Vic's Weblog


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ヘッドホン・オーディオ

8石 + オペアンプ IC の ヘッドホン・アンプの製作

2011年06月22日 22時22分22秒 | オーディオ

 低電圧 ヘッドホンアンプ

日本で電子工作できるのも、この ヘッドホン・アンプ が最後でしょう。

今宵は 1242kHz ニッポン 放送 「 吉田拓郎の オールナイトニッポン・GOLD 」 を聴きながらの製作です。

今回の アンプ も、前回製作した DAC と同じく nabe さん という方が設計された アンプ です。

半導体、抵抗、VR, コンデンサー ... どの部品もかなり吟味されているようです。

ちなみに石は 2SA1015L を 4 個、2SC1815L を 4 個、計 8 個を使っています。

初段には オペ・アンプ LME49721 が使われています。

これだけ多くの半導体を使っていても増幅率は " 1 "

回路の抵抗値を変えれば増幅率を上げることができる設計になっています。

私の場合、前回製作した DAC ( ディジタル・アナログ 変換回路 ) の出力が十分大きいので、

増幅率が " 1 " でも十分です。

 

銀入り ハンダ を使おうと、何気なく ネット で 「 銀入りハンダ 」 を検索したら、

銀入り ハンダ って賛否両論が飛び交っているんですね。

銀入り ハンダ を使った音は聞くに堪えない!という意見もあります ...

エージング 談義も賛否両論ありますね、

良かった、聞き分ける能力が無くて!

どちらが良いか?は別として、日曜工作用の元祖 ハンダ を使いました。

そういえば昔の アポロ 宇宙船の電子機器は ハンダ 付けではなく、溶接だったとか、どこかの記事に書いてありました。

銀とか、鉛だとかの談義より、溶接、凄い レベル だな~

 

さてほぼ完成の画像 ↓ オプション の LED は、この後で付けました。

調子に乗って 線 に凝りました。

直列 2.4 V ではなく、両電源 ±1.2V ( 単 4 Ni-MH 充電池 2 個 ) です。

消費電力は少ないので電池は長持ちするようです。

三洋電機製 eneloop 単 4  だと 24 時間連続駆動できるそうです。

ヘッドホン と比べると、小さい アンプ です。

 

※ 最後に、製作する時、また使用する時に気をつけるところ。

オペアンプ の足は極小 サイズ、ハンダ が ブリッジ しやすい。

タカチ 製 ケース LM100 を使うと厚さにほとんど余裕がなく、ハンダ 付けする方の端末は短く切らないと ケース が閉まらない。部品を ハンダ 付けする前に基盤裏の足はなるべく短く カット し、きっちり 90 度曲げておくとよい。また 入出力端子 ( レセプタクル・ケース ) や OS-CON のような背の高い部品は基盤に密着させてハンダ付けする。

電池室への GND の配線は説明書だと B の穴からと書いてあるが、ここは電池室の蓋のための隙間なので A 部分に穴を開けた方が良い。B の隙間に配線すると、電池を入れ替える度に線が摺れる。


電源の切り忘れを防ぐため オプション の LED を付けた。

( 別名 ウルトラマン・タイマー )

↓ のボックスの穴あけ加工技術、大変上手だと思います。( 笑 )

誰も褒めてくれないので自分で褒めます。


完成後 ジャック 同士の間隔    が狭く当たりやすい。

太い ジャック 同士は間隔が ギリギリか、大きすぎると入らないし、カッコ 悪い。

↓ のように使用する プラグ の持ち手部分は、細いものを使う。

同じ 3.5 mm 径の ジャック でも ↑ 細い方を使うと スッキリ 。

見てもお分かりのように VR 付近は狭すぎて、使える ツマミ がありません。

ツマミ の無い VR の操作は回し難く、小型の マイナス・ドライバー を使っています。( 汗 )

 これらに関して設計者 nabe さんから、

「 コネクタ 関係が近接してて少々申し訳ない。当時の設計力が低くて^^ 」

ということでした。

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Radio West Sepik

2011年06月21日 06時30分59秒 | BCL受信ログ

Vanimo, Papua New Guinea に 3205kHz Radio West Sepik があります。

最近良好に聴けます。

3205kHz Radio West Sepik は弱いながらも変調もしっかりしていて、現地で聴いたらきっと音質も良いでしょう。

子供が引きずっているものは何でしょう  ?

