三電計装株式会社の社長日記

無線通信分野での事業を通して四国を元気にしたいと思っております。

埋め固める文明から土とともに育つ文明

2009-10-20 08:42:31 | Weblog
先週木曜日に引き続き今日も1時間ほどの道のりを徒歩通勤しました。
酔っ払いの翌日は、徒歩通勤が週間になってきました。
ちょうど徒歩通勤には良い季節です。
熱くもなく、寒くもなくです。
今日徒歩通勤で感じたことは、峰山の麓に市民病院があります。
その前に、道路と線路が平行している場所があり、その道路と線路の間は道路側が高く線路に向かって斜面となっています。
以前の日記に書いたと思うのですが、その斜面に老人の方が草抜きをしたり、ちょっとした花を植えていました。
このようなボランティアな事を自発的にしていただける方がいるので日本の街は世界にほこれる綺麗な街です。
ところが、徒歩通勤でその場を歩いていると、その斜面をコンクリで固めてしまっていました。
せっかく老人が綺麗にしていた斜面をなぜ埋めたのか?
世界の流れが石油に代表される燃やす文明から、自然エネルギーで発電する太陽光発電などのクリーンエネルギーが脚光を浴びている今、燃やさない文明と進化といいますか、大変革な時代が到来してきていると思います。

その大変革な時代に、埋め固める文明も何とかしないといけないですね!
香川県は特に雨があまり降らない土地柄で昔から水不足に悩まされてきました。
高知県に早明浦ダムを造ってから水不足が解消されていましたが、ここ数年は毎年早明浦ダムの貯水率が危ない状況が続いています。
今日の貯水率も50.8%と平年値約90%を大きく下回っています。
それなのに、何でもかんでもコンクリで固めてしまって以上終わりで良いのでしょうか?
アスファルトやコンクリで固めてしまうと、せっかく雨が降っても一気に海に流れてしまうだけです。
恵みの雨は必要ないと思われても仕方ないですね。

埋め固める文明から土とともに育つ文明にチェンジする必要があると思います。

コメント
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