日常

2012年4月 購入本

2012-04-26 22:37:45 | 
GW前と言うのに、毎週毎月のように学会や研究会の発表準備に追われている気がします。今度、ベルリンにも研究発表で行きます。
(いまは現実逃避中)
そうは言うものの、GWはすべて仕事に当てています。みんなが遊んでいるとき働くのが一番の稼ぎ時。最終日だけ登山に行きます。


それはともかく。
学会や研究会の機会がないと、日々の膨大な仕事の合間に、さらに膨大なデータ整理をしようとするきっかけがなかなかないのも事実。人生、うまくできてるもんです。

もちろん学問的なことも深めていけばそれなりに楽しいですが、やはりあくまでも<それなりに>でしかなく、同時に何らかの欠落を感じますし、どことなく満ち足りない気がします。
そんなとき、読書を通して学門や日常の仕事と全く違う世界のドアを開けるのは楽しいものです。
読書は、秘密の道草のようなもの。内的な世界で道草をする。


ということで。なかなか読む暇とれなくても、本屋と古本屋だけは足しげく通ってます。
自分の残り人生から逆算しても、年間100-200冊は読みたいなぁ、と。

本って、ホントに面白いー。


==================================


■1940年代
〇柳田 国男「先祖の話」筑摩書房 (1946)

■1960年代
〇マトベーエフ「超心理の世界―心の神秘」白揚社(1962)

■1970年代
〇服部 正明「古代インドの神秘思想―初期ウパニシャッドの世界」講談社現代新書(1979/1)

■1980年代
○Marie-Louise Von Franz「Alchemy: An Introduction to the Symbolism and the Psychology」Inner City Books (1981/01)

○小沢 浩「生き神の思想史―日本の近代化と民衆宗教」岩波書店 (1988/8/25)

〇C.G. ユング「心理療法論」みすず書房 (1989/02)
〇中沢新一「野ウサギの走り」中公文庫(1989/2)

■1990年代
○比嘉 康雄「主婦が神になる刻 イザイホー「久高島」 (神々の古層)」ニライ社 (1990/05)

〇アルド カロテヌート「秘密のシンメトリー―ユング・シュピールライン・フロイト」みすず書房 (1991/06)
〇山蔭基央「よくわかる日本神道のすべて」日本文芸社 (1991/10)

〇Jean Guitton,Igor Bogdanov,Grichka Bogdanov「神と科学―超実在論に向かって」新評論(1992/10)
〇上田閑照、柳田聖山「十牛図―自己の現象学」ちくま学芸文庫(1992/11)
○A. ストー「人格の成熟」岩波書店(1992/1/16)

〇湯浅 泰雄「共時性(シンクロニシティ)の宇宙観―時間・生命・自然」人文書院 (1995/07)

〇ハンク ウェスルマン「スピリチュアル・ウォーカー―5000年後からのメッセージ 」早川書房 (1996/06)

〇Marc de Smedt 「ブッダの言葉 (コレクション 知慧の手帖)」紀伊國屋書店 (1996/12)
〇白川静「文字遊心」平凡社ライブラリー(1996/11)

〇ロバート コールズ「子どもの神秘生活―生と死、神・宇宙をめぐる証言」工作舎 (1997/06)
〇V.ウォルター オダージンク「瞑想とユング心理学」創元社 (1997/11)
○Marie-Luise von Franz「Archetypal Patterns in Fairy Tales (Studies in Jungian Psychology By Jungian Analysts)」Inner City Books(1997/10)

〇岡野守也「唯識のすすめ―仏教の深層心理学入門」NHKライブラリー (1998/10)

〇マレイ スタイン「ユング 心の地図」青土社 (1999/11)

■2000年代
〇町田 宗鳳「山の霊力」講談社選書メチエ(2003/2/4)
〇ダライラマ「ダライ・ラマ、生命と経済を語る」角川書店 (2003/03)
○立川 武蔵「空の思想史」講談社学術文庫(2003/6/11)

○リチャード・E・ニスベット「木を見る西洋人 森を見る東洋人思考の違いはいかにして生まれるか」ダイヤモンド社 (2004/6/4)
○コルネリウス・アウエハント, 静子・アウエハント「波照間島―祭祀の空間」榕樹書林(2004/11)

○荒川 紘「東と西の宇宙観 西洋篇」紀伊國屋書店 (2005/09)
○荒川 紘「東と西の宇宙観 東洋篇」紀伊國屋書店 (2005/09)
○アルボムッレ スマナサーラ「ブッダの実践心理学 (アビダンマ講義シリーズ) 」サンガ (2005/11)

○テンプル グランディン「動物感覚―アニマル・マインドを読み解く」日本放送出版協会 (2006/05)

○Michio Kaku「サイエンス・インポッシブル―SF世界は実現可能か」日本放送出版協会 (2008/10/25)
○一条真也「法則の法則」三五館 (2008/6/23)

〇加藤 周一「高原好日―20世紀の思い出から」ちくま文庫(2009/2)

■2010年代
〇デイヴィッド・サルツブルグ「統計学を拓いた異才たち」日本経済新聞出版社 (2010/4/2)
○鶴見 俊輔「かくれ佛教」ダイヤモンド社 (2010/12/10)
○今井 むつみ「ことばと思考」岩波新書(2010/10/21)
○加藤周一「現代ヨーロッパの精神」岩波現代文庫(2010/9/17)

○興膳宏「仏教漢語50話」岩波新書(2011/8/20)
○クリス・インピー「すべてはどのように終わるのか―あなたの死から宇宙の最後まで」早川書房 (2011/1/21)
〇一条真也「世界一わかりやすい「論語」の授業」PHP文庫(2011/12/3)
○細川 巌「龍樹の仏教: 十住毘婆沙論」ちくま学芸文庫(2011/10/6)
〇一条真也「孔子とドラッカー」三五館(2011/7/20)
〇加藤碵一,青木正博「賢治と鉱物」工作舎 (2011/7/23)
〇白川静「回思九十年」平凡社ライブラリー(2011/3/15)
〇スティーヴン.L・マンリー「アメリカ最優秀教師が教える 相対論&量子論」講談社 (2011/10/21)
○柴田勝二「村上春樹と夏目漱石 二人の国民作家が描いた<日本>」祥伝社新書(2011/7/1)

○合田周平「中村天風と「六然訓」」PHP研究所 (2012/2/15)
○伊藤比呂美「たどたどしく声に出して読む歎異抄」ぷねうま舎 (2012/04)