三電計装株式会社の社長日記

無線通信分野での事業を通して四国を元気にしたいと思っております。

台風が近づいています。

2009-10-07 10:18:23 | Weblog
台風が近づいています。
非常に勢力が大きく四国に接近するのは明日の5時頃です。
明日の0時頃には高松は満潮ですから、豪雨と満潮が重なり浸水するのを防ぐため旧本社事務所の1F倉庫の入り口部分の浸水を防ぐため土嚢(どのう)しました。
その土嚢を近くの公園にとりに行く際、テレビ局から取材され当社の旧本社事務所で浸水を防ぐ当社社員の作業風景やインタビューに答えました。
地元のKSBで18時からのニュースで出るかもしれませんので見れる方は是非見て下さい。
このような事をするのは今までの教訓があります。
思い起こせば5年ほど前の大型台風と大潮が重なり高松中水浸しになりました。
私は山の上に住んでいますので、ニュースを見て気になって当社の事務所に向かっていたら、歩いている方に「これ以上行ったら車もろとも浸かってしまうので危ないで!」と言われ泣く泣く家に戻った事がありました。
翌日当社に行ってみると、旧本社事務所は床上浸水し商品が没になったり、水道のポンプが壊れたりしていました。
本社事務所では、社用車のドアを開けたら足元まで浸かっておりもう少しで車が廃車になるところでした。
これ以降、万が一のために早めに土嚢を積んだりしています。

話は変わりますがこれに関連し土建業の皆様は、自治体と協定を結び警戒警報?などが気象庁から発令されると協会の事務所に張り付いて不足の事態に備えています。
これはボランティアだそうです。
実際に川が氾濫しそうなので土嚢を積んだりの何らかの作業をするとちょっとだけの日当を自治体から支給されるそうですが、割に合わないボランティアだと嘆いています。
嘆いている理由は、公共工事自体が減る一方なのと何もかも競争入札で社業が大変な状況ではボランティアできないと協会内部が揺らぎ始めているそうです。
土建業界は、無駄な公共事業を生み出しているとか談合事件とかとかく問題視され攻撃されることが多い業界ではありますが、このように陰ながら住民の安全安心の一役を担っています。

日本国はある程度、地方までインフラ整備が進んできていますし、不況な事もあり公共工事が減るのは仕方のない事だと思いますが、何もかも競争入札にした結果、その会社がどんどん減って不測の事態に対応出来なくなってきます。
高速道路1000円でフェリー会社が倒産したり、民事再生法を申請したりしています。
もし、瀬戸大橋が大震災で倒壊したらどうなるのか?
これも不測の事態を想定した考えで民主党政権は行動して欲しいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする