Vic's Weblog


FIAT 500
ラジオを聴く
通信型受信機を愛でる
ヘッドホン・オーディオ

ΔLOOP7 MW (2009年01月24日)

2009年01月24日 07時25分57秒 | ΔLOOP7
ΔLOOP7 MW について。
かなり以前から使用中の MW 用 ΔLOOP7 です。今日 blog に Up します。
逆Δ型の塩ビパイプの中に 1mm 径の銅単線を 5 回ほどキッチリ巻いてあります。
塩ビパイプの中を 5 周しているので延長すると 17 m ほどの 長さになります。
逆Δ部分のワイアーが重いため、風が吹くと " ユラユラ... " 揺れます。
今年はこの Antenna で " TP " 挑戦といきたいです。

ベランダ反対の対称位置に ALA1530S+ を設置してあるので比較できます。

Tuning 範囲は 560 kHz から2500 kHz, 中波から 120 m Band に使っています。

Low Band : 560 kHz から 2100 kHz.
High Band : 2000 kHz から 2500 kHz.
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ΔLOOP7 用の LPF. (2008年11月13日)

2008年11月13日 20時46分25秒 | ΔLOOP7
ΔLOOP7 用の LPF ( Low Pass Filter ) を色々作って試験していますが、影山さんの
「リード線はできるだけ短めにカットしてください。また、セラミックコンデンサの方はコイル側をできるだけ短めに.....。」
という最新の書き込みを見て、更にもう1個作ってみたくなりました。すでに 900kHz, 1,000kHz, 1,500kHz の基板タイプの LPF は実験済みです。

記事だけを頼りにコイルとコンデンサを最短距離で繋いでみました。
今回は 1,000kHz の 5次の LPF です。
地理的に中波送信所に近くて「オバケ ( 相互変調 ) 」の影響が出るような場合、Option の LPF を製作付加した方が快適です。
しかしながら「高周波的」作り方をしなければなりません。ここが未知の分野ですが「行間を読む。」気持ち?で作ってみました。
工夫したことと言えば、敢えてコイルの干渉を防ぐため、真ん中のコイルを違うタイプにして、しかもコイルの軸を 90 度変えてみました。低周波 ( 真空管 Amp ) 的な発想ですが、これって意味があるでしょうか?ビギナーの発想です。

今使用している7次の LPF ( 1,500kHz ) も快適ですが、入れ替えてみて、後日報告します。

P.S.
11/14(金)夕方
今までの 1,500kHz 基板の LPF から今回の 1,000kHz LPFに交換しました。
C/O 周波数が違うので当然ですが、これまでより 2,500kHz の標準電波がより強く受信できます。High Band 高い周波数への影響もほとんど感じません。オバケも気になりません。当分この LPF で BCL します。
それと、今までは LPF をプリ・セレクター Box の外に付けていましたが、これで Box に内装してスッキリです。見た目では、これが大きな成果があったと思います。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ΔLOOP7 の設置方法 ( 土台 ) 2008年11月13日

2008年11月13日 09時11分44秒 | ΔLOOP7
ΔLOOP7 の設置について。この方法は、すでに1年くらいの実績があります。
ΔLOOP7の設置場所はベランダの中ではなくて、屋上みたいな解放空間に設置したいと願っていました。
我が家には庭がなく、屋根の上にも取り付けられないので、ベランダの手摺から立ち上げて、屋根より高く、目立たない設置を考えました。
また、いつでもアンテナを迅速に下ろす方法も考慮しました。例としては、台風でしょうか。アンテナ保持に Wire を張らない分、迅速に下ろせるということも言えます。
写真の土台ですが、日本アンテナ社の PVT-42KZ という衛星アンテナ用の器材を使用しています。
下方のネジを軸として、上の蝶ネジを回すとアンテナ自体を90度倒してベランダ内に、約1分で入れる事ができます。(ネジ用の穴はドリル加工が必要です。)
土台が衛星アンテナ仕様なので、アンテナ全体の撤去も簡単です。

