Vic's Weblog


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乾燥庫から IC-R75 (2009年09月24日)

2009年09月24日 20時59分52秒 | その他のラヂオ・受信機
時々取り出して使ったことを除けば、9ヶ月間、乾燥庫に保存中だった IC-R75 を本格的に取り出して、
これまで使ってきた R30A を乾燥庫へ入れました。
机が狭いので、一緒に使うのは無理.....というのも 51S-1 の占有体積が大きいためです。

久しぶりに使うと、新鮮です。
やはり国産、凄く真面目な受信機です。
TCXO による周波数の安定度が素晴らしく、また操作が簡単で、聴きたい周波数の Tuning もアッと間に Set できます。

音に不満があったのですが、IC-R75 も PALSTAR の SP30 Speaker で聴くと、かなり改善されます。
以前、IC-R75 につないでいた「自作 Speaker 」の力量不足でしょうか?
写真撮影のためだけに IC-R75 に「おんぶ」させています。

画像一番右、影山さん設計の Audio Box は必需品です。どの受信機でもつないで、毎日大活躍です。

iPhone 3G(S) (2009年09月21日)

2009年09月21日 08時37分46秒 | Weblog
もう15年くらい前に、世界初の本格的 個人用携帯情報端末 ( PDA ) " Apple Newton " が発売になりました。
当時から Apple を使っていたので、欲しかったのですが、高かったですね。とても買える値段ではありませんでした。

今 " iPhone " をよく見かけますが、こちら iPhone の発売開始は2年半前に遡ります。
" iPhone " は " Apple Newton " ほどのインパクトを感じなかったのと、必要性を感じなかったので、欲しいと思ったことがありませんでした。

一昨日、携帯電話を買い替えに Softbank へ行って、またまた衝動買いです。
iPhone の方が最新の携帯電話より安いです。

BCL のモビに使おうというのもあります。
それにしても 32 GB, その Speed, さくさく感、取説不要、さすが Apple ですね。

51S-1 のトランジスター交換 (2009年09月20日)

2009年09月20日 16時40分00秒 | Collins 51S-1

交換しない予定だった Collins 51S-1 のトランジスターを交換しました。

SSB というのは側波帯で帯域も狭いので結果として AF Gain が小さいのか?他には Filter 損失 ..... その補正のため余分に Gain 回路が付いているのでは?
いえ、51S-1 の回路図を眺めて、素人が、勝手にそう想像しただけです。

我が家の Collins 51S-1 は AM から LSB/USB へ切り替えると音 ( 低周波出力 ) が小さく感じます。
SSB/CW 専用の AF 回路の Gain が小さいのではないか?
ということで、最近手に入れた シリコン・トランジスター 2N2222A へ入れ替えたら SSB の低周波出力が AM の AF Gain の大きさに近づいたような?

この取り外したゲルマニューム ・トランジスター 2N388 は大切に保管することにします。

P.S.
※ 画像一番左がシリコン・トランジスター 2N2222A
※ 真ん中は ゲルマニューム・トランジスター 2N388 大きい!懐かしい感じ。
※ 一番右はシリコン・トランジスター 2N2222A へ交換後の画像


51S-1 シリコン・トランジスタ (2009年09月18日)

2009年09月18日 18時47分43秒 | Collins 51S-1
出張から帰ると、シリコン・トランジスタ 2N2222A が届いていました。
Collins 51S-1 使用のゲルマニューム・トランジスタ 2N388 の互換品です。

大きさはゲルマニューム・トランジスタの方が3倍くらい大きく、シリコン・トランジスタ 2N2222A は小さいです。
一個 53円、送料が遥かに高いです(笑)。

シリコン・トランジスタ 2N2222A は耐圧 40V, 0.5 W,
ゲルマニューム・トランジスタ 2N388 の方は 25V, 0.125 W,
と性能も違うようですが Collins 51S-1 のサービス・マニュアルに両方が並記してあります。

51S-1 の SSB は AF Gain が小さい感じ、まあ VR を Up すれば問題ないのでゲルマニューム・トランジスタ 2N388 のままで SSB を楽しむことにします。

51S-1 ゲルマニューム・トランジスタ (2009年09年15日)

2009年09月15日 04時50分39秒 | Collins 51S-1
写真は 51S-1 に唯一使われているトランジスタ 2N388 です。
当時からトランジスタを装備 ( ハイブリッド化 ) する設計だったのですね。
SSB/CW の AF プリアンプに1個だけ使われています。
2N388 は「ゲルマニューム・トランジスタ」です。ゲルマニューム...とても懐かしい響きです。
耐圧 25V, 出力 0.15W とあります。
設計当時、 1958 頃?としては最高性能のトランジスタだったのでしょう。

調べてみると 2N388 は現在でも「ギター・ペダル」に装備されて売られています。
「ミリタリー・スペックのゲルマニューム・トランジスタ 2N388 搭載.....」
なんていう CM を見ることができます。
51S-1 で使用されている 12AX7 真空管も、現行ギター・アンプで活躍、好評です。
時代を超えて「良いものはよい。」ということでしょう。

予備部品としてゲルマニューム・トランジスタ 2N388 を探していますが、部品はなかなか見つかりません。
互換性のあるシリコン・トランジスター 2N2222A は、まだ見つかります。一個 53円とは嬉しい価格です。
買っておこうかなあ.....

