↑ 左のバリコンを回して 594 kHz NHK 第1から 693 kHz, NHK 第2、そして 810 kHz AFRTS と選局中..
先日 NHK 第2しか聴けなかった原因が判明。
通勤電車に揺られながら
内尾氏の「 真空管式スーパー・ラジオ徹底ガイド 」 を読んでいて気付きました。
OSC は 受信周波数 + 455 kHz を発振させる訳ですが、自作と違い、工場で生産されたラジオはパディング・コンデンサーではなく、コアで調整し、パディング・コンデンサー ( トリマー ) は使われていない場合がほどんど ... と書いてあります。
ということはパディング・コンデンサーの代わりとなるコンデンサーの容量が大切な訳ですが、いい加減な性格の私は、配線図の 440 pF が見つからなかったので 500 pF を入れていました。
440 pF が無いなら 220 pF をパラにすればいいのに、500 pF にしてしまう、このいい加減さ。( 笑 )
バリコンに付いているトリマーでなんとかなるだろうと適当に考えていました。
これでは OSC が正確な周波数を発振していないことになります。
( オリジナルの ANT, RF, OSC の3つのコイルを全て新品へ交換したら OSC コイルに調整用のコアが付いていなかったことも一因。)
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さて、コンデンサー交換の前に IFT のコアを調整してみました。
先日製作した 455 kHz オシレーター を取り付け、IF 真空管 6D6 のカソード電圧が最小になるようにテスターを見ながらコアを調整します。
4本ある IFT のコア、1本だけ少しズレていまいしたが、IF 455 kHz の調整は短時間で完了です。
↓ 画像はクリックしないでください、工作精度、レベルの低さが見られてしまうので。
( 冷汗 ... )
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最初の記事の問題に戻り 500 pF を 440 pF へ入れ替えました。
凄い迫力で鳴り始めました。
これで一安心、です。
これからは筐体、ダイアルなど .. のんびり仕上げて行きます。
この状態でも十分な感度、音量ですが、まだトラッキング調整も残っています。