また、この方法のためには、ΔLOOP7 に限りませんが Antenna 自体が軽量でなければなりません。私の ΔLOOP7 はエレメント径 5 mm の銅線を採用した恩恵で、かなり軽量になりました。代わりに ALA1530S+ を入れ替えた時は、重くて、上げるのにとても苦労しました。(テコと作用点の関係で、かなり重いという意味です。)
303WA-2 に入れ替えたこともあります。303WA-2 も、よい結果を出してくれましたが、やはりΔLOOP7 が一番合っているようです。

ここまでやったのならローテーターということになりますが......、
1 配線管の太さ限界(もう配線の管に余裕はありません)、
2 (土台部分が隣家から)目立つ事、
3 簡易に倒せないこと、
などの理由により断念しました。
しかしながら、時間はかかりますが、一旦倒してからエレメントを回転せさせ、再度上げることは可能なようにエレメント部分に工夫してあります。

目立たないというのは、無理ですね。ベランダ正面向かいの隣の家(数メートル)から丸見えです。ベランダでアンテナ作業の時に限って、隣家の奥様と遇います。うーーーん。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋晴れの空に ΔLOOP7 (2008年10月31日)

2008年10月31日 16時58分20秒 | ΔLOOP7
帰省を終えて昼に帰宅しました。今日は ΔLOOP7 の高さを更に 1m 高くしてみます。
どれくらいの効果があるか判りませんが、取りあえず材料は既に仕入れてあるので、製作あるのみです。
実は、以前エレメント部分を地上の庭へ落としてしまい、すこし変形したので、エレメントを作り直すのが第一の目的だったのですが、ついでに高さを更に高くしてみます。
今回は直径 5 mm の太さの銅線を使って作りました。( 以前は径 6mm でしたが軽量化のためです。)
それと Null を確認したら、少しズレていました。これも調整完了です。気持ち Noise Level が下がったような気がします。
これまで地上 15m でしたが、1m 伸びて 16m の ΔLOOP7 になりました。製作に要したのは3時間でした。
心臓部は 7 作目の KIT 基板を使用しています。

土台を衛星用 Antenna の器材で固定しています。強風時や雷雲対策として 90度倒してベランダ内に収納できるようにしました。

さっそくこのエレメントで今夜、週末最後の RAE を狙ってみます。

P.S.
この新エレメントで 18:00 から 19:00 まで快適に RAE を聴く事ができました。満足!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7作目の ΔLOOP7 と ETFE 電線 (2008年10月16日)

2008年10月16日 15時56分50秒 | ΔLOOP7
7作目の ΔLOOP7.....私の「電子工作したい病」は重症です。7作目ですが、今回も使う目的があります。詳細は、のちほど......。
「受信用ループ・アンテナの実験」2冊目です。すみません。CQ出版社には在庫は無くなったのに、一人で2冊とは.....。

今回の変更点は Null 調整用の半固定 VR を 50オームにしました。以前の Blog で書きましたが、この KIT 基盤は全く発振の気配がありませんので 50オームにしてみました。今回も MOSFET は 2SK439(E) です。

これまでトロイダル・コアに巻く ETFE 電線は、内径 0.5 mm を使っていました。今回初めて設計図通りに内径 0.26mm にしました。
この ETFE 電線を探すのに苦労されている自作家も多いのかも知れませんね。1 作目の時は、秋葉原の親切な別の店の店員が「小柳出 (オヤイデ) 電気商会さんにありますよ。」って教えてくださり助かりました。ところが当時 0.26mm は「小売りしない。」と言われて、仕方なくメーター売りの内径 0.5 mm を買いました。

昨日、仕事帰りに「オヤイデさん」に寄ったら、店の玄関に 0.26mm 5m 6色のセットが置いてありました。
ΔLOOP7 の製作のために小売り希望者が増えたせいでしょうか?もしそうだとしたら嬉しい News です。

上の写真にありますが、基板だけですが Band Switch Control Box と Active Pre-selector も作りました。
トロイダル・コアにコイルを巻くのって楽しいですね。
「電子工作したい病」はかなり重症です。

