昨日、今年度最後のPTAの環境委員会を開催しました。
数年前から地球温暖化で特に夏が暑すぎて学校環境が最悪な状況になっており、同一エリアの近隣の学校では既にエアコンがついていたり、合併による新築の小学校にはエアコン設置が決まっていたり、中学校も全面立替でエアコン設置が決まっていました。
ところが、我々の小学校だけ何も無いのはおかしいという意見が出ていました。
そこで私は、最初の投資でエアコンを設置するのはカンタンだと思うが後に電気代を払い続けなければならないので単純にエアコンで済ますのはどうか?という疑問が沸き起こり、緑のカーテンとか地中熱とか自然エネルギーを活用した独自の手法で子どもたちの教育にも繋がればという考えから自分が委員長をするので環境委員会を発足させて欲しいというお願いが通り今年度からスタートしました。
ところが、スタート直前の3月に東日本大震災があり、学校は緊急避難場所なのにわれわれ父兄は何も知らないのではダメなのではないか?との思いが沸きあがってきました。
これを、委員会メンバーに伝えましたが、1年間通して考えて翌年度に実行するのは多数決で緑のカーテンに決まってしまいました。
今年度の当委員会事業が、夏休み明け直前に実施した環境清掃・自然エネルギーを勉強する環境講演会・バザーで焼きそばの実施と事業を行っていると緑のカーテンを考えていく余裕がなくなってしまいというか、私自身が前向きでなくなったので一向に進むことが出来ませんでした。
最後の委員会では、来年は、今年度の環境委員会の事業を引き継ぎながら、環境防災委員会を発足させたいという考えをメンバーに伝えました。
緊急避難場所の小学校に避難した我々は一体何をすればいいのか?
炊き出しの機材や食材はどうしたら入手できるのか?
などなど。
委員会メンバーの皆様方は私の考えに賛同していただきました。
すんなり賛同いただきましたが、私が会長になり抜けるのでリーダーシップを発揮してくれる委員長を求めたい意見やバザーで炊き出し形式にして体験するのは面白いなど前向きな意見をいただきました。
委員会メンバーは奥様方ばかりですが、防災についてかなり意識が高くなってきていることを肌で感じました。
来年度は、自治体の防災行政無線は当然やっていきますが、PTA会長として被災したらどうなるのかを考えながら盛り上げて行こうと思っております。