観測にまつわる問題

政治ブログです。「保険」「相続」「国民年金」「AIロボット」「運輸エンタメ長時間労働」「GX」を考察予定。

中国の大嘘を喚き散らす姿勢と日本の事勿れ主義

2012-10-20 08:28:52 | 日記
中華人民共和国駐日本国大使館

大嘘を大声で喚いている。例えば、8時30分現在のトップの大使館ニュースでは、1970年代以前に中国が尖閣について主張していないとの日本の指摘について、中国はサンフランシスコ講和条約に反対したなどと問題を摩り替え(サンフランシスコ講和条約に反対したのは中国が東側だったからに過ぎず、尖閣と全く関係ない)ているが、寧ろ、西側と敵対していたにも関わらず、尖閣が沖縄と共にアメリカの管轄下にあることに反対しなかったことは、中国も尖閣を沖縄と認めていた状況証拠になる。中国が大好きなカイロ宣言(日中平和友好条約で言及されているポツダム宣言第8項にカイロ宣言が履行されるべきともある)を結んだ中華民国も尖閣が沖縄と認めてきた(尖閣がアメリカの管轄下にあって抗議していない)から、中共も実際に抗議しなかっただけではなく、同じ立場であることは重ねて確認できる。つまり、中国が尖閣の領有権を主張し始めたのは19070年代以降と指摘するのは、全く当を得ている。以上指摘したように戦後から19070年代までアメリカ統治時代に中国は尖閣を沖縄と認めてきたのだが、勿論戦前の日本統治時代にも尖閣を沖縄と認めてきた(証拠文書もある)し、日本が編入する以前に中国が尖閣を領有したという文書も存在しない(つまり無主の地だ)。中国の主張の特性は漁船体当たり事件で被害を主張できる程の臆面も無い大嘘をつけることなのだが、その特性は如何なく発揮されていて、こちらも思わず面倒くさくなりそうな程だ。

在中国日本国大使館

尖閣については、ページに辿りついた時画面から見えぬ右下のバナー「日中関係(尖閣諸島を巡る情勢)」で外務省に基本見解にリンクしているだけで、ほとんど何も主張していない。中国は国民を情報から遮断したまま、中身が嘘まみれとは言え、日本の見解に殊更反対の姿勢を見せているので、これでは中国の勝ちに見えてしまうだろう。在中国日本国大使館も中国のように大嘘をつけとは言わないが、中国政府の主張の痛いところ(山のようにある)をドンドンついて情報を流せばいい。中国が自分の都合のいい(偽)情報を垂れ流しているのだがら、こちらも情報を流して文句を言われる筋合いは無い。日本の見解に対して中国がファイティングポーズをとっている以上、再反論しない(手を出さない)限り、負けているように見えてしまうだろう。日本が証拠で有利であることは間違いないのだから、ちゃんと反論しなければならない。黙っていても伝わるのは内輪だけなのであって、外国人に理解を求めるためには、粘り強い主張が必要なはずだ。事勿れ主義ではいけない。

「問題地図」をなかったことにすることは歴史修正主義に入らないのだろうか

2012-10-20 00:18:09 | 日記
中国、「釣魚島」不記載地図の摘発強化(MSN産経ニュース 2012.10.18 19:52)

>中国の国家測量地理情報局などは18日までに、中国の領土に沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)を含めていないなどの「問題地図」への摘発を強化し、発見し次第、処分するとの通知を出した。

いわゆるひとつの焚書。 その内本当のこと(尖閣は日本の領土)を言った人は生き埋め(坑儒)にするつもりだと思う(ウィキペディア焚書坑儒)。それはともかく、漁船体当たり事件で日本がブツけたなどという唖然とするような真っ赤な嘘を国民に浸透させられる国だから、外から見れば余程自信がないのかと思うが、中国人の中では効果があるのだろう。金盾(ウィキペディア)もある(ただし、香港・マカオは対象外)から、日本の主張を中国本土の人間に分らせるのは難しいかもしれない。まずは日本やその他中国以外の国の中国人に正確な情報を出していくべきなのだろう。

中国海軍 漁業監視船などと合同演習(NHKニュース 10月19日 19時4分)

>中国海軍は19日、東シナ海で漁業監視船などと合同演習を行い

漁業監視船が海軍と演習するというのも奇異な印象を受けるが、どうせなら、漁船と演習したらどうだろう。件の漁船に衝角がついていたら、正直危なかったかもしれない。大した戦力ではないか。