日常

漫画文化:ビッグコミックスピリッツ、クロサギ、イキガミ

2008-09-21 11:57:05 | 
■ビッグコミックスピリッツ
ビッグコミックスピリッツを昔から読んでますが、最近は小学館のヤングサンデーが休刊になり、かなりがスピリッツに移籍してきてます。
その中で特に注目しているのはクロサギとイキガミの二つ!
二つともめちゃくちゃおもしろい!!

今まで全然読んでなかったので、今度漫画喫茶行ってヤングサンデー時代のを読破してこようと思いました。


■ビッグコミックシリーズ
ビッグコミック系って何種類もあってややこしいんですよね。簡単にまとめから。
小学館のビッグコミックシリーズって基本的に4種類くらいあって、①ビッグコミック(1968~)、②ビッグコミックオリジナル(1972~)、③ビッグコミックスピリッツ (1980~)、④ビッグコミックスペリオール(1987~)っちゅうのが代表。

それぞれ特色があります。わしは基本的にビッグコミックスピリッツが好きで、中学時代に吉田戦車の伝染るんですあたりから入り、それ以降不定期にではありますがずーっと追いかけてる雑誌です。

■ビッグコミック
ビッグコミックは1968年からなので、手塚治虫、石ノ森章太郎、白土三平、さいとう・たかを、藤子不二雄A 、藤子・F・不二雄、ちばてつやら・・・が最初から参加してます。今も連載しているのではゴルゴ13。ビッグコミックと言えばゴルゴと言ってもいいくらい、完全にイメージが定着してます。でも、過去の連載を見ると、手塚治虫を神とあがめている自分からすれば、地球を呑む、きりひと讃歌、奇子、ばるぼら、MW、グリンゴ・・・って手塚の名作がズラリと連載されていてすごい。

■ビッグコミックスピリッツ
それはともかく、ビッグコミックスピリッツの件ですが、最近は小学館のヤングサンデーが休刊になり、かなりがスピリッツに移籍してきてます。
特に注目しているのはクロサギとイキガミの二つ!

■クロサギ
詐欺師には、人を騙して金銭を巻き上げる白鷺(シロサギ)と異性を騙す赤鷺(アカサギ)があって、シロサギとアカサギの詐欺師だけを狙う詐欺師を黒鷺(クロサギ)といいます。そういう詐欺師の詐欺師っていうのがストーリー。すでにそのテーマだけで面白い。漫画はさらに面白い!

実は、2006年にTBSでテレビドラマ化(主演 山下智久)されてたんですね。知らんかったー。映画クロサギも2008年3月から公開されとるらしいし。知らんかったなぁ。ま、でも漫画の方が面白いのは間違いないとおもうけど。 
ちなみに、バンビ~ノ!と共に小学館漫画賞とってます。


■イキガミ
こちらのストーリーは、国民に生命の価値を再認識させるために「国家繁栄維持法」というものができて、1000分の1の確率で偶然選ばれた人は、逝紙(いきがみ)という死亡予告証がある日突然届き、紙を貰ってから24時間後には死んでしまう。という話です。そうやって死を突然もってくることで、命の価値を再認識させるという話。結構怖い話です。やはり戦争時代のときをイメージしてるんでしょうね。兵士として突然借り出されたときとか、近い境地にあるんでしょうし。そういう意味では日本もいつ戦争にと巻き込まれるかわからんし、遠い未来では近いことは起こりうるかもしれませんね。
この話、必ずしも救いがある話ばかりではなく、暗い絶望的な話も中には入っています。個人的には絶望しかない話は好きじゃないんだけど、思わず読んじゃう。
まあ、スピリッツ連載中の「闇金ウシジマくん」もサラ金業界の話ですが、絶望ばかりで何度も読むのやめようかと思った漫画です。好きだけど。 「フリーターくん」編で宇津井優一が、日雇い派遣、パチスロ、借金、「鬱ブログ」、ホームレス生活、不良少年集団に殺されかける、母親が株の信用取引に手を出して莫大な借金で一家離散・・・・・・もうめちゃくちゃのズタズタになって、ほんと救いがなくて絶望的だったけど、最後は介護士としてひっそり働き出して幸せを掴んで、家族と和解する。って辺りは救われましたね。
脱線。
そういう意味で、イキガミも絶望ばかりではなくて希望も書いてほしいものだと期待してます。ストーリーもすごく面白いし話のテンポも面白い。

