石書店 (2007/7/19)
多数の本も書かれている方です。
カナダのオンタリオ大学で物理学と科学哲学で博士を取られているので、アカデミックな側面もありますが、
農業の「種」を守る活動や学校もされている実践家でもあります。
インドでガンジーの思いを現代に受け継がれて活動されている方のようです。
ガンジー思想の3つの原理
・スワデシ(自給と地産地消)
・スワラージ(自由と自治)
・サティヤグラハ(不正にNOという責任)
を受け継ぎ、
ヴァンダナ・シヴァさんは
1:ビージ・スワラージ(種の自由)
2:アンナ・スワラージ(食の自由)
3:ブー・スワラージ(大地の自由)
4:ジャル・スワラージ(水の自由)
ということを言っておられました。
=====================
ヴァンダナ シヴァ『アース・デモクラシー』明石書店 (2007/7/19)
「スワデシ、スワラージ、サティヤグラハと言ったガンディーの考え方は、わたしたちがいのち中心の経済といのち中心の民主主義を築いていく上で大いに参考になる。
ガンディーの遺産の中に私たちは希望や自由を見出す。
その哲学は、私たちの行動に生命を与えてくれる。
種子が未来永劫にわたって自らを発芽させ、進化させ、再生させる力を備えているのとまったく同じように、
ガンディーの遺産は。私たちが生きている時代と状況にふさわしい、自由のための行動と戦略を、やはり発芽させ、進化させ、再生させてくれる力を備えている。」
=====================
ガンディの地域主義(Localization)と、Globalizationを統合させるために、地球を一つの共同体として見る視点。
この視点自体は、バックミンスター・フラーの<宇宙船地球号>のように、地球を客観的に見るため、宇宙という別のレイヤーから地球という一つの惑星を見る、という視点と通じる。
このことを忘れると、たいていは地球という限定された場所での土地の取り合いや、資源の取り合いに終始する。
そうしたLocalizationと、Globalizationとを統合していくことが、人類としての普遍性や共感と連帯の文化、大地の市民として共有するアイデンティティになると、おっしゃられる。
このこと自体は、think globally, act locallyのような視点で真新しいものではないが、なかなかその実践が難しいという現状があった。
ヴァンダナ シヴァさんは、<種>というものに注目する。
ナヴダーニャ農場では、630品種の米、200品種の麦、60品種の雑穀、豆、野菜、香辛料などを保存している。
そして、在来種子での栽培・1500種以上の種をシードバンクに保存して農民の生活を支えているらしい。
それだけの品種があることにも驚きました。
自然は、多様性と共存する知恵を当たり前に持っているのでしょうね。
面白かったのは、牛糞を壁に塗っている映像です。
牛糞は防腐性、断熱性もいい。虫除けにもなる。確かに究極のエコですね。
以前は、人間の排泄物も肥溜めとして発酵させて変容させ、肥料として使っていました。
そういう意味では、この自然というのはほんとうに無駄なものはなく、色々な生き物とともに常に変容して変化しているようですね。
古代ギリシアのアリストテレス(アレキサンダー大王の家庭教師でもある)は、経済活動を2種類に分けました。
■オイコノミア(oikonomia:家政管理法→家計を管理する家政術)
■クレマティスティケ(chrematistiké:利殖術→ 必要以上に金儲けだけを目的とした利殖術)
オイコノミア(oikonomia;家政管理法)の、ôikos(オイコス)(home,家)+nomos(ノモス,)(law, custom,法)から,Economyという言葉ができました。
日本では、Economyを経済と翻訳しました。
これは、福沢諭吉が<経世済民>という、<経世(=世を経営)>し、<済民(=民を救済する)>という言葉を、Economyの翻訳語として<経済>と訳したことに由来します。
オイコノミア(oikonomia;家政管理法)とすこし意味はずれてますが、Economyや経済という言葉の中には、家政学を入り口として、共同体の利益を考えて、世を経営し民を救済する、という思いが込められているとも言えます。