Palstar の新型 Speaker 情報 (2009年09月13日)

2009年09月13日 05時46分52秒 | BCL周辺機器/雑音対策
( すでに新型が発売開始、画像入替 09. Oct. 2009 )
上の写真は我が家の Pastar 社 SP30 ですが、
まもなく新型 R30H が出るようです。
SP30H, 最後の " H " は " High quality and High power " とのこと。
新型の写真はないのですが、調べてみると.....

1 16 cm Speaker!
2 手造り木製キャビネット。
3 新型の大型マグネット搭載。
4 周波数特性は 55 Hz から 8 KHz.
5 25 W Audio Power.....

現行 SP30 が横 16 cm x 高さ 11 cm x 奥行き 17 cm, Speaker 8 cm.
新型 SP30H は横 28 cm x 高さ 21 cm x 奥行き 26 cm, Speaker 16 cm.
ということで、現在のモデルからすると相当大きなサイズになります。

16 cm のスピーカーといえば「吠えろクーガ RF-888」を思い出します。
子供の頃、近所の同級生が持っていて、よく週末に遊びに行って聴かせてもらいました。
あのサイズの Speaker が木製キャビネットに入ると想像しただけもワクワクします。

P.S.
PALSTAR 社から写真が出ていたので画像を入れ替えました。
価格は $179.95 ということは16,000円 ( 諸経費含まず89円/ドル換算 ) ですか。
欲しい.....

6GH8A (2009年09月11日)

2009年09月11日 05時20分19秒 | Collins 51S-1
6GH8A について。
Collins 51S-1 に一番多く使われている複合管は 6EA8 です。5 本使用されています。
この 6EA8 は球不足になりつつあるそうです。
そこで、互換性のある球として、表題の 6GH8A の登場となるわけです。

写真右の球がオリジナルの 6EA8 です。
赤い元箱は 6GH8A が入っていた箱です。
代替管の 6GH8A を 5 本まとめて買って入れ替えてみました。

Data Sheet を見る限り、多少の数値の違いはあるようですが、
差し替えても、さしたる変化はないそうです。
単なる趣味で差し替えています。
少し感度が良くなったように感じるのは気のせいでしょうか?

P.S.
正直に言うと.....
何かの Web 情報で 6EA8 を 6GH8A へ入れ替えたら Gain が上がるらしい.....と勘違いし、
買ってからプロ OM 氏に「ほとんど変わらない。」と教えて戴いた次第で、これも無駄な買い物だったかも?

複合管について (2009年09月07日)

2009年09月07日 10時08分18秒 | Collins 51S-1
受信機に使われている真空管に限らず複合管は多いです。
1本の中に2つの真空管が入っている訳ですね。
写真は 51S-1 に使用されているミニチュア管 GE 製 5670W です。大変小さくて可愛いです。
それでも1本の中に2つの三極管.....得した感じです。

Collins 51S-1 には 17本の真空管が使われています。
その内、複合管は、6EA8 が 5 本、12AX7 が 2 本, 5670 が 1 本と数えると全部で 8 本です。
ということは 9 + 16 ( 8 × 2 ) = 25 本相当の真空管を使っていることになります。

芸術品のようなガラス管の灯りを眺めながらの BCL は、また格別です。

51S-1 内部雑音....(2009年09月06日)

2009年09月06日 18時16分16秒 | Collins 51S-1
( 我が家の ) 51S-1 は RF または IF 付近で Noise が発生しているようです。
普通 Gain のある放送では、ほとんど気になりませんが、微小信号の放送を聴くと、よく判ります。
Gain が大きいと相対的に AGC の作動で気にならないのでしょう。

この Web の Data でみても真空管式がそんなに雑音が大きいとは言えないようです。

疑いがあるのは真空管、コンデンサーあたりです。
真空管は全数交換してみて変化がないので「シロ」です。
次はカップリング・コンデンサーあたりが怪しいです。
上の写真はすでに交換したセラミック・コンデンサーです。くたびれているように見えます。
RF 回路 IF 回路のコンデンサーを交換作業してみようか?思案中です。
Preventive Maintenance (予防整備と言うそうです) の意味合いもあります。
見た所、電解コンデンサー系はほとんど新品相当です。
古いセラミック・コンデンサーが怪しいと睨んでいます。

全部は時間がかかるので、少しずつ交換してみます。
DX でなければ全然問題なく聴けるので、そのうちに.....
いつになることやら。

P.S.
今日、9月7日に真空管を、入れ替えた当初の新品に戻しているうち Noise は再現しなくなりました。
今は Noise が少なく感度も良好です。
喜んで良いのか? 不思議な気分です。