
ミスチルのライブに行ってから(⇒「Mr.Children Tour 2011 SENSE」)、復習として『SENSE』のアルバムを何度も聞いている。(勉強の基本は予習と復習だ。)
(それはともかく、早くLIVE-DVD出ないかなぁ(=心の声))
それと同時に、salyu×salyu『s(o)un(d)beams』というアルバムも狂ったように何度も繰り返し聞いている。
このアルバムは衝撃的だった。音(Sound)と声(Voice)の可能性を極限まで追求しようとしているアルバム。
未来を歩いているような聴覚体験をした。
現代音楽のような難解さはない。耳障りが単純にすごくいい。
なんと、このアルバムはSalyuのボーカルがメインで、その上にあのCORNELIUSの小山田圭吾!がプロデュースしているのです。
CORNELIUSは中高生までは狂ったように聴いていました。その後めっきりご無沙汰でした。

『THE FIRST QUESTION AWARD』

『69/96』

『Fantasma』
(この辺をよく聞いていた。懐かしい!と思う人もきっといるでしょう)
浮き沈み激しい音楽界の中で、相変わらずこの小山田圭吾という人はオリジナルな存在感を発している。すごい人だ。
映像作品集「SENSURROUND + B-Sides」が第51回グラミー賞でもノミネートされていたし。
そして、このSalyuの『s(o)un(d)beams』というアルバムは、小山田圭吾のオリジナルでとびぬけたセンスと、Salyuの超絶的な唄声とリズムが渾然一体となっていて、なんとも不思議なアルバム。
音の実験室のような、錬金術のような、不思議な音の世界に連れて行ってくれる。
YouTubeでも一部見れるのでご参考に。(いづれ見れなくなるかも)
■salyu×salyu『ただのともだち』
⇒popでありながら民族音楽のようで、このバランス感覚が小山田さんのセンス。すごい。
■salyu × salyu『続きを』
⇒左端にうっすら小山田さんが!
■salyu×salyu 『SailingDays』
⇒映像も音も万華鏡のような世界観。
作詞にも、元ゆらゆら帝国の坂本慎太郎、いとうせいこう、七尾旅人・・とか、不思議な言語世界を持つ人たちがコラボレーションしているし。
いやはや、このアルバムには本当に度肝を抜かれるとともに感動。愛聴。名盤。
今までのSalyuの流れとは全然違う。
Lily Chou-Chou(リリイ シュシュ)時代:「呼吸」(2001年)
Salyu以降:
1st「landmark」(2005年)
2nd「TERMINAL」(2007年)
ベストアルバム「Merkmal」(2008年)
3rd「MAIDEN VOYAGE」(2010年)
そして今回
salyu×salyu「s(o)un(d)beams」(2011年4月)
今まではバラードや高音の音域で聴かせるのが多かった。
新しいものを生み出そうとしているのが伝わってくる。
音楽の方向性とか、新しい時代を作ろうとしているところは、ビョーク『Volta』(2007)とかと共鳴するものを感じます。

Salyuには日本の音楽シーンの新しい地平線を切り開いてほしい。王道を歩きながら常に前衛を取り入れてほしい。
普遍性を求めながら個別性を求めるのは、Mr.Childrenにも同じスピリットを感じます。
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岡本太郎「日本の伝統」より(2010-01-10のブログ)
『過去といっても、過ぎ去り、すべて終わってしまったものではない。
自分の責任において創造的に見返すべきモーメントなのです。
自分の全存在で挑み、新しくひらくものです。
過去は自分が創るのです。
そのようにして瞬間瞬間に創られて行く過去だけが、生きて、伝統になるのだと私は思っています。』
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(それはともかく、早くLIVE-DVD出ないかなぁ(=心の声))
それと同時に、salyu×salyu『s(o)un(d)beams』というアルバムも狂ったように何度も繰り返し聞いている。
このアルバムは衝撃的だった。音(Sound)と声(Voice)の可能性を極限まで追求しようとしているアルバム。
未来を歩いているような聴覚体験をした。
現代音楽のような難解さはない。耳障りが単純にすごくいい。
なんと、このアルバムはSalyuのボーカルがメインで、その上にあのCORNELIUSの小山田圭吾!がプロデュースしているのです。
CORNELIUSは中高生までは狂ったように聴いていました。その後めっきりご無沙汰でした。

『THE FIRST QUESTION AWARD』

『69/96』

『Fantasma』
(この辺をよく聞いていた。懐かしい!と思う人もきっといるでしょう)
浮き沈み激しい音楽界の中で、相変わらずこの小山田圭吾という人はオリジナルな存在感を発している。すごい人だ。
映像作品集「SENSURROUND + B-Sides」が第51回グラミー賞でもノミネートされていたし。
そして、このSalyuの『s(o)un(d)beams』というアルバムは、小山田圭吾のオリジナルでとびぬけたセンスと、Salyuの超絶的な唄声とリズムが渾然一体となっていて、なんとも不思議なアルバム。
音の実験室のような、錬金術のような、不思議な音の世界に連れて行ってくれる。
YouTubeでも一部見れるのでご参考に。(いづれ見れなくなるかも)
■salyu×salyu『ただのともだち』
⇒popでありながら民族音楽のようで、このバランス感覚が小山田さんのセンス。すごい。
■salyu × salyu『続きを』
⇒左端にうっすら小山田さんが!
■salyu×salyu 『SailingDays』
⇒映像も音も万華鏡のような世界観。
作詞にも、元ゆらゆら帝国の坂本慎太郎、いとうせいこう、七尾旅人・・とか、不思議な言語世界を持つ人たちがコラボレーションしているし。
いやはや、このアルバムには本当に度肝を抜かれるとともに感動。愛聴。名盤。
今までのSalyuの流れとは全然違う。
Lily Chou-Chou(リリイ シュシュ)時代:「呼吸」(2001年)
Salyu以降:
1st「landmark」(2005年)
2nd「TERMINAL」(2007年)
ベストアルバム「Merkmal」(2008年)
3rd「MAIDEN VOYAGE」(2010年)
そして今回
salyu×salyu「s(o)un(d)beams」(2011年4月)
今まではバラードや高音の音域で聴かせるのが多かった。
新しいものを生み出そうとしているのが伝わってくる。
音楽の方向性とか、新しい時代を作ろうとしているところは、ビョーク『Volta』(2007)とかと共鳴するものを感じます。

Salyuには日本の音楽シーンの新しい地平線を切り開いてほしい。王道を歩きながら常に前衛を取り入れてほしい。
普遍性を求めながら個別性を求めるのは、Mr.Childrenにも同じスピリットを感じます。
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岡本太郎「日本の伝統」より(2010-01-10のブログ)
『過去といっても、過ぎ去り、すべて終わってしまったものではない。
自分の責任において創造的に見返すべきモーメントなのです。
自分の全存在で挑み、新しくひらくものです。
過去は自分が創るのです。
そのようにして瞬間瞬間に創られて行く過去だけが、生きて、伝統になるのだと私は思っています。』
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