今後の経済(Economy)は、プラスの側面としてのオイコノミア(oikonomia)と、マイナスの側面としてのクレマティスティケ(chrematistiké)をちゃんと見分けながら、家という現実的な基盤に根付いた上で共同体の公益性を考える、元々のオイコノミア(oikonomia)を軸とするものへとシフトしていきたいものですよね。
語源とは、古代の人の祈りのようなもの。
いろいろなものが分かれていなかったPureな時代のタイムカプセルとして。
そこにはアリストテレスも、福沢諭吉も、色んな人の思いが込められています。
それは、人類がいのちの曼荼羅とすべてつながっていることと同じで、系統樹のように枝分かれしていくと、よく分からなくなっていくけれど、ふと思い出して枝から幹に戻りさえすれば、その全体像は思い出せるような仕組みになっているのだと思います。
この辺りの考えと、ヴァンダナ シヴァさんの活動はLinkしているようです。
・・・・・・・・・
次に。
シヴァさんが言う<コモンズ(Commonから派生)>という言葉。
元々は、誰も所有しない土地、または共同体やCommunityが生活のために共同で使用してきた土地のことを指し、その土地を管理・運営する監修や制度や考え方のことを広く指していました。
近代以前のイギリスで、牧草地や農地を共同体で自治管理していたときの言葉です。
日本では、「入会(いりあい)」として、村落が山林原野やその他の土地に対する入会権を共同体のメンバーに認め合って管理していました。
土地を私有財産としてではなく共有財産として持つのは、近代に急速に失われましたが、実は日本国内でも唯一残っているところがあります。
それは沖縄の久高島。
久高島は、沖縄神話の<おもろそうし>でも聖地ですが、そこにはまだ古代の知恵が脈々と保存されています。
久高島だけは以前として土地を私有することができず、共有財産として扱っている、ということは、
鎌田先生も監修されている<久高島オデッセイ 第三部 風章>という素晴らしい映画で知ったのです。
(ちなみに、大重潤一郎映画監督は、この作品を完成させ、一般公開させた直後に、人生を完成させるかのようにあの世に旅立たれました。)
一条真也さんのブログにも、自分も参加した上映会の詳細なレポートがUpされています。
●「久高オデッセイ」 - 一条真也の新ハートフル・ブログ(2015-07-06)
・・・・・・・
シヴァさんのいうアースデモクラシー(地球の民主主義)という視点は、いかにグローバルの問題とローカルな問題とを接合させていくか、という試みです。
これは、マクロとしての宇宙論とミクロとしての量子論を、いかにして実践的な物理学として接合していくかという試みのようなものですし、人のからだを細胞や量子というミクロ世界と、人体というマクロ世界との接点として施行していくこととも似ています。
みんな、理論で大事なことは分かっていても、実践は難しい。
そんな野心的な試みをされている実践家としてのシヴァさんの行動には、色々示唆を受けるものがありました。
=====================
ヴァンダナ シヴァ『アース・デモクラシー』明石書店 (2007/7/19)
「アースデモクラシーは、特殊なものと普遍的なものを、多様なものと共通のものを、地域的(ローカル)なものと地球規模(グローバル)なものを結ぶ付けます。」
=====================
●アース・デモクラシーの原則(10項目)
1:あらゆる生物種・民族・文化はそれぞれ固有の価値を持っている。
2:大地の共同体は、あらゆる生命にとって民主的である。
3:自然および文化における多様性が保護されなければならない。
4:あらゆる生きものは、生命を持続させる権利を自然権として備えている。
5:アース・デモクラシーは、生命中心の経済における民主主義を基礎に置く。
6:生命中心の経済は、ローカルな経済を基盤として構築される。
7:アース・デモクラシーは、生命中心の民主主義である。
8:アース・デモクラシーは、生命中心の文化に基盤を置く。
9:生命中心の文化は、生命を育む。
10:アース・デモクラシーは、平和と配慮と共感をグローバル化する。
=====================
