日常

女子バドミントン

2008-08-12 00:22:12 | スポーツ
よしもとばなな話題から打って変わってオリンピックの話。


水泳の北島、金メダル!凄かった。2連覇、2冠だし。しかも100mは世界新だし。「超きもちいい」発言はアナウンサーの誘導のような気もしましたが、今年も「超きもちいい」発言でした。

それはそれですごかったのですが、密かに僕が感動したのはバドミントン。
女子ダブルスの準々決勝で世界ランキング8位の末綱聡子・前田美順組が、前回の金メダリスト、世界ランキング1位の中国組に勝った瞬間。これはすごかった。準々決勝とは言え、世界一位との戦いだし、しかもそれに勝つなんて。前田のスマッシュがガンガン決まって、かなりノリにのってる感じだった。そして、それがまた相手側のミスを誘発するって感じで。勝った瞬間の二人の喜んでる姿もよかったなぁ。見てるこっちが嬉しくて泣けてくる感じ。

世間的には小椋久美子、潮田玲子組(=オグシオ)がもてはやされてましたし、二人は抜群にかわゆいしスター性あります。オリンピック選手じゃなくてもかわゆい。それはそれでいいのですが、前田は熊本中央女子出身!!(今は熊本中央高校に改名されてる)ということを事前情報で知ってたので、密かに末綱・前田組は注目してました。熊本はバドミントン強いんだよねー。中学のときにバドミントン部でしたから知ってます。ちなみに、陣内貴美子も熊本中央女子のバドミントン部ね。前田もかわいらしい女性なんですよ。応援してます。
ちなみに、男子代表の大束って、中学時代にバドミントンの九州大会とかで戦ったことある気がします。長崎の中学で、高校は熊本の八代東高校でした。一回選であたってぼろ負けした気がします。中学時代全国優勝してたと思うんですが、当時はバドミントンもそこまで情熱なかったので、全国一位の人と一回戦で戦って負けて、光栄だなぁくらいに思ってた気が。兄弟も強いんです。懐かしい青春の一ページ。 ふと青春を思い出しましたが、バドミントン部って全然もてなかったからイヤだったのも思い出してきました。いつも話題独占するのはサッカー部、バスケ部で、僕らは九州大会出てもまったく注目してくれんかったし笑 その辺のひがみ根性のおかげで、自分を磨くよう努力した気もしますが。ある意味そういう逆境のおかげで自分の今がおります。逆境ナインです(この漫画は名作)。

脱線しました。
柔道の鈴木、一回戦敗退残念だったけど、まあ本人が一番辛いんでそっとしてあげたい気分ですね。ああいう挫折を経て、人は強く、優しくなれるもんだし。逆に言えば、選手をやめたあと、いい指導者になれるんじゃなかろうか。

オリンピック、病院内でちょこちょこしか見てないけど、やっぱ面白い!オープニングの花火がCGだとか、歌っている子が口パクだとか、興ざめする事実もありましたが、競技自体はそういう安っぽい演出を遥かに超えています。今まで背負ってきたすごいものを感じる戦い。国を背負うってすごいわ。
女子レスリングなんか楽しみ。柔道も面白かったなぁ。格闘技全般好きな自分にはあの辺のジャンルは普通に燃えます。 

金メダルをとったひとにスポットライトをあてるのもいいですが、負けた人に「なんでとれなかったんだ!」とか報道する暇があったら、負けた人にも優しい言葉をかけてあげてほしいとマスコミの人に言いたかです。競争の社会に生きてきた経験があるものなら、負けたときの辛さ、そしてそのときの心無い言葉でどんなに傷つくか、本当はわかるはず。死体に鞭うつ報道はやめてほしいもんです。見ていてこっちも辛い。色んな思いをかけて、色んな人の思いを背負って勝負の世界に出てきてるんだし。お疲れ様でした、と単純に言いたいですね。そのスポーツをしている人たちにとっては、オリンピックに出ている人なんて神に近い存在なんだし、みんな尊敬しているんだろうし、あんまり非情な言葉はかけてほしくないと思います。

とにかく、ああやって真剣に、ガムシャラに、プライドかけて競技をしている姿は、普通に美しいと思います。