P.S.
と書いている間に夕方、短波用屋上の自作基板を、このKIT基板へ入れ替えました。
快適っていう感じです。感覚的にTuning時にNoiseが少ないです。Gainも自作基板より高いような、S/N比が更に上がったということでしょうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ΔLOOP7 で中波から短波まで連続受信 (2008年10月06日)

2008年10月06日 20時19分04秒 | ΔLOOP7
ΔLOOP7 で中波から短波まで連続受信できるように、中波と短波 2台の ΔLOOP7 を簡単に切り替えれるようにしました。上の写真の右上の Switch で SW と MW を切り替えます。
一台の ΔLOOP7 では難しいので、屋上に設置してある短波用 ΔLOOP7 とベランダの中波用 ΔLOOP7 を卓上で切り替えれるようにしました。2台を切り替えるだけですので、大した事はないのですが 2台の ΔLOOP7 で 560kHz から 20MHz まで聴けるようになりました。
丁度 2500kHz 付近が切り替え周波数です。
写真の Control Box の造りが雑です。もっと丁寧に作るべきですね。

P.S.
写真の Gain の切り替えと、下にある小さい Gain のツマミですが、これは以前 VR-500 を使っている頃に、Gain が大きくて飽和したことがあって、ATT を追加しましたが、 IC-R75 では不要になり使っていません。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6作目の ΔLOOP7 (2008年10月05日)

2008年10月06日 09時26分27秒 | ΔLOOP7
最近話題の CQ 出版社「受信用ループ・アンテナの実験」 ΔLOOP7 を作りました。
ΔLOOP7 の6作目です。当然ですが、全く発振の気配もありません。素晴らしいです。影山さんのHPに記載されている注意事項
「発振する場合はトロイダル・コアの巻き線やプリント基板のGNDの配線で変わります。」
が大切なのですね。これまでトロイダル・コアは同じですので「プリント基板のGNDの配線」がキモなのでしょうね。
これを改めて実験で実証した形です。自作の基盤 4作目、5作目は、ほぼ Gain Max で発振寸前で使っていますが、このキット基盤は発振の気配もありません。もっと Gain を上げれそうです。
MOSFETは 2SK439(E) を使いました。やはりキットの基盤は自作基盤に比べて完成後が美しいですね。
6作目 ΔLOOP7 は、1作目に使っていた中波用に入れ替えました。初代の ΔLOOP7 の基盤は、しばし休憩です。

P.S.
リレーの角を見ますと、ハンダゴテで溶けた部分がありますね。
素人はこれですから困ります。ハンダゴテの技術レベルまでUpするとは.....。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ΔLOOP7 防水その (2)

2008年09月26日 10時35分26秒 | ΔLOOP7
2008年09月26日
前記事のステレオ・プラグ接続方法ですが、直接室内まで持ち込めれば完璧?なのですが、取り外しを考えて、防滴箱からおよそ 10 cm ほど離れたところでステレオ・ジャックとプラグを接続して、その上に自己溶着テープを巻いています。(上の写真中央の下)
こうすることにより、トラブルは全く出なくなりました。
自画自賛にてお許しを!

P.S.
写真ではプリ・セレクターの箱を保持する部分が塩ビ・パイプになっていますが、現在の仕様は、強度、アースの関係で左(下)から伸びるステンレス上部でプリ・セレクターを固定しています。
更に上のエレメントの保持だけが塩ビ・パイプです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ΔLOOP7 防水その (1)