ちなみに、この前の情熱大陸:松田翔太の回でも少し出てましたが、2008年9月から映画化されます。主演藤本賢吾が松田翔太です。これも楽しみですね。

ただ、最近、星新一さんの「生活維持省」という短編の盗作なんじゃないかと騒ぎになっていて、こういう著作権とかの難しさを改めて感じますね。全く読んでなくても、偶然テーマがかなり似ていたら盗作になるのか?その辺は相当難しい議論でしょう。いい具合にまとまってほしいと思います。


■ビッグコミックスピリッツに現在連載中の作品
ビッグコミックスピリッツに連載中も、好きな作品多し!
あげると、じみへん(中崎タツヤ)、団地ともお(小田扉)、バンビ~ノ!(せきやてつじ)、日本沈没(一色登希彦)、スポーツポン(吉田戦車)、ギャラクシー銀座(長尾謙一郎)、上京アフロ田中(のりつけ雅春)、のぼうの城(和田竜、花咲アキラ)、ブラックジャックによろしく(佐藤秀峰)、MOON -昴 ソリチュード スタンディング-(曽田正人)、闇金ウシジマくん(真鍋昌平)
とかね。

ほんと面白い作品多し。

過去の作品でも
20世紀少年・21世紀少年(浦沢直樹)、愛しのアイリーン(新井英樹)、ギャラリーフェイク(細野不二彦)、月下の棋士(能條純一)、 ピンポン・鉄コン筋クリート(松本大洋)東京大学物語(江川達也)、ビリーバーズ(山本直樹)、編集王(土田世紀)、Happy! ・YAWARA!(浦沢直樹)、あすなろ白書(柴門ふみ)、14歳・神の左手悪魔の右手・( 楳図かずお)、めぞん一刻(高橋留美子)・・・・

とか、もう名作として殿堂入りしている作品が多く連載されてましたしね。


■ビッグコミックオリジナル
ちなみに、ビッグコミックオリジナルは動物の表紙イラストでよく見ると思います。実はビッグコミック系列では売り上げトップらしい。確かに、あぶさん(水島新司)、浮浪雲(ジョージ秋山) 、三丁目の夕日(西岸良平)、釣りバカ日誌(北見けんいち)とか息の長い漫画多いですもんね。

■ビッグコミックスペリオール
これは、ビッグコミックオリジナルとビッグコミックスピリッツの中間をターゲットにしした青年漫画雑誌で、あずみ(小山ゆう)、 医龍(乃木坂太郎・永井明)、おくりびと(さそうあきら)とか有名ですかね。
ちなみに、医龍はうちの病院が全面的に医学知識協力してますよ。芸能人とあわせてもらったことはないけど。

■小学館
小学館って、コロコロコミックに始まり、少年サンデー、ビッグコミックシリーズ、IKKIとか、漫画への愛情は深いですよね。おそらく漫画のコミック収入で成立している会社なんだろうと思いますけど、漫画文化を支えたという意味ではかなり世界の漫画・芸術文化に貢献していると胸をはれる会社だとも思います。

■IKKI
そういえば、IKKIは定期購読してます。昔の増刊時代に安住の地(山本直樹)、セクシーボイスアンドロボ(黒田硫黄)を連載していて、当時はかなり面白かったです。近くの本屋に全然置いてなかったんで最近漫画への興味が復活してきて定期購読していますが、今は昔の勢いがそこまで感じられませんねー。海獣の子供(五十嵐大介)、 金魚屋古書店(芳崎せいむ) 、フリージア(松本次郎)、ぼくらの(鬼頭莫宏)、夜回り先生(漫画:土田世紀、原作:水谷修)とかは面白いですけど。




■講談社
講談社のモーニング、モーニング2、アフタヌーン、イブニングは時に立ち読みするくらいですが、この辺も漫画文化には多大な貢献してるんで、いづれ読み始めてみようかなぁ。

前回、井上雄彦のスラムダンク→バガボンドのこと書いたら、そういえばモーニングで連載されてるバガボンドって読んだことないなぁって思い出した。不定期連載なので単行本で読むようにしてるんですよね。おかげでどこまで読んだかよくわからんので、最初からもう一回読まないといかんけど。

■まとめ
ま、そういうことで、予想していた10倍くらいの量になってしまいましたが(当初は今まで読んでなかったクロサギとイキガミが面白い!ってことだけを書くはずだった)、まあ午前10時で当直明けで仕事から自由になった日曜日なので思わず長々書いちゃいました。

結論:ビッグコミックスピリッツ面白い!漫画文化最高!!
今まであまり漫画文化に関与しなかった人は是非こちらの世界に足を踏み入れてください。
過去に、漫画ソムリエと呼ばれていたいなば君が、あなたにあった漫画入門編をお奨めしますよ。あと、みなさんもいい漫画あったら、読んでないことも多いので教えてくださいね!!