ヴァンダナ・シヴァさんのことを調べていたら、<とくしま有機農業サポートセンター>の方が書かれている
●ヴァンダナ・シバさん講演会(2014年12月14日(日) 神戸国際会議場)
の報告がよくまとまっていると思いました。
こういう農業に関わる新しい試みはとても大切ですよね。
人間が「自然」というものとどう関わっていくかは、非常に重要な課題です。
日本で言えば、木村秋則さんの「自然栽培」の活動も同じです。
<今まで呼んだ木村秋則さんの本の感想>
●小原田泰久「木村さんのリンゴ」(2013-10-01)
●木村秋則「すべては宇宙の采配」(2013-09-26)
●木村秋則、荒了寛「リンゴの心」
●木村秋則「地球に生まれたあなたが今すぐしなくてはならないこと」(2014-04-18)
<木村さんのご友人など>
○山崎隆「奇跡のりんごスープ物語」(2013-09-20)
○高野誠鮮「ローマ法王に米を食べさせた男」(2013-10-03)
ちなみに。
●「ホームレス農園: 命をつなぐ「農」を作る! 若き女性起業家の挑戦」(2014/10/24)
を書かれている小島希世子さんは、熊本高校の同級生。最近時々テレビで見る!
こういう若手からの農や食の試みも素晴らしいですよね。シヴァさんと相通じるものを感じます。
小島希世子さんの「えと菜園(なえん)」でも(旧姓が衛藤さんだから)、熊本のお米とか買って、微力ながら応援しています~!
●動画 【予告篇】ヴァンダナ・シヴァの いのちの種を抱きしめて
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・ヴァンダナ・シヴァ (Vandana Shiva) www.navdanya.org/
環境活動家、科学哲学博士。有機農業や種子の保存を提唱し、森林や水、遺伝子組み換え技術などに関する環境問題、社会問題の研究と実践活動に携わる。
有機農法の研究と実践、普及のための拠点として、NPO「ナヴダーニャ(9つの種)」を設立。
これまでに300を超える専門的論文を発表し、多数の本を著者・共著者として出版。
それぞれ多くの言語に翻訳されている。「ライト・ライブリーフッド賞」など受賞多数。
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●ヴァンダナ シヴァ『食とたねの未来をつむぐ―わたしたちのマニフェスト』大月書店 (2010/07)
●ヴァンダナ シヴァ『アース・デモクラシー』明石書店 (2007/7/19)
多数の本も書かれている方です。
カナダのオンタリオ大学で物理学と科学哲学で博士を取られているので、アカデミックな側面もありますが、
農業の「種」を守る活動や学校もされている実践家でもあります。
インドでガンジーの思いを現代に受け継がれて活動されている方のようです。
ガンジー思想の3つの原理
・スワデシ(自給と地産地消)
・スワラージ(自由と自治)
・サティヤグラハ(不正にNOという責任)
を受け継ぎ、
ヴァンダナ・シヴァさんは
1:ビージ・スワラージ(種の自由)
2:アンナ・スワラージ(食の自由)
3:ブー・スワラージ(大地の自由)
4:ジャル・スワラージ(水の自由)
ということを言っておられました。
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ヴァンダナ シヴァ『アース・デモクラシー』明石書店 (2007/7/19)
「スワデシ、スワラージ、サティヤグラハと言ったガンディーの考え方は、わたしたちがいのち中心の経済といのち中心の民主主義を築いていく上で大いに参考になる。
ガンディーの遺産の中に私たちは希望や自由を見出す。
その哲学は、私たちの行動に生命を与えてくれる。
種子が未来永劫にわたって自らを発芽させ、進化させ、再生させる力を備えているのとまったく同じように、
ガンディーの遺産は。私たちが生きている時代と状況にふさわしい、自由のための行動と戦略を、やはり発芽させ、進化させ、再生させてくれる力を備えている。」
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ガンディの地域主義(Localization)と、Globalizationを統合させるために、地球を一つの共同体として見る視点。
