Vic's Weblog


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JEAGAM FIC-404 分解・組み立て資料の作成・公開

2010年10月31日 07時07分07秒 | その他のラヂオ・受信機
フォトチャンネルへ JEAGAM FIC-404 の分解・組み立て手順を Up しました。
画像 26 枚、それぞれの画像には説明付きです。

画像は分解がメインで、組み立ては逆順になるため難しい部分だけ画像と説明を入れました。

超レア機種なので興味ある人は大変少ないでしょう。
個人的に大好きなデザインですが、大方の意見は「 作業場の据え置きラジオ 」でしょう。

将来自分で分解・組み立て時の資料 ( 備忘録 ) とします。

JEAGAM FIC-404 分解と組み立て
↑ 興味のある方はクリック!

[ フォトチャンネルの閲覧で画像の下に説明文の文字が流れます。読み難い時は左上のモード・ボタンで変えれます。]

P.S.
壊れても、組み立てられなくても一切の責任を持ちません。
" At Your Own Risk. " にてお願いします。
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JEAGAM アンプ修理完了!

2010年10月30日 18時24分40秒 | その他のラヂオ・受信機

初回の予言通り JEAGAM 修理の記事は今回で5話まで来て完結となりました。

さて今日は台風 14 号の影響で外は横殴りの風雨です。
こんな日はラジオを聴くに限ります。現在の我が家は近隣の中波か FM しか聴けませんが。
昨日完成した RS-350 のエージング兼ねてラジオを聴きながら JEAGAM の修理を続けてみました。

修復作業その5;
ネット情報では JEAGAM の修理は難しい、機械的に構造が複雑というですが、何回も分解・組み立てを繰り返すと学習してきます。
まず全ての基盤、その他構造部分をバラバラにしてみました。
そこで気付いた ( 以前気付かなかった ) ことが2つ。

1 電解コンデンサーは1個を除いて全て交換したと思っていたらシールドの中にあと2個残っていました。
  残っていた電解コンデンサー3個全てを新品へ交換しました。

2 低周波回路にはタンタル・コンデンサーが5個付いています。
  ポーダブル・ラジオにタンタル・コンデンサーを使うのは普通なのか?分かりませんが。

これらを全てオーディオ用 ( と思われる ) 電解コンデンサーへ交換しました。
↓ 取り出した部品。


ちょうどタイミング良く昼前に日本郵便から Rohm BA302 の IC が届きました。
35 年も前の IC のストック ↓ あるんですね。
オーストラリアの業者から3個を仕入れました。


どこが壊れているか調べるのは難しいので可能性のある部品をどんどん新品へ換えます。

Power Amp に使っている TR を発見してビックリ!
ゲルマニウム・トランジスター 三菱製 2SB495 です。
こんなに小さいのに B 級 PP 動作で 1W ~ Max 2 W だそうです。" Unbelievable ! "

↓ 基盤横しかも裏のヒート・シンクに隠れていたので前回まで探しきれていませんでした。


↓ ヒート・シンクを外したところ。

このゲルマニウム・トランジスタは交換部品がないのでそのままです。

さて IC, 全数の電解コンデンサー、タンタル・コンデンサーを新品へ交換完了しました。
" ボヨン、ボヨン " という変な音は完治しました。
このまま聴き続けてみます。

P.S.
修理完了してから 5 時間ほど FM 放送を鳴らし続けてみました。
すっきりした音はそのままです。
裏を空けてみて パワー TR, トランス、コンデンサー類など触ってみましたが熱も低く成功です。


あと2台の JEAGAM が修理できる IC が残りました。
JEAGAM の分解、組み立ても慣れて来たし、商売しますか。( 笑 )

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JEAGAM アンプ不調、修理その4

2010年10月30日 06時13分03秒 | その他のラヂオ・受信機
修復作業その4;

アンテナを設置できない日々 ... まだまだ続きます。
秋の夜長、そして早朝も短波を聴けないので手持ち無沙汰です。
では JEAGAM の修理 ( 一歩間違えば破壊? ) を少し。