綺麗な砂浜で釣りか~、いいなあ。

今夜の夕食は魚のココナッツ煮?

それともバナナの葉で蒸すのかな?

 

※ 東の Wewak には 3335kHz Radio East Sepik がありますが、聴こえてきません。

 

Time ; 21:15 JST.
Date ; 20 Jun, 2011.
Rx : DRAKE R8B.
Ant : 自作 MLA-2/PCL.
Chiba, JAPAN.

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コリン's 51S-1 修理、続編

2011年06月20日 04時53分30秒 | Collins 51S-1

後日 ;

前回の修理の勢いで、もう一箇所。

別な V4 ; 6EA8 真空管 ソケット も交換しました。

理由は、以前接触不良気味だったことがあったので。

ここの修復は前回より更に大変でした。

この 6EA8 は複合管で 3rd Mixer と Remote Gain Gate に使用されています。

この真空管は厳重に上下左右前後 6 面を狭い シールド で囲まれています。

 V7 ; 6EA8 と書いている場所 ⇒ V7 は間違いで V4 が正しい

          ↑ V7 は V4 の間違い。

↑ ソケット 交換前の画像、交換作業を躊躇させるほど、部品の取り付け場所はとても狭く、そして深さがあり、素人の私には、とても難度が高いと感じました。

ソケット と付属部品の交換だけで 3 時間もかかってしまいました。

ソケット を新品へ交換後、ちゃんと作動しています。ほっ ...

 

ついでに複雑な ギア 機構に油を注しました。

「 コリンズ の メンテナンス 」 本に、油を注しすぎたらよくない!と 書いてあります。

注油の効果、これまで ダイアル は軽いと思っていましたが、更に滑らかさが増し、静かになりました。

 

私の Collins 51S-1F ラックマウント 仕様は、初期型しかも業務用に使われたらしく、長年の劣化、特に熱疲労が大きいようです。

↓ こんなところで使われたのかな?24 時間 365 日連続運用とか。( また勝手な妄想 )

これからも少しずつ 「 レストアもどき 」 を行って、末永く使います。

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ヘッドホン・オーディオ用 DAC の製作

2011年06月19日 04時34分14秒 | オーディオ

最近 ヘッドホン の音に凝っています。

音の出口 ; ヘッドホン 購入から始まり、

真空管式 ヘッドホン・アンプ の製作が終わり、

次なる課題、音源は? という疑問が湧いてきました。

 

いつも使っている音源は、我が家に 18 年間君臨する重量級骨董品 CD プレーヤー ですが、

最近は   iTune  の音を聴く機会が多いので、パソコン 自体の音源を見直してみます。

となると DAC  が気になるところです。

 DAC ( Digital to Analog Converter ) デジタル・アナログ 変換回路、または D/A コンバー

⇒ これは nabe さんという方が設計された DAC です。

 忠実な音を再現できそう、と製作意欲が湧いてきました。

今回も 極小 チップ 部品があります、ハムスター の手を借りたい!くらい小さいです。

クロック に TCXO 搭載!通信型受信機みたい。

この FOX924B-12 という品番の TCXO, 通常の安定度は ± 0.3 PPM, 最大でも 2.5 PPM,

う~ん、凄いのだろうけど イメージ が湧かない、比較対象になるのか?解りませんが、

ICOM IC-R75 の Option TCXO の安定度が ± 0.5 PPM です。

ペンシル 先の部品 ↓ がその TCXO, 小さいこと!品番の確認は肉眼では無理


 

2 時間で完成! 鳴りました  良かった~

これから パソコン に標準で付いている DAC と音の違いを比較してみます。

金メッキの RCA レセプタクル の大きさから如何に小さな基盤であるか、理解できると思います。

今回は 2012 サイズ の チップ 部品でした、少し慣れたかな?

