DRAKE SPR-4 照明用スペア ランプを手に入れました。
6.3V, 0.15A, T10 という規格です。回路図には [ 47 ] と書いてます。¥110 / 個の価格です。
DRAKE SPR-4 はライト点いた時の雰囲気がいいです。
後ろにライトのスイッチあるんですが、スペア ランプがあれば節約は不要になりました。
LED にするとういう選択肢は以下の事から推薦されないとの意見を得ています。
1. SPR-4 はランプが交流点火のため LED ではチラツキが大きく目が疲れる。
2. 青色がドレーク・ブルーではなくなってしまう。
3. 明暗ムラが出る。
LED にすれば良いというものでもなさそう。
以前室内に LED 照明買って付け替えてラジオに凄いノイズが出たことを思い出しました。
大きさも違うし時代も違う三台
DRAKE MS-4, PALSTAR SP30B, ELAD SP-1
ELAD SP-1 はアンプ入り音質切り替え機能あり。
↓ 奥行きも全然違う。
音はどうでしょう?同時に聞けないけど、
DRAKE MS-4
古いので新品の時の性能が出てるか不明ですが中のスピーカーを見る限りは綺麗です。スピーカーの径は大きいけど低音はあまり強く出ない感じ。アマチュア無線 SSB 聴くと音声が明瞭で柔らかで聴きやすいです。
PALSTAR SP30B
ウーハー専用のスピーカーを搭載していると思われます。自宅にある前モデルの SP30 はウーハー専用スピーカーを搭載していました。木製のケースも相まって低音が強調される感じ!
ELAD SP-1
一番小さなこれはバランスよく音が出てきます。アンプを内蔵していて音質も三段階で切り替えでき、低音もシッカリ出ます。個人的に音質が一番気に入っていますが値段が高い!ELAD FDM DUOr と並べたらデザインは最高!
クリスタルの増設に時間はかかりませんでした。順番に並び替えて挿して終わりです。
↑ Crystal が満席となりました。
大変なのは、ここからです。
所望の周波数の表示をさせなければなりません。レーザー・プリンタ対応のA4透明フィルム・ラベルを用意して印刷します。
( インク・ジェット・プリンタでも可と思われる )
白い裏紙を剥がせば粘着の透明シールになります。
↓ 買った時、空スロットが 10 あったのでこんな感じでした。
印刷したシールを切り貼りしました!
これを本体に戻して出来上がり 2 時間ほどの作業!
P.S.
オリジナルの印刷では文字が小さく感じたので 106% 拡大印刷したら丁度いい感じ。
DRAKE SPR-4 の受信可能範囲は 150kHz ~ 30MHz ですが、一個のクリスタル ( Band ) で 500kHz の範囲しか同調できません。新品で Option 無しだと下に書いた 10 個のクリスタルしか搭載されていません。
150 - 500kHz ( これだけ取り外し不可 )
500 - 1000kHz
1000 - 1500kHz
6000 - 6500kHz
7000 - 7500kHz
9500 - 10000kHz
11500 - 12000kHz
15000 - 15500kHz
17500 - 18000kHz
21500 - 22000kHz
全部で 24 個のソケット ( 残り 14 箇所 )あるので Option で 14 Band の追加ができます。
購入した時に付いてきたクリスタルに加えて、今回全ての 24 スロットを埋めるべく追加のクリスタルを手に入れました。
近々挿入してみます。
これでも、 完璧なシームレスにはなりませんが、以下の周波数を受信出来るようにします!
150 - 6500kHz ( 13 Band )
7000 - 7500kHz ( 1 Band )
9000 - 10000kHz ( 2 Band )
11500 - 12500kHz ( 2 Band )
13500 - 14500kHz ( 2 Band )
15000 - 15500kHz ( 1 Band )
17500 - 18000kHz ( 1 Band )
21000 - 22000kHz ( 2 Band )
28500 -29000kHz ( 1 Band )
以上 25Band ( Crystal 25 個 ) なりましたが 24 個のソケットしか無いので最後の 28500 - 29000kHz は使わない予定です。
ハンマーストーン再塗装済みの DRAKE MS-4 純正 Speaker が入荷!使われているビスやロゴは新品のようです。
分かってはいたけどでかい! SPR-4 本体とほぼ同じ大きさ!また卓上が狭くなる
上に積んでみたら場所は取らないけど何かバランスが ... 変!
下にクッション敷いてスピーカーを横にしてみたけどどうかな~?
ラックに入れるのが一番良さそう!
さて DRAKE SPR-4 の純正オプション追加はまだまだ続きます。次は?
P.S.
最新の PALSTAR SP30B と比べると SP30B も十分大きいけど、MS-4 の方がケースと楕円スピーカーが大きい分、音は落ち着いています。音声は聞きやすい感じ、AM で音楽向きではなさそう。昔のコンポ スピーカー並みの大きさでした!
右の PALSTAR SP30B は木製です。
もう十分エージング ( 加齢 ) してるからエージングは不要でしょう。
SPR-4 の Preselector は優れています。
Preselector 付きの受信機はおよそ BPF が付いていると思いますが、SPR-4 の Preselector は μ 同調方式のようで Q はかなり高いように思います。周波数を合わせても Preselector の Q が合わないと全く聴けません。Preselector の同調を取ると急激に信号が現れるのにチョットびっくりです。この下の画像の6つのコイルを同時に動かして同調しています。なんだかとてもメカニカル!
↓ の右の Crystal Selector を回して所望の Crystal を選択する訳ですが、同時に左下の Range Selector も選択します。その両方で周波数を合わせて Preselector で同調を取るわけで少なくとも3つのノブで所望の周波数を選択します。当時でも Collins 51S-1 などに比べると面倒ですが Preselector で同調取るのはなかなか面白いです。
中央のライトで照らされた所を読むと、
1.0 → 1000kHz ~ 1500kHzの受信バンドを選択している。
6-10 → Preselector は 6 ~ 10 で同調を取る。
B → RANGE Selector を B にセットする。
Collins 51S-1 は一個のクリスタルで 1000kHz をカバーしていましたが、SPR-4 は 500kHz を PTO で同調しています。周波数がリニアに変化するように PTO にはかなり工夫があるようです。
内臓のマーカー (Option) でスプレッド・ダイアルの周波数を修正すれば ±1 kHz 以内の精度は余裕です。下の画像で同調ダイアルの土台の銀色部分が回らないように手で押さえたまま手前の黒いノブを回すと周波数表示を動かさないで簡単に周波数を修正できます。
1000 + 400 + 31 = 1431kHz を受信中!
私が持っているわけではないですが DRAKE RR-1 について。
DRAKE RR-1 は汎用受信機 SPR-4 とほぼ同じ構造機能ですが業務用受信機として活躍していたんですね。
DRAKE RR-1
操作パネルを良く見ると SPR-4 には無い AGC Control, Antenna ATT の追加機能があるようです。
船の中でしょうか?こんな所で活躍していたんですね!