修復とは関係ないですが、ついでに予防整備;↓ 右のブリッジ整流ダイオードも交換しました。
この4つ足のブリッジ・ダイオード1個の代わりに4本のダイオードでブリッジを自作して差し換えました。

↑ 左が取り外した東洋電具製作所 ( 現 Rohm 社 ) の IC ; BA302 です。

さてこれからどうしますか。

この IC が故障と決まった訳でもないし。
取りあえず自作 IC アンプを組み込んだので聴けますが、オリジナルに近づける努力が足りません。
結局、進展どころか 「 その2 」 へ戻りました。

つづく .....
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今夜の娯楽 ( ST 管ラヂオのレストア完了 )

2010年10月29日 20時24分55秒 | 真空管式ラジオの修復

遂に完成しました。
早川電機の RS-350, 7球高1付スーパー ST 管ラジオ .... レストアは大変、夏からの課題は長い期間がかかりました。

ST 管ラジオは高校の時以来の所有となりました。
マンションの中で室内アンテナですが SONY ICF-2001D と遜色のない感度です。

分解、アンモニア水で洗浄、乾燥から始まって、
電源トランス、出力トランスは全て巻き直し、チョーク・コイルを追加、
抵抗、ボリューム、コンデンサー、ANT, RF, OSC コイル、パディング・コンデンサー、照明など、ほとんどの部品を新品へ変えました。
全くオリジナルの部品は、真空管、バリコン、IFT, スピーカー、ダイヤル機構、電源スイッチ、筐体 ... くらいです。
骨董的な価値は大きく下がりましたが、末永く使える安心感の方を選択しました。

途中、何回も挫折しそうになりました。技術的、金銭的にも。
最後一番難しかったのは OSC コイルの調整でした。
オリジナルのコイルが不良だったので自作用の新品コイルを買ったのですが、
オリジナル ( 工場生産 ) の回路と、一般的な自作回路に多少の違いがあり、戸惑いました。
結局オリジナルには無いパディング・コンデンサーが必要と判断し 「 内田ラジオ 」さん まで買いに行きました。

P.S.
後で分かったのですがオリジナルの設計 OSC 付近 ↓ の回路図で、赤矢印のコイル延長部分がありますが、ここは本来コンデンサーを使う所をコイルを利用してリアクタンスを稼いでいたようです。
本体裏に糊付けしてあったセピア色の配線図では全く理解できない部分でした。
この部分はレストアで再現不能、コイルではなく一般的な温度補償用 90pF セラミック・コンデンサーを入れました。

やはり 内尾氏の教科書 がなければ完成には至らなかったでしょう。

上手く行かない時は、電車の中で考えるとか、寝転んで考えると " ハッ " と気付くことがあります。
今回の経験では、あまり集中しすぎたら、どんどん負のスパイラルに入ってしまいました。

やり残したことがあるとすれば前面パネルの仕上げ、処理です。

↓ 後ろから覗いたガラス管の中の灯り、美しいです。


↓ " Sharp " のエンブレム、真っ黒で何か分からない状態からピカールで磨きました。


癒しのメーターに代わり初体験の ↓ " Magic Eye "


↓ コリン's 51S-1 よりも遥かに大きく、居間に置く案を考えています。

3つのつまみ上にある真鍮の横棒、腐食により真っ黒だったのでピカールで半日かけて磨きました。

今夜は RS-350 をタンスの上に置いて家族揃って正座して「 夜の娯楽 」として聴きますか。( 笑 )

このラジオの 16 cm Speaker でクリスマス・ソングなんか聴いてみたいです。

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JEAGAM アンプ不調、修理その3

2010年10月28日 06時05分36秒 | その他のラヂオ・受信機
修復作業その3;

色々な案を考えました。その1つです。
オリジナルのアンプ回路の代わりに自作の IC アンプを使って、回路をパイパスしよう。
JRC の NJM2073D という IC を使って JRC が提示する標準応用回路を製作しました。
占めて 500 円。
コンデンサーと抵抗は手持ちのオーディオ用を使ったためにイビツになりました。

