観測にまつわる問題

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バードストライク

2011-06-11 00:03:31 | 政策関連メモ
バードストライク(ウィキペディア06-11 00:03:31)という言葉をご存知だろうか?

自分は資源エネルギー問題に関心があるので知っているのだが、一般にはあまり知られていない言葉のようである。

今日、たまたまテレビを見て少しイラッとしたのだが、自然エネルギー礼賛キャンペーンをやっているらしい。風力発電が牧歌的などと礼賛していたのだが、バードストライクのバの字も出てこず、「自然エネルギーを増やすことは出来るか」などという愚にもつかない質問で「みんな出来ると言ってます」みたいなあからさまな世論誘導にゲンナリしたという次第である。機会があれば批判しようと思ってはいたので、ここで批判しておくが、風力発電では鳥が巻き込まれて無残に死ぬ事態が発生(ウィキペディア「風力発電 鳥への影響」2011-06-11 00:03:31)しており、日本鳥類保護連盟も調査に乗り出しているのだが、何しろ鳥が切断されるのだから、あまりイメージが良いものではない。

日本には風況の良い適地が少ないらしく(風速の変化が激しく、台風が来ると、発電機損傷の虞があって抑制したり止めたりしなければならないものらしい)、適地があってもそこは渡り鳥ルートだったりもする(例えば宗谷)(グーグル検索「宗谷 渡り鳥 風力発電 適地」)。勿論、こんなことも件の自然エネルギー礼賛番組では触れられていなかったように思う。

本当に自然エネルギーを推進すべきと思うなら、一方的な情報に踊らされず、自分で良い面・悪い面を調べるべきだろう(それで自然エネルギーが好きになるとは限らない)。


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