WSML あとは電源ボックスとエレメントです。
かなり手抜きっぽい感じになりました。
全面ベタ・アース基盤の製作は アンテナ分配機 の製作から2つ目ですが、教訓・反省点が多く、いろいろとノウハウがありそうです。
ただユニバーサル基盤の電子工作に比べ、こちらの方がハンダ付けは楽で、製作自体の面白さがあります。
まだ火を入れていません。
次回の工作で電源部が完成したら、簡易エレメントを付けて試験してみます。
アンテナ・エレメントは幅の広いステンレスかアルミの板を使ってインピーダンス インダクタンスを下げる努力をしてみます。
素人的な感覚ではインピーダンス インダクタンスを下げる理由よりも、板エレメントの方が製作が楽で、強度が取れるのではないかと思っています。
そもそも設置場所がないので、一時的に簡易設置の ALA1530S+ と入れ替えてみますか。
P.S.
DFS さんからのご教示で、超難度の高い LPF は外しました。
実態配線図へ反映させます。
WSM Loop 実態配線図を書いてみました。
まだイメージ段階です。
左側の空き地は LPF 回路が必要になった時の為に空けています。
設計図と違う点:
DC 電源は 3C-2V 信号ケーブルに載せて送ろうと考えています。
9月に購入した RPA-1 では、電源が別回線仕様ですが、改造して電源を信号ケーブルに重ねて送れるようになっているので真似てみます。
P.S.
RPA-1 だけでなく ΔLOOP7 アンプへの電源供給方法も同じです。
RPA-1 の場合、どちらでも選択できる設計という意味です。
P.S.
よく使っているケースは何かを質問されます。
タカチ のカタログの TD 型アルミダイキャストボックスで型番は TD 8-11-5 です。
以前、台北の電脳街で買ったほぼ同サイズのシリコン防水機能ケースがお気に入りだったのですが、日本製品と信じていたのですが秋葉原で見た事がありません。
従いまして当ボックスは防水ではありません。
私は最後の仕上げに風呂用シリコンバスボンドで防水しています。
WSM Loop に使用するコイルは自分で巻きますが回路図には 18 μH と書いてあります。
巻く回数を知るためインダクタンスを計算してみます。
使うのは FT-50 #77 番、ΔLOOP7用にトロイダルコアの予備があったので試しに巻いてみます。
インダクタンスの計算をすると4回巻きで 15 μH, 5回巻くと 24 μH, 5回巻でいいかな?
と巻いてみましたが、いい加減な数値で作るのは止めます。
いい加減な性格を矯正しなければ!
やはり FT-23 など他のトロイダルコアを入手して設計通りのインダクタンスを再検討します。
計算では FT-23 #77 番に7回巻だと 18 μH になりそうです。
FT-23 #77 番が手に入るかどうか判らないので、他のコアの代替も考えておきます。
P.S.
FT-50 #43 が6回巻きで約 18 μH になり、後日購入しました。
V.O.Russia 聴きながら記事を書いています。
先ほど WSM Loop の記事を読んでいたら 4 個使用する TR : 2N2222A は前段と後段の差動部分、それぞれマッチド・ペアを推薦するということです。
理由は2次歪みを最小に押さえるためとか。
せめて hFE だけでも揃えて欲しいと書いてあります。
机の引き出しから在庫 11 個全ての 2N2222A を取り出し hFE を測定しました。
マッチド・ペア、真空管みたいです。
値が近似の TR を2個づつ差動回路に使ってみます。
TR を半田で固定すると後の実験で交換が大変なので、これも真空管っぽくトランジスタもソケットで差し替えできるようにしようと思います。
まだまだ実態配線図を書いてベタ・アースにランド作成、時間が掛かりそうです。
蛇足;
回路図には FM 帯の周波数をカットする Filter が組み込んであります。
設計者によると、
「 近隣に強い FM 送信局がなく、50 MHz 以上の VHF 周波数帯も聴きたいなら Filter は省略してかまわない。」
そう、でも最初の試作品は部品も揃えたことだし Filter 付きにしようかな。
と書いている間、この時間になると、いつも眠くなります。
8 Ω, 8W と書いてあります。
サイズは 5 cm ですが、IC-R75 内蔵スピーカーへ互換性があるかも?
早速買って帰りました。税込み 100 円。
帰宅して写真をパチリ!マグネット部分が大きく磁力も強いようです。
下はオリジナルのスピーカーです。
奥行きが十分に空いているのに大きなスポンジで空間を埋めています。
かなり薄いペッタンコなスピーカーです。
経費削減も、ここまでやらなくてもいいのでは?
むしろスピーカーを取り付ける金具の方が経費がかかりそうです。
オリジナル・スピーカーを取り出し交換前に比較してみます。
上を見て、どっちが 100 円でしょう?って言いたくなります。( 答えは右が 100 円 )
スピーカー・コードをハンダごてで交換し 100 円のスピーカーへ入れ替えてみました。
ネジ穴こそ合いませんがスピーカー正面の音が出る部分はピッタリと合いました。
( 含み笑いが出ます。 )
「 カチッ 」と音がして 100 円スピーカーがピッタリ合ったようです。
ネジは無くても外れそうにありません。
あとはスポンジで後ろから支えて組み立てしました。
再組み立てして確認、まあオリジナルよりはマシになりましたが劇的な向上は無理そうです。
P.S.
調べてみるとこれってツイーターかもしれません。( 苦笑 ) まあいいか。
簡易設置アンテナで早朝のアフリカ、ヨーロッパを聴いています。
03:30 ~
5010kHz R.Madagasikara SINPO=25332 USB
5915kHz R.Slovakia International SINPO=25232
04:00 ~
6200kHz R.Bulgaria SINPO=35443
7400kHz R.Bulgaria SINPO=33443
6055kHz R.Rwanda SINPO=34433
9580kHz Africa No.1 SINPO=45433
04:30 ~
6185kHz Vatican Radio SINPO=45444
4765kHz Tajik Radio 1 SINPO=35443
4780kHz R.Djibouti SINPO=24442
7540kHz Denge Mezopotamya SINPO=35443
05:00 ~
6165kHz R.N'Djamena SINPO=35443
6055kHz R.Rwanda SINPO=44444 SYNC/LSB
4976kHz R.Uganda SINPO=35443 SYNC/LSB
4950kHz R.Nacional Angola 1 キャリアのみ 4949.760kHz
9705kHz ORTN ? R.Ethipia ? 混信3つの局かも SINPO=32332
IC-R75 と ICF-2001D で比較しながら聴いてみたのですが、
6165kHz R.N'Djamena SINPO=35443
6055kHz R.Rwanda SINPO=44444
この上の2つは IC-R75 だと LSB/USB を選択しないと混信は切れません。
TWIN PBT や周波数をずらしたり Filter を狭帯域にしてもダメです。
ところが 2001D で SYNC にして LSB/USB のどちらかに切り替えるとスパッと混信が切れます。
これは 2001D でよく経験することですが、今朝は特に SYNC の切れが良かったです。
音質は SSB より S-AM に軍配が上がります。
感度も ICF-2001D の方が良い感じでした。
今朝の受信は ICF-2001D の快勝でした。
... と気持ちよく R.Rwanda を聴いていたら 06:02 に QRT.
P.S.
後日 11/28, 同じように ICF-2001D と IC-R75 を比較。
ICF-2001D では、
6165kHz R.N'Djamena SINPO=45322
6055kHz R.Rwanda SINPO=23322
IC-R75 では、
6165kHz R.N'Djamena SINPO=45433
6055kHz R.Rwanda SINPO=33333
と IC-R75 の勝ち!となりました。
面白いです。今日の?ICF-2001D はノイズが多いのと AGC の効きが悪いです。
( 周到に準備しておいた確信犯的行動! )
秋葉原は久しぶりでもないのですが、JR 駅ビル「 アトレ 」が新装オープンしていました。
近代的なビルへの変貌、寂しく感じるのは私だけでしょうか。
いつも行っている親切な主人の店「 シオヤ無線 」さん、ここでほとんどの部品は揃いました。
下の画像部品の他、基盤、あと
トランジスタ 2N2222A は Collins 51S-1 に唯一使われている半導体 ( 指定の互換 TR ) なので自宅の引き出しの中にありました。
51S-1 指定の TR と WSML の TR, 偶然の一致なのか?たぶん性能は昔から認められている石なのでしょう。
回路図は PN2222A ですが私の 2N2222A とほぼ同じでしょう、たぶん外装 ( アルミ ) が違うだけ。
アルミ・ケース入りの 2N2222A の方がデータ的に少し温度特性などが良いみたいですが基本は同じですね。
回路図には 1,000 nF ( ナノ・ファラッド ) というコンデンサがあります。
聞き慣れないですが 1,000 nF = 1 μF ( 水色大きめの3個 ) です。米国式の単位でしょうか?
カラーコードは苦手なので一部を除いて数字で書いてあるインダクタを買いました。
これから WSM Loop の製作記事を詳しく読んでみます。
読みもしないで部品だけ集めてしまいました。( 汗 .. )
高周波的な発想ができないので巧く作動するか?どうか。
ΔLOOP7, まだキットのない時代、相当苦労しました。
P.S.
回路図 の抵抗 R12 と R19 の抵抗値 1k3 って何でしょう?
