観測にまつわる問題

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大した波紋に見えませんが(イラン情勢・北朝鮮情勢)

2017-10-03 17:23:10 | メディア
イラン核合意に懸念台頭 トランプ氏が破棄示唆(日経 2017/10/1 23:23)

>米欧などとイランが2015年に結んだ核合意の破棄をトランプ米大統領が示唆し、波紋が広がっている。

トランプのイスラエルを守る鉄壁の意志は凄いな(笑)でも日経の記事を見る限りではトランプの発言は23日なんですよね。10月に記事が出るからまた何か新しい発言があったのかと勘違いして思わずブックマークしてしまいましたよ・・・。よく読むと波紋が広がっているという記事なので、23日の発言が騒ぎになっているという記事なのかもしれませんが、どう波紋が広がっているかはあんまり書いてないですね。まぁいいんですけど。トランプ政権の考え方の推測については日経によると次の通り。

>トランプ政権が本気で合意破棄を考えているのかは不透明だ。ティラーソン米国務長官は「合意の期待を満たしていない」と批判するが、合意破棄をちらつかせて米国に有利な形に修正を働きかける思惑も透ける。ティラーソン氏は最大15年という核開発の制限期間を批判しており、この項目の修正を狙っている可能性がある。

制限期間が来たらどうするかの問題は確かにあるでしょうね。まぁでもやはり合意を結んでそれほど時間が経った訳じゃありませんし、アメリカ独りでは中々国際社会も動きませんから、時期は今じゃないんでしょう。

前にも書きましたが、穏健派が譲歩して報酬が制裁だったら譲歩する勢力はいなくなりますから、ちょっと今は勘弁してほしいと思います。今のところ北チョンは核放棄の対話に応じる気配を見せていませんが(北朝鮮「対話への関心示さず」…米国務省が声明 2017年10月01日 10時38分)(>米国務省のナウアート報道官は9月30日、声明を発表し、核・ミサイル開発を強行する北朝鮮を巡り、「米外交当局には北朝鮮の体制と意思疎通を図るいくつものチャネルがある」と指摘した上で、「米国は体制崩壊や体制転換、朝鮮半島の統一の加速化などに関心がないと保証しているにもかかわらず、北朝鮮の当局者は非核化に向けた対話への関心や、対話の用意があることを示していない」と明らかにした。」とコメントした)、結構大人しくなっていますし、筆者はトランプの仕事を大いに認めますよ。少し長くなるかもしれませんが、効果は出てますから待ってほしいところですよね。仕事が早い人はイライラでしょうが、北朝鮮は遅れた国ですから動きもスローです。連中を動かすには連中のペースにあわせないといけないのもしょうがないですね。北朝鮮問題をベストの形で着陸させるには(同盟国に甚大な被害を出さないためには)、まだ時間が必要でしょう。切り札(米国防長官、「ソウルに重大な危険のない対北朝鮮軍事オプションがある」と発言 ハンギョレ 2017.09.19 22:19)もあると思いますが、北チョンなんぞに使うのかね?です。今はともかく着実に制裁を実行していくことでしょう。トランプ政権は着実に中国を動かすなど実効的な対北政策を前に進めています(NHK 緊迫 北朝鮮情勢 北の合弁企業などに閉鎖通達(2017年9月28日) 資金遮断へ追加制裁 発表(2017年9月27日))。どんなに鈍くてもいずれ核武装路線に未来が無いということに気付かざるを得ないのではないでしょうか?

イスラエルはイランに対して強硬ですが、核拡散が進んだら一番不味い国がイスラエルであるとも言えるのではないでしょうか?ですから、筆者はそれほど(イスラエルと親密な)トランプ政権を心配していません。

波紋が広がっているというのも広がり方にもよりますが、日経の記事を見る限りでは不味い事態になっていないようにも見えます。

トランプが今イランを動かそうとしているのかな?と思って今日真っ先に記事を書きましたが(今日は時間があります)、多分あまり心配は要らないようですね。

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