2008年09月26日 10時31分35秒 | ΔLOOP7
2008年09月26日
以前の Blog でかなり防水、防塵に苦労したという記事を書きました。最近はかなり安定しましたので Up します。
写真が逆さで、高所恐怖症(実は私がそうですが)の方には申し訳ありません。
ベランダの設置ではほとんどトラブルがなかった ΔLOOP7 ですが屋上では風と埃(春先の強風による砂)の影響で、たびたび接触不良を起こしていました。現在は BNC から Mプラグへの換装とステレオ・プラグ装着方法の変更で、安定しています。
まず Mプラグは防滴箱を以前の 4台目の箱から5台目の箱に変える時に、上の写真にありますように防滴箱の下方からの取り出しました。自己溶着テープで防水防塵してあります。
一番問題だったのは電源となるステレオ・プラグでした。これは防滴箱に直接ジャックを取り付けるという発想から、コードの取り出口を完全に防水シールで覆う方法に変えました。(写真左の黒い細い線です。)
※ ちなみに写真の防滴箱はアルミ・ダイキャスト製で、防滴に関しては結構優れものです。ガスケットとして防水シリコン・ゴムが内装されています。しかも純粋なアルミ箱と違って加工が楽です。普通に売っていますが....、
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5作目のΔLOOP7の基盤

2008年07月21日 11時39分44秒 | ΔLOOP7
2008年7月21日
「海の日」に、5作目の ΔLOOP7 の基盤が完成しました。半固定 VR が 4つ??
実態配線図を書き始めてから約 6時間で完成です。多少の配線方法、その他 VR などを変えましたので、実態配線図は、表と裏を作図してから製作に入りました。
自戒のために書きます。電子工作は「道具」と「仕込み ( 準備 ) 」が大切ですね。
1作目 ΔLOOP7 は目を覆いたくなるくらい、配線はゴチャゴチャで、半田の修正の後だらけです。そんな1作目は、まだ中波用 ΔLOOP7 の基盤として稼働しています......。( 2008年10月05日に初代基板は我が家の博物館に入館しました。)
MOSFET は 2SK439(F) です。今回机の中の部品箱の 2SK-439の(E) と (F) 両方を眺めていたら、2SK439(F) は使った事がなく、今回は (F) にしました。あんまり関係ないのでしょうけど HITACHI の Techinical Data Sheet では (E) と (F) の違いは Idss の差が約 2mA とありますが Gainは同じ 30dB ですし、趣味で変えてみました。
FET やバリキャップを虫眼鏡で見ますと、型番のとなりに [ 7A ] とか [ 9L2 ] とか刻印してあります。これって何でしょう。
今回も全て同じ刻印の半導体を使ってみました。これもあまり意味のない趣味の世界でしょうね。
Tuning Box の部品と基盤だけで合計 2,500円くらいでした。
と言う訳で、一発で作動しました。自画自賛!
今回も一部変更しました。
前回 4作目と同じくリレーとバリキャップ間の配線を減らす目的で、バリキャップの 2列の中間にリレーを配置しました。これも素人の単純な発想と理解してください。自己満足です。次の思いつきもそうです。
もう一つは Gain ( Null ) 調整用の半固定 VR を直列 2段にしたことです。
実は 1kオームの VR では Null を取るのが難しかったです。これは単に個人的な技量に起因するのですが、行き過ぎてしまうことが多かったです。もしかして使っている VR に問題があるかもしれません。
今回は 100オームと 1kオームをを直列にして 100オームの VR は Fine Tuining 用にしてみました。
見た目で「DOHC, 4 Valves Twin Cam Engine」と名付けました。VR の 4個配置でそんな感じがしました。
さあここで今回の反省です。折角 1kオームと 100オームを直列に配置したのに意味が無かったです。1kオームは左一杯の 0オームで、100オームだけでバランス取りました。
1kオーム VR の2個が無駄です。最初から100オームだけで良かったです。これも良い経験です。
594kHz の NHK 第1放送を Target に Null へ押さえ込みました。LW で S=9+30dB まで振れているところを IC-R75 の P.AMP を 2 まで上げても Sメータが、ほとんど振れないくらい押さえこみました。
この電界 Noise を打ち消す差動アンプの Null って面白いですね。急激に「ストン」と奈落の底 ( 底無し? ) に落ちる感じです。
Null 調整は ΔLOOP7 の「最終調整のキモ」になりますが Null を見つけるのに苦労することも多いです。特に発振状態にある場合 Gainを下げて発振しないようにしてからでないと Null は取れません。( ちゃんと作れば発振しないようです。 )
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする