昨夜、テレビ東京のソロモン流という番組で若手建築家の谷尻氏を取り上げていました。
世界的に注目されているということで、彼の手がけている家が本当に面白い!
廊下を路地になぞらえて、廊下のスペースを広くとり天井をガラス張りにしてまさに路地にしてしまったり、マンションのリフォームでは南側を土間にしてみたりと遊び心と大胆な発想で大いに注目されているそうです。
実家は、広島県三好市という山間部の町で、京都の長屋風の家だったそうです。
ですから、両サイドが家で、真ん中に庭や水周り(風呂、トイレ、台所)ということで雨が降ると傘をさして風呂やトイレに行っていたとか。
風呂も屋外で薪で焚くので、こんな不便な家に早く抜け出したいという思いがあったそうです。
ただ、その経験も生かされているのではないかと思いました。
ある新築物件の構想で、1Fをかなり天井をたかくして庭のような大広間にして、3Fには部屋がある。
そして、家族が増えてくると、1Fの一部を囲んで部屋にして2Fのスペースを創っていく。
家族と家が育っていくという大胆で面白い発想を語っていました。
人間は、この日記にも何度も書いていますが、突然突拍子も無い発想は出来ません。
今までの見たり、聞いたり、学んだり、体験したことの範囲内での組み合わせが面白い発想を生む事ができます。
一見、我々には関係ないように思えますが、こんな太陽光発電の活用方法をしたら面白いなど当社としても学ぶ点が多いと思いました。
大胆な発想が出来る方は、大胆な発想だけではなくある程度計算できていますし、落ちのような最後の締め的な要素も考えられています。
当社もそれを目指して!
※久々に土日も日記を書いています!
仕事も遊びも含め大いにやって行きましょう!