でも今回 ハンダ 付けした 2012 サイズ、大きな部類の チップ 部品のようです。

TCXO の周波数は 12 MHz ( VCXO Modeでは 10 MHz ~ 30 MHz )  となっていて短波放送受信に影響があると困るので プラスチック・ケース ではなく、金属を加工して ケース を自作しました。自作した金属 ケース、無骨で カッコ 悪かったので融着 テープ で グルグル 巻きに。

更に見た目が悪化   ... でも見えるところに置かないので、これでもいいかな?

この DAC もエージングで音が良くなるとか、200 時間 エージング した  という記事もありました。

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コリン's 51S-1 修理

2011年06月17日 19時02分26秒 | Collins 51S-1

以前から気になっていた 51S-1 不具合を修理しました。

V7 ; IF の 6BA6 の ソケット の接触不良です。

時々、空電か?と勘違いするような雑音があります。

原因は V7 の ソケット で、真空管を触ると雑音が再現します。

歯間 ブラシ を使って、ソケット の洗浄、ソケット を狭めるなどの応急処置も限界です。

↑ 左が取り外した後の ソケット、 ↑ 右は交換に使った MIL 規格 陶磁器製 ソケット と同等品

 

しかし作業は大変でした。

まず ↓ 交換前の画像です。中央の丸い 焦げ茶色 の部品が不良 ソケット です。

3 個の 肌色 のセラッミック・コンデンサー は、私が2年前に交換したので奇麗です。( いつもの自画自賛 )

しかし、ソケット は熱疲労?で ガタガタ です。

まず交換する ソケット の付近を見て実態配線図を書き、それを回路図と照合して間違いが無いか確認します。

その後、部品を取り外し、そして新しい ソケット と部品の取り付け。

↑ 交換後の画像、白っぽく見えるのが交換した陶磁器製の ソケット です。

 

ついでに熱疲労したような ソリッド 抵抗も新品へ交換しました。( 画像の青っぽい抵抗器 )

最後に、回路図と睨めっこして、配線に間違いがないことを確認!

火を入れました、真空管を少し触って動かしても接触不良の雑音は出ません。

 

丁度夕方なので ブラジル からの放送 5990kHz R. Senado を 303WA-2 アンテナ と RPA-1 プリアンプ 経由で聴いてみました。

こりん星 から来た 51S-1 には癒されます。

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自作 Active Magnetic Loop Antenna ; MLA-2 の評価

2011年06月16日 06時08分38秒 | 自作 ML Antenna

まだ評価には早いですが、取り合えず、今造りたての状態を記録します。

前提として、評価対象、基準は ;

303WA-2 ; 地上高 17 m, やねよりたかい開放空間、見晴らし抜群の一等地

自作 MLA-2 / PCL ; 南西向きベランダ、事情により柱の隣 ( 場所的には一番不利か? )

ΔLOOP7 ; MLA-2 と同じ南西向きベランダの真ん中

計測システム ; 目 ( R8B の S メータ )、と 耳 だけ、己を信じて .....

記載順は 303WA-2(青字), MLA-2(緑字), ΔLOOP7(橙字).

 

( LW ) ΔLOOP7 の長波専用 エレメント は未使用

153kHz R.Rossii, S=1/15111, S=2/25332, S=-/-----.

189kHz R.Rossii, S=1/12111, S=3/25442, S=-/-----.

279kHz R.Rossii, S=6/35443, S=8/45444, S=-/-----.

 

( MW ) ΔLOOP7 の中波専用 エレメント は未使用

594kHz NHK1, S=9+30dB/55555, S=9+10dB/55555, S=-/-----.

1422kHz R.Nippon, S=9/55555, S=9+10dB/55555, S=-/-----.

 

( 120 mb )

2310kHz ABC, S=2/25222, S=4/35333, S=5/35333.

2325kHz ABC, S=3/25222, S=5/35443, S=6/35443. 

2485kHz ABC, S=4/25232, S=6/35443, S=6/35443.

 

( 90 mb ) 今回、303WA-2 は周辺雑音に信号をかき消される。

3200kHz TWR Africa, S=6/15111, S=6/35433, S=7/35433.

3230kHz Family Radio, S=5/15111, S=6/35433, S=7/35433.

3255kHz BBC Meyerton, S=6/15111, S=6/34433, S=7/34433.

3320kHz Sonder Grense, S=5/15111, S=6/34433, S=6/34433.

