観測にまつわる問題

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法律が分らない国

2012-10-22 00:00:23 | 日記
韓国は日本との条約守れない? 靖国放火容疑者引き渡し問題で国際信用失墜の可能性(MSN産経ニュース 2012.10.21 18:00)

>劉受刑者は、韓国警察での取り調べや公判で、火炎瓶事件の動機を「日本政府が過去の歴史を認めず責任もとらないことに怒りを感じた」と述べている。

植民地支配の精算は日韓基本条約で完全かつ最終的に済んでいる。日本が韓国に残した膨大な資産は韓国に接収されたし、資金援助も度々した。それを韓国政府が(補償問題ではなく)自国の発展のために使ったから、問題がややこしくなったのであって、人に責任を擦りつけた上、放火をするなど言語道断。放火は重罪であり、厳正に処罰する必要がある。

>日韓間には犯罪人引き渡し条約がある。「本来は、条約に定められた引き渡し拒否の理由にあたらない限り、粛々と引き渡しが行われるべきだ」と日本警察関係者は指摘する。

放火魔は政治犯ではない。放火魔が政治犯に当たるなら、殺人を犯そうが、何をしようが、政治的なことを言い張れば、「政治犯」になってしまう。政治犯(ウィキペディア)とは思想犯であり。反政府的な言論をしたり組織を作ったりすることをいうから、今回のケースには驚くほど全く当たらない。これを適用しようと少しでも考えたとしたら、法律が全く分らない無知を曝け出すようなものだ。

中国の口出しも全く関係ない。関係があるとするなら、中国が口出しすれば、どんな法律も曲げられるということになる。中国の要請に応じて法を曲げるなど、正に法治国家としてあるまじき行為なのであって、韓国が逡巡していること自体、韓国が自国の未成熟を曝け出していることを自覚すべきだ。日本も尖閣体当たり事件であからさまな危険行為をなした船長を圧力に屈して解放するなどという失態を犯したが、結果、中国の増長を招いている(日本がブツけられた被害者なのに、中国が逆ギレしている)。参考にすべきケースだろう。