1 Ωの金皮抵抗 ↑ が IC より遥かに大きく部品のバランスがかなり悪いです。
これは 3 W の抵抗です .. 真空管アンプではあるまいし。( 笑 )
NJM2073D という IC の出力はステレオ用 0.6 W × 2 ですがモノラル BTL 動作にすると 6V で 1.2 W の出力となります。
オリジナルの出力 1.8 W より少しパワー・ダウン、大した差はないでしょう。
さて JEAGAM FIC-404 の電源から 6V をもらって、
VR の Center から低周波信号をもらって、
出力は Speaker へ直結。


音質の問題は解決しました。

しかし落ち着いて考えてみると邪道、外道です。
これで修理完了とはプロとして言えません、いえ私は素人ですが。

今回は実験ということで、何か別な修理方法を考えなければなりません。

つづく .....
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シグナル・インジェクターの製作

2010年10月27日 06時02分23秒 | 真空管式ラジオの修復
シグナル・インジェクターを製作しました。
早川電機の RS-350 レストア用に製作しましたが、
すでに RS-350 には必要がなくなりました。
でもまた違うラジオで出番があるでしょう。
IC-R-75 で S = 9 + 20 dB くらいのノイズを発生しているのを確認しました。

クリスタル・イヤホンも出番を待っています。
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LED 電球から FM ラジオへ Noise !

2010年10月25日 21時23分27秒 | BCL周辺機器/雑音対策
LED 電球から FM ラジオへ Noise!

せっかく FM だけは聴けると思ったのに FM ラジオに Noise が入ります。
FM に時々入る " ザー... " という Noise は、家の中の LED 電球 ( 白熱球タイプ ) のスイッチと連動しています。
場所的に近い LED 電球だけでなく、遠く 10 m 離れた LED 電球でもスイッチを入れると Noise が発生します。

家の中で更に調べると、どうも国内大手の某社の LED が Noise を発生するようです。
我が家にある同じタイプの LED 電球の内 SHARP 製は Noise 発生を確認できませんでした。

某社の LED の場合、家の中にある 3 個全てから Noise 発散を確認しました。
「 取扱注意 」を読むと、ラジオから 1 m 以上離すように書いてありました。
なるほど、読んでみるものです。
でも 10 m 離れた場所でも Noise が酷いです。

もう少し調べてから後日、某社のサービスへ連絡してみます。
取りあえず某社としておきます。
回答の内容は予測できますが、声を挙げてみます。

こちらに → LED から発生するノイズ障害 の記事がありました。
また以前、読売新聞にも出たようですね。
いえいえ、調べるほどにネットではいっぱい問題提起されているようですね。
どうするんでしょう?

EMI 対策済みと思われる電球は SHARP の DL-L601N という品番でした。

P.S.
某社のサービス、流石に対応が早いです。
「 弊社 LED 電球の故障前兆現象の可能性も考えられます。ご使用中の3個と同じタイプの LED 電球を送ります。」
と回答が来ました。
明後日頃には送ってくるでしょう。
買ったばかり、しかも3個とも故障前前兆 ... とは如何に?

現在使用中の LED は返送するわけですが、是非 EMI 対策に生かして欲しいものです。


更に続き、
新しく送付されて来た LED ライト、全くノイズを確認できません。
型番は同じ、不思議です。
送り返した方は同じ型番で3個ともノイズを発生していました。

11/31 の朝日新聞の 19 面に LED 照明器具の記事が出ています。
「 ... LED 電球は日進月歩で、性能を評価する基準づくりも追いついていない ... 」
「 ... 業界が基準作りをする前に、世の中で受け入れが急速に進んだ ... 」
とあります。各社も試行錯誤している段階でしょう。
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放送電波受信不能