11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (is)
2008-09-21 22:02:43
「漫画ソムリエ」の称号いいですね~。

スピリッツは僕も読んでました-。最近は雑誌ではさっぱり追わなくなってしまいました(…知的怠惰です)。小学6年間貯めたコロコロを一気に処分したときは、「オトナ」になった気がしました。
漫画はちょっと追わない間に、一気に新しいのが出てて、つくづく層あついですよね。

年配の人で、文法的に漫画入れないって人は確かにジャパニーズヘリテージの数%を損してる気がする…。社会学者の見田宗介は全く読まないらしいですね。鶴見俊輔は『寄生獣』を「これを読むために私は生まれてきた」とまで絶賛してたとか。

イキガミと星新一問題は、ヘタすると、つまらない争いになりますよね。こう言うのが一般化して、みんなはしご外されないようにクリエイティブが去勢されたら嫌だな~。

『めぞん一刻』って僕はたぶん、小学校のころのアニメ版入りで、中学の頃、原作読んで、それ以降、5年に一度くらい~とりわけ冬に~読み返したくなります。なんかいいんだな~。先日やっていた伊藤美咲版はいただけなかったが…。

日本の漫画文化で、作り手もさることながら読み手もハイレベルですよね。「BSマンガ夜話」とか。
…ちなみに、これの過去分ってどこかで見られるのかな~。最近のは結構録画してあるんだけど(…そして、最近はシコシコ、デジタルデータ化してるんだけど)、最初期の分、特に貴重な、スラムダンクやめぞん一刻の回など見たいんだけどな~。
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漫画への愛 (いなば)
2008-09-21 22:56:37
漫画好き発見!

>is
>>漫画ソムリエ
【過去】に漫画ソムリエと呼ばれましたが、今は駄目ですね。高校生当時は相当暇だったので、漫画の全雑誌!を立ち読みしてました。全て立ち読みっていうのも、若さ故ですね。今は30分が限界かも。
一番漫画読んでたときは現在進行形で全ての漫画を把握している感覚だったので、何でも御座れでお奨めしてましたよ。古い作品(手塚作品含め)も当事に相当読みました。
長谷川理恵の野菜ソムリエには負けたくないです。

>>雑誌ではさっぱり追わなくなってしまいました
同じです。わしも知的怠惰です。
なんか仕事とかで疲れちゃって(キャパシティーを超えてた?必要以上な仕事をしすぎた?)。
今は少し知的キャパが広がってきたんで雑誌も読みはじめてます。

>>漫画はちょっと追わない間に、一気に新しいのが
ほんとそうなんです。
しかも新感覚がどんどん出てくるんですよ。二番煎じじゃないのが!!

>>『寄生獣』
名作です。
右手に寄生するからミギー。このネーミングセンスを超えた漫画歴史に残る漫画ですね。映画化しても絶対漫画をこえれないと思います。

>>『めぞん一刻』
is氏と同じ感じだと、わしは「タッチ」が似た感覚ですね。時に無性に読みたくなる。あの純な感じを持続するためにも、いい肥やしです。


>>「BSマンガ夜話」
過去分って一部持ってる?もし持ってれば是非とも貸してほしいんだけど!途切れ途切れにしか見てないのよね。時に全然同意できなくて、俺も参加させろ!!って回もあるけど笑