 

( 75 mb )

4319kHz AFN Diego Garcia , 24342, 34443, 34443. ( SSB のため S メータ数値未記載 )

 

( 60 mb )

4765kHz Tajik Radio 1, S=2/25442, S=4/35443, S=6/35443.

4780kHz Djibouti, S=1/25332, S=4/35433, S=5/35433.

5000kHz BPM, S=7/35443, S=8/45444, S=9/45444.

5010kHz Madagasikara, S=1/25242, S=2/35443, S=5/35443.

5020kHz SiBC, S=2/25342, S=4/35343, S=6/35343.

 

( 49 mb )

5765kHz AFN Guam, 35333, 35443, 35343. ( SSB のため S メータ数値未記載 )

6055kHz Rwanda, S=5/34333, S=6/34333, S=8/34333.

6165kHz N'Djamena, S=2/25442, S=3/25342, S=8/35242.

 

( 41 mb )

7200kHz Myanmar, S=5/35443, S=5/35443, S=7/35443.

7450kHz Makedonias, S=6/35443, S=6/35443, S=8/35443.


( 31 mb )

9565kHz Super R.Deus. S=2/25432, S=4/35433, S=7/35433.

9705kHz Ethiopia, S=4/35433, S=4/35433, S=7/35433.

9820kHz R.9 de Julho, S=1/15331, S=3/25332, S=5/25332.

10000kHz WWVH, S=4/25442, S=5/35443, S=8/35443.

 

( 25 mb )

11600kHz V.O.Africa, S=4/35443, S=6/35443, S=9/45444.

11730kHz Vatican via Tashkent, S=3/25222, S=3/35333, S=7/45433.

11735kHz Transmundial, S=1/25442, S=2/25442, S=6/35443.

11780kHz RN da Amazonia, S=4/35333, S=6/35433, S=9/45333.

11945kHz Hamada, S=2/25442, S=2/25442, S=6/35443.

12015kHz Deewa Radio, S=5/35443, S=5/35443, S=9/45444.

 

( 19 mb )

15000kHz BPM, S=5/35333, S=4/35333, S=8/45444.

15275kHz Thailand, S=8/35433, S=9/45544, S=9+20dB/55544.

15310kHz BBC, S=2/25332, S=3/35433, S=8/45433.

15335kHz BBC, S=4/25332, S=6/35433, S=9/45433.

 

( 16 mb ) 303WA-2 のメーターの触れは渋いが RPA-1 を ON にすると音が浮いてくる。

17560kHz Habana Cuba, S=1/25232, S=6/35433, S=7/35333.

17750kHz Australia, S=1/25242, S=6/35443, S=9/45343.

17680kHz CVC Santiago, S=2/25342, S=5/35343, S=8/35343.

 

( FM )

MLA-2 のみで受信可能


( VHF )

MLA-2 のみで受信可能


ここまでの結論 ;

1 MLA-2 は低増幅率の恩恵で、相互変調積は現在まで未経験、長波、中波も安心して聴ける。

2 MLA-2  120 mb ~ 25 mb ( 2300kHz - 12100kHz ) 帯は ΔLOOP7 と聴感上 S/N 比がほとんど同じ。

3 MLA-2 は ΔLOOP7 と比較して、25 mb より高い周波数は、S/N 比が少し劣る。

 

今回製作した MLA-2 / PCL は低増幅率、非同調にも関わらず 25mb より低い周波数は S/N 比 は満足できます ... この程度で満足してはいけないのですが。

課題は 25 mb ~ 16 mb までの増幅率を更にフラットに持っていければ理想ですが WSM PCL 同様、難しい課題です。

改善方法として、エレメントの変更、トランスのインダクタンス変更かな?

それくらいしか思いつきません。

 

P.S.

シエスタ氏設計の CMC や、Galvanic Isolator, 

それと 303WA-2 に RPA-1 プリアンプ  を使うと、

3種の アンテナ の評価がかなり近づいてきました。

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真竹の筍

2011年06月12日 11時58分39秒 | Weblog

先ほど、日曜朝市で買ってきました。

真竹たけのこ、これが美味しいんですよね。

大きな 孟