オーストラリアのエネルギー事情という、オーストラリアに赴任して10年の方からの投稿を読みました。
電気も水も無い家があるそうで、電気は太陽光発電で発電した電力をバッテリーに蓄えたり、水は屋根に降った雨水をタンクにためたり河川から引き込んだりしているそうです。
曇りが数日続くと、バッテリーに蓄えた電力が無くなってしまうので、ガソリンなどのエンジンの発電機を活用するそうです。
電気が届いている地域でも、毎月停電が起こり、1時間~6時間程度復旧の時間がかかるそうです。
これでも住めば都だそうで、焚き火を囲みながらのビールで一杯も良いとのこと。
私の親父の実家は愛媛県の山奥で、そこには今でも水道がありません。
電気はあったのですが、電球1個だけで電球の数で電気代が決まったそうです。
昔は湧き水をタンクに溜めて、そこまで汲みに行ったそうです。
私が幼い頃には、タンクから家までホースで繋いでタンクの位置が高いため蛇口をひねると自然に水が出ていました。
ところが、年々湧き水の量が減ってきたため、大型のタンクを増設し、モーターポンプを付けて対策しました。
親父の実家は、蛇口をひねると何時でも天然水です。
風呂は、長年使った五右衛門風呂をリニューアルしましたが、風呂を増設し灯油ボイラーも設置しました。
何もかも便利な家になってきています。
しかしながら、幼いときから五右衛門風呂で薪をくべながら火をジッと見つめるのもおつなものです。
薪で炊いた風呂もなんともいえない気持ちよさがあります。
何もかも便利な日本ですが、不便の中にも楽しい事がありますよ!