この視点自体は、バックミンスター・フラーの<宇宙船地球号>のように、地球を客観的に見るため、宇宙という別のレイヤーから地球という一つの惑星を見る、という視点と通じる。
このことを忘れると、たいていは地球という限定された場所での土地の取り合いや、資源の取り合いに終始する。
そうしたLocalizationと、Globalizationとを統合していくことが、人類としての普遍性や共感と連帯の文化、大地の市民として共有するアイデンティティになると、おっしゃられる。
このこと自体は、think globally, act locallyのような視点で真新しいものではないが、なかなかその実践が難しいという現状があった。
ヴァンダナ シヴァさんは、<種>というものに注目する。
ナヴダーニャ農場では、630品種の米、200品種の麦、60品種の雑穀、豆、野菜、香辛料などを保存している。
そして、在来種子での栽培・1500種以上の種をシードバンクに保存して農民の生活を支えているらしい。
それだけの品種があることにも驚きました。
自然は、多様性と共存する知恵を当たり前に持っているのでしょうね。
面白かったのは、牛糞を壁に塗っている映像です。
牛糞は防腐性、断熱性もいい。虫除けにもなる。確かに究極のエコですね。
以前は、人間の排泄物も肥溜めとして発酵させて変容させ、肥料として使っていました。
そういう意味では、この自然というのはほんとうに無駄なものはなく、色々な生き物とともに常に変容して変化しているようですね。
古代ギリシアのアリストテレス(アレキサンダー大王の家庭教師でもある)は、経済活動を2種類に分けました。
■オイコノミア(oikonomia:家政管理法→家計を管理する家政術)
■クレマティスティケ(chrematistiké:利殖術→ 必要以上に金儲けだけを目的とした利殖術)
オイコノミア(oikonomia;家政管理法)の、ôikos(オイコス)(home,家)+nomos(ノモス,)(law, custom,法)から,Economyという言葉ができました。
日本では、Economyを経済と翻訳しました。
これは、福沢諭吉が<経世済民>という、<経世(=世を経営)>し、<済民(=民を救済する)>という言葉を、Economyの翻訳語として<経済>と訳したことに由来します。
オイコノミア(oikonomia;家政管理法)とすこし意味はずれてますが、Economyや経済という言葉の中には、家政学を入り口として、共同体の利益を考えて、世を経営し民を救済する、という思いが込められているとも言えます。
今後の経済(Economy)は、プラスの側面としてのオイコノミア(oikonomia)と、マイナスの側面としてのクレマティスティケ(chrematistiké)をちゃんと見分けながら、家という現実的な基盤に根付いた上で共同体の公益性を考える、元々のオイコノミア(oikonomia)を軸とするものへとシフトしていきたいものですよね。
語源とは、古代の人の祈りのようなもの。
いろいろなものが分かれていなかったPureな時代のタイムカプセルとして。
そこにはアリストテレスも、福沢諭吉も、色んな人の思いが込められています。
それは、人類がいのちの曼荼羅とすべてつながっていることと同じで、系統樹のように枝分かれしていくと、よく分からなくなっていくけれど、ふと思い出して枝から幹に戻りさえすれば、その全体像は思い出せるような仕組みになっているのだと思います。
この辺りの考えと、ヴァンダナ シヴァさんの活動はLinkしているようです。
・・・・・・・・・
次に。
シヴァさんが言う<コモンズ(Commonから派生)>という言葉。
元々は、誰も所有しない土地、または共同体やCommunityが生活のために共同で使用してきた土地のことを指し、その土地を管理・運営する監修や制度や考え方のことを広く指していました。
近代以前のイギリスで、牧草地や農地を共同体で自治管理していたときの言葉です。
日本では、「入会(いりあい)」として、村落が山林原野やその他の土地に対する入会権を共同体のメンバーに認め合って管理していました。
土地を私有財産としてではなく共有財産として持つのは、近代に急速に失われましたが、実は日本国内でも唯一残っているところがあります。