2010年10月25日 20時03分24秒 | Weblog
かなり大げさな表題になりましたが、個人的に深刻です。

大規模修繕中の我が家、細々と工事のない夜間だけアンテナを簡易設置して来ましたが、
帰宅して「 がっかり 」
ベランダの工事が本格的に始まり、高圧洗浄、ベランダ床の張り替え、塗装、タイル張り替えのためベランダが完全に封鎖されました。
これで当分ベランダのアンテナで中波、短波受信はできなくなりました。
ベランダ閉鎖期間は、それほど長くないでしょうけど長く感じることでしょう。

残るラジオ受信は、室内で聴ける FM 放送と、雑音の多い中波です。

... と書いているうちに FM 電波に障害が発生している模様です。

詳細はつづく。
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夏の課題、高1スーパーで各局を高感度受信!

2010年10月25日 05時43分55秒 | 真空管式ラジオの修復
↑ 左のバリコンを回して 594 kHz NHK 第1から 693 kHz, NHK 第2、そして 810 kHz AFRTS と選局中..

先日 NHK 第2しか聴けなかった原因が判明。

通勤電車に揺られながら 内尾氏の「 真空管式スーパー・ラジオ徹底ガイド 」 を読んでいて気付きました。
OSC は 受信周波数 + 455 kHz を発振させる訳ですが、自作と違い、工場で生産されたラジオはパディング・コンデンサーではなく、コアで調整し、パディング・コンデンサー ( トリマー ) は使われていない場合がほどんど ... と書いてあります。

ということはパディング・コンデンサーの代わりとなるコンデンサーの容量が大切な訳ですが、いい加減な性格の私は、配線図の 440 pF が見つからなかったので 500 pF を入れていました。
440 pF が無いなら 220 pF をパラにすればいいのに、500 pF にしてしまう、このいい加減さ。( 笑 )
バリコンに付いているトリマーでなんとかなるだろうと適当に考えていました。
これでは OSC が正確な周波数を発振していないことになります。
( オリジナルの ANT, RF, OSC の3つのコイルを全て新品へ交換したら OSC コイルに調整用のコアが付いていなかったことも一因。)

☆☆☆☆☆ //_/__/___/____/_____/______/_______/________/__________/

さて、コンデンサー交換の前に IFT のコアを調整してみました。
先日製作した 455 kHz オシレーター を取り付け、IF 真空管 6D6 のカソード電圧が最小になるようにテスターを見ながらコアを調整します。
4本ある IFT のコア、1本だけ少しズレていまいしたが、IF 455 kHz の調整は短時間で完了です。
↓ 画像はクリックしないでください、工作精度、レベルの低さが見られてしまうので。 ( 冷汗 ... )


☆☆☆☆☆ //_/__/___/____/_____/______/_______/________/__________/

最初の記事の問題に戻り 500 pF を 440 pF へ入れ替えました。
凄い迫力で鳴り始めました。

これで一安心、です。
これからは筐体、ダイアルなど .. のんびり仕上げて行きます。
この状態でも十分な感度、音量ですが、まだトラッキング調整も残っています。
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JEAGAM アンプ不調、修理その2

2010年10月24日 06時03分52秒 | その他のラヂオ・受信機
修復作業その2;
可能性として低周波回路ドライバー・アンプ IC の故障も考えられます。
基板上で型番が読めないので IC を外しました。
Rohm 社の BA302 という IC でした。

( Rohm 社 .. IC のデータシートには東洋電具製作所と書いてあります。)
( R.ohm の社名って R ; 抵抗, Ohm ; 抵抗という意味なんですね。 )

当時でも、こんな小さな IC を使っていたとは、出力 1.8 W / 6 V.
出力 1.8 W と書いてありますが、低消費電力のドライバー・アンプ IC ですね。

もし IC 不良なら新品を探すのに苦労しそうです。
IC の内部構成を見ると、TR たった3個しか使っていません。
IC を使いたい時代だったのでしょうか?
ICF-5800 の低周波回路にも SONY 製 CX025E という IC を使っています。

IC を外しただけで修復に至らず ...

まだまだ、つづく .....
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