スラムダンクの回とか確かに見たいなぁ。

今度うまい珈琲でも飲みながら漫画の話しましょう。あの漫画の世界には未来とかに必要な知恵やエッセンスがちりばめられてると思っています。


手塚治虫一人だけでも、漫画って完璧かなぁとか思ってたけど、手塚先生が撒いた種のおかげで、日本の漫画界は急速に進化してる。有難う!手塚先生!
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ジャパニーズ・ヘリテージ (is)
2008-09-21 23:19:00
「BSマンガ」、QuickTimeで、たぶん、50回分くらいはありますよー。日本文化の広き発展のためにはお力お貸しします!
オタク(!)なので、過去アーカイブ、いろいろあります。「生きるのに必要ない知識」マニア!
10年くらい前の飯野賢治のラジオでリリーフランキー出てた回とか(…この人、売れても売れなくても、ホント変わらないね)。
個人的には「土曜ソリトンSIDE・B」って高校の頃やっていた、緒川たまき(…この人こそ、変わらないですね。たぶん、当時23歳くらいだと思うんですけど。驚くべき完成度です。今と変わらん!)司会のサブカル番組とか。
あと、宮崎あおいのCMとか(最近はyoutubeのおかげでこういうミニ映像が見やすくなっていい時代になりました)。僕は宮崎の「クノール」と「緑水」は歴史的傑作だと思ってます。数えられないくらい見ましたが…見直すたびに、僕の愛してやまない〈日常〉から〈世界〉の芳醇さがキラキラ輝く様で目眩がします。
宮崎はつくづく表情役者なのだと思います。あまり冗長な台詞がない方が活きてくると思う。監督誰なんだろう?ホント、つくづく、クノールと緑水のためなら、僕は一財産かけてもいいくらい好きです!!!
(…だんだん、キモイ人になってきたので、このへんで)
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欲しい!! (いなば)
2008-09-22 00:49:01
「BSマンガ夜話」、リリーフランキー、緒川たまき、
宮崎あおい!全部みたい!

緒川たまきは僕も大好き。知的な元祖クールビューティー。日曜美術館って、緒川たまき見たくて見てたもん!

宮崎あおいは、わしの家族が篤姫以降めちゃくちゃはまってます。「なんであんな男と結婚したの!あんな素敵な子はもっと素敵な男性と結婚しないと駄目よ!」とかなり無責任な発言をよくしてます。相手の男もあんまよくしらんだろうに笑  まあ旦那の高岡蒼甫としては、変な男に取られる前に結婚だ!って選択は正しかったのかもしれん。宮崎あおいは魅力的な子ですよね。キラキラ感がはちきれんばかり。
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是非是非 (is)
2008-09-23 00:05:26
おっ!ヒットI貢献いたしますよ-。

宮崎あおいは、星の王子様の舞台見に行って、生で一度だけ見ちゃいましたよ!ほっんと、かわいいわぁ~。なんか、姪っ子愛でる叔父さんの気持ちになります。

まぁ、(宇多田)ヒカルも別れたことだし、
あおいもまだまだ分からんですばい!
(←ほとんど、妄想!しかも、なぜか九州弁…って、あってます?
九州のイメージが、かなり偏ってるかも…、
今度、そちらの方もレクチャーお願いします)

是非是非、美味い珈琲の店行きましょう。珈琲も大好きです。

>あの漫画の世界には未来とかに必要な知恵やエッセンスがちりばめられてると思っています。
…そういえば、『ヨコハマ買い出し紀行』は、
未来で、喫茶店で…って設定でしたね。
美味しんぼや、こち亀からはホントいろいろ学んだな~。
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茶魔用語で (inaba)
2008-09-23 10:29:44
おはヨーグルト。今日も当直。


タレントを見るのって全然違うんだろうね。オーラない人もいるけど、すごいオーラはなってる人もおるし。

<まだ分からんですばい!>の使い方は少しおぼっち茶魔くんはいってるね!笑  へけけ。
小林よしのりも福岡だから、茶魔のなんとかばぁいとかって博多弁になっとるしね。九州弁の勉強がんばリンゴ。

ぽっくんもコーヒー好きばぁい。お酒に弱いから、その流れでお茶やコーヒー紅茶系にきょうみが移りました。

でわ。さいならっきょ。(統一感がない、茶魔用語。)
<おぼっちゃまくんを知らない人の参考に>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E3%81%BC%E3%81%A3%E3%81%A1%E3%82%83%E3%81%BE%E3%81%8F%E3%82%93
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Unknown (is)
2008-09-24 23:08:06
ちなみに、ぽっくんも小学校3年生くらいの時に1年くらい茶魔語で日常生活をおくったことがあるばぁーい!(今考えると相当イタい子だ)。
よしりんが福岡出からきてるとですかー!知らなかったとでしゅ!