この部品だけが揃っていません。
以下、影山さんからのコメントを戴きまして解答は 1k3 = 1.3 kΩ です。
助かりました。
確かに 1.3kΩ とか 1R3kΩ と書くより 1k3 の方が表現が短くて間違いがないですね。
ありがとうございます。
環境が悪いので中波と FM を聴いてきました。
大規模修繕のおかげで最近ベランダが新築のように奇麗になりました。
仕事人、プロです。
新築以上に奇麗に見えます。
奇麗になったベランダにアンテナを設置するのは気が引けます。
工事終了 12 月の予定は大幅に延期され、来年の1月になりました。
ただ夜間だけならアンテナを出せそうです。
まだベランダも工事は続き、ペイントのやり直し、タイルの打ち変え .. などの作業に影響が出ないように工夫しなければなりません。
ベランダに唯一設置が許されているのがエアコンです。
このエアコンの配線に沿って 3D-2V を這わせて簡単に ALA1530S+ を置いてみました。
早速南方 RRI & PNG を18:30 頃チェック。
Palangkaraya 以外は ID 取れていません。
3325kHz Palangkaraya SINPO=33443
3345kHz Ternate SINPO=34322
3945kHz R.Vanuatu SINPO=24232
3995kHz Kendari SINPO=25332
4870kHz Wamena SINPO=25322
4925kHz Jambi SINPO=25322
3275kHz R.Southern Highlands SINPO=25332
3365kHz R.Milne Bay SINPO=25222
3905kHz R.New Ireland SINPO=25222
5020kHz Solomon Islands BC SINPO=34333
5040kHz R.Habana Cuba SINPO=35433
も良好でした。RHC いつ聴いてもいい雰囲気です。
その後 21:00 から日本語放送も良好
これからは 51S-1 の出番です。
9526kHz V.O.Indonesia SINPO=44444
9840kHz V.O.Vietnam SINPO=45444
< Rx ; IC-R75 & 51S-1, Ant ; ALA1530S+ >
P.S.
まだまだ短波受信用アンテナ完全復活の日は遠いです。
↑ 動画は JEAGAM で受信した FM Classic を自作 Mic Amp 経由 RS-350 で聴いています。
いい雰囲気です。いつもの自画自賛の世界です。
使い込むほどに RS-350 は私の宝物になります。
ほぼレストアを終了した早川電機の RS-350 です。
以前のブログにも書きましたが、もう少し手を加えたい部分があります。
1 正面のプラスチック・パネルの化粧、後面木製の仕切り板補修。
2 P/U 切り替えスイッチ付き VR をオリジナルに戻す。
特に気になっているのが上記2です。
ラジオから P/U へ切り替える時は VR を左一杯に絞り、更にカチッと回すと P/U になる設計です。
P/U 切り替えが付いていなければ、ここが電源オフになる所です。
RS-350 の場合、電源スイッチは音質切り替えのスイッチに付いています。
さて本体をオークションで落札した時、付いていたスイッチ付き VR の部品はオリジナルではない「 単極双投 」タイプであることが判明。
↓ 左が「 単極双投 」 ↓ 右が「 3点接続 」( RS-350 用 )
上の画像右の「 3点接続 」と言われるスイッチ付き VR が RS-350 正規部品です。
このタイプのスイッチ付き VR は激レア部品です。
多くの真空管ラジオの P/U 切り替えは「 単極双投 」が付いているようです。
「 3点接続 」スイッチが欲しい理由はオリジナルということもありますが OSC の発振を切ることができるからです。
右上の画像「 3点接続 」のスイッチ位置だと OSC 回路をアースへ接続・形成し OSC を発振させ、同時に P/U をアースに落として信号はラジオだけになります。
スイッチを反対 ( 点線側 ) へ倒すと P/U からの信号をアースから切り離して入力回路へ入れ、同時にOSC のアース接続を切ることで OSC 発振を止め完全に P/U に切り替えることができます。
左上の「 単極双投 」の部品は単にラジオと P/U の入力切替だけのスイッチです。
「 単極双投 」の場合 OSC 発振を止めることができないので P/U にしてもラジオの音が混じるという欠点があるようです。
上の画像にあるように「 単極双投 」は探せば新品があるので、現在はしかたなく入手可能な「 単極双投 」を使っています。
P/U 側へ切り替えるときは、ラジオの音を消すために、本体後ろに、もう一つスイッチを追加して OSC 発振を止めています。
「 3点接続 」タイプのスイッチ付 VR を探していますが探しきれません。
しかも外見が同じ?なのでテスター持って探さなければ識別できないかも?
スイッチ1つについてもオリジナルに近づけるのは至難です。
性能が向上したこともあります。
ST 管は古いので同じ型の真空管を2個から3個集めました。
同じ型番でも雑音の出る個体がありますが使い続けると雑音、異音が治まってくる場合があります。
自己流のスライダックを使ったエージング で性能を回復しているのかもしれません。
57年前のラジオ、あと一揃えの ST 管があれば、これから50年は聴けるでしょうけど、
その頃は AM アナログ放送なくなっていることでしょう。
テレビ朝日の「 ナニコレ珍百景 」 を見ていたら、
秋田県の男鹿市ではラジオを受信して音を出すガードレールがあるとか。
しかも、その付近では木の葉からラジオが聞けることもあるとか。
高価なラジオ買うのを止めて葉っぱでラジオを聴きますか。( 笑 )
ちょっと信じがたいですが、ガードレールがアンテナとなり、ガードレールの長さで同調、何となくスピーカーの代替は理解できるとして、検波は?どうなっているのでしょう。
事実として興味ありますね。
そこにゲルマニューム・ラジオを持ち込んだら 超高性能ラジオに早変わり Dx もできるかもしれませんね。