それは沖縄の久高島。
久高島は、沖縄神話の<おもろそうし>でも聖地ですが、そこにはまだ古代の知恵が脈々と保存されています。
久高島だけは以前として土地を私有することができず、共有財産として扱っている、ということは、
鎌田先生も監修されている<久高島オデッセイ 第三部 風章>という素晴らしい映画で知ったのです。
(ちなみに、大重潤一郎映画監督は、この作品を完成させ、一般公開させた直後に、人生を完成させるかのようにあの世に旅立たれました。)
一条真也さんのブログにも、自分も参加した上映会の詳細なレポートがUpされています。
●「久高オデッセイ」 - 一条真也の新ハートフル・ブログ(2015-07-06)
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シヴァさんのいうアースデモクラシー(地球の民主主義)という視点は、いかにグローバルの問題とローカルな問題とを接合させていくか、という試みです。
これは、マクロとしての宇宙論とミクロとしての量子論を、いかにして実践的な物理学として接合していくかという試みのようなものですし、人のからだを細胞や量子というミクロ世界と、人体というマクロ世界との接点として施行していくこととも似ています。
みんな、理論で大事なことは分かっていても、実践は難しい。
そんな野心的な試みをされている実践家としてのシヴァさんの行動には、色々示唆を受けるものがありました。
=====================
ヴァンダナ シヴァ『アース・デモクラシー』明石書店 (2007/7/19)
「アースデモクラシーは、特殊なものと普遍的なものを、多様なものと共通のものを、地域的(ローカル)なものと地球規模(グローバル)なものを結ぶ付けます。」
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●アース・デモクラシーの原則(10項目)
1:あらゆる生物種・民族・文化はそれぞれ固有の価値を持っている。
2:大地の共同体は、あらゆる生命にとって民主的である。
3:自然および文化における多様性が保護されなければならない。
4:あらゆる生きものは、生命を持続させる権利を自然権として備えている。
5:アース・デモクラシーは、生命中心の経済における民主主義を基礎に置く。
6:生命中心の経済は、ローカルな経済を基盤として構築される。
7:アース・デモクラシーは、生命中心の民主主義である。
8:アース・デモクラシーは、生命中心の文化に基盤を置く。
9:生命中心の文化は、生命を育む。
10:アース・デモクラシーは、平和と配慮と共感をグローバル化する。
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ヴァンダナ・シヴァさんのことを調べていたら、<とくしま有機農業サポートセンター>の方が書かれている
●ヴァンダナ・シバさん講演会(2014年12月14日(日) 神戸国際会議場)
の報告がよくまとまっていると思いました。
こういう農業に関わる新しい試みはとても大切ですよね。
人間が「自然」というものとどう関わっていくかは、非常に重要な課題です。
日本で言えば、木村秋則さんの「自然栽培」の活動も同じです。
<今まで呼んだ木村秋則さんの本の感想>
●小原田泰久「木村さんのリンゴ」(2013-10-01)
●木村秋則「すべては宇宙の采配」(2013-09-26)
●木村秋則、荒了寛「リンゴの心」
●木村秋則「地球に生まれたあなたが今すぐしなくてはならないこと」(2014-04-18)
<木村さんのご友人など>
○山崎隆「奇跡のりんごスープ物語」(2013-09-20)
○高野誠鮮「ローマ法王に米を食べさせた男」(2013-10-03)
ちなみに。
●「ホームレス農園: 命をつなぐ「農」を作る! 若き女性起業家の挑戦」(2014/10/24)
を書かれている小島希世子さんは、熊本高校の同級生。最近時々テレビで見る!
こういう若手からの農や食の試みも素晴らしいですよね。シヴァさんと相通じるものを感じます。
小島希世子さんの「えと菜園(なえん)」でも(旧姓が衛藤さんだから)、熊本のお米とか買って、微力ながら応援しています~!