ちなみに小学校自体のバイブルであった(あの厚さは文字通りバイブル級だった)コロコロの中でも、おぼっちゃまくんは、割と大人になってからも読めましたね。
「かっとばせ清原くん」とか、変なウルトラマンの漫画とか、子どもじゃなきゃ読めないのもあったけど…。

あと、ドラえもんも読めますね。ドラえもんって、1話が今の一般からくべるとすごく短いですよね?(10頁強くらい?)…星新一みたい。あのクオリティで40巻以上続けられたのがすごい。F先生は、人柄が絵柄ににじみ出てて、素敵でしたね~。千原Jr.がBSマンガ夜話で最後に「F先生ありがとうございました!」って叫んでましたのは強く共感。

ちなみのちなみに、僕は新生ドラえもんの映画(TV版はほとんど見てませんが)には、強い憤りを感じております!F先生のDNAが伝わってない気がします。F先生にとってのSF=少し不思議です。ここがやはり核なのかなと思ってます。ゲシュタルト心理学的に言えば(ホントか!?)、ドラえもん自体は、この世界のSF=少し不思議を浮き上がらせるための捨て石にすぎないのです。芭蕉の「古池や…」の静けさを際だたせるための役割です。…にもかかわらず、新生の方は、図と地が全く反転してしまっています!ドラえもんのキャラを際だたせるために世界を描いている。これではただのオタクの二次創作です!ダメ!しずかちゃんの入浴シーンもF先生が描くから節度があってセーフなのです(笑)。
…とにかく、ドラえもんと任天堂に関しては、DNAの伝達に失敗するようであれば、それをリレーすることが私の真のミッションなのではないかと、妄想的に考えております!
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SF。ドラえもんの補足 (is)
2008-09-24 23:12:15
…そういう意味で言えば、
以前ののblogにもかいてありました(よね?)
アニメ版『時をかける少女』は、F先生的なSF作品になってと言えると思います。
キャラクターたちは、
世界の不思議を描くために、自己主張しすぎず、脇役に徹してるといえます。脚本、演出、エンターテイメント、…どれも二重丸です!
僕は劇場で見て、終わって、しばらく席を立てなくなりました。
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のび太と鉄人兵団 (いなば)
2008-09-25 01:05:24
わしは最近のドラえもんみとらんからわからんなぁ。

長編の第1作『ドラえもん のび太の恐竜』とかは劇場で見てほんと泣いたなぁ。ジャイアンとかスネ夫と協力したりして、すごくベタなんだけどめちゃくちゃなけるんだよね。コロコロで漫画が連載されて、その後映画化って流れだったかと。
てんとう虫コミックスから出てて、 のび太の大魔境 、のび太の魔界大冒険、のび太と鉄人兵団、のび太と竜の騎士、のび太のドラビアンナイト・・この辺はかなり好きだったなぁ。藤子・F・不二雄先生がなくなって以降の映画版は、もうオリジナルじゃないからぜんぜん興味なくなっちゃっていうのはあります。
人気あるのはもちろんわかるんだけど、本来ならばシリーズは止めるべきだったんじゃないかと今でも思ってます。
手塚作品の火の鳥を誰かが続けて書いてもしょうがないのと同じ感じです。

ドラえもんって、ほんと毒ないし、毒なしであそこまでの世界観を書けるっていうのはすごいよねー。でも、ああいうのが漫画の王道なのかもしれんし、あの遺伝子を誰か受け継いだ漫画家が育ってほしいと思います。
藤子・F・不二雄ミュージアムが、川崎市かどこかに出来るって相当前に聞いたことあるけど、あれはどうなったんだろうか??ネットで調べたら2011年完成だxって。遅!
http://www.city.kawasaki.jp/20/fmuseum/


is氏が何らかの形でDNAを伝承してもらえれば最高!
わしも手塚作品のDNAはなんとか部分だけでも次の世代に引き継ぎたいって思ってます。少なくとも医学領域だけでも。
アニメ版『時をかける少女』、まだ見てないから早くツタヤに借りに行かないと!


ドラえもんも全世界で愛されてるし、ああいうのって、人種や政治を超えて普遍なんですね。
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Unknown (RYM)
2008-09-30 23:23:26
なんですかこの楽しそうな会話は~乗り遅れた!

毎週マンガ喫茶に行くマンガソムリエ見習いの僕としては、また皆さんでマンガ縛りの話したいですねー

最近の超ヒットは「シグルイ」と「ドロヘドロ」の二作ですね。漫画はいよいよ進化している・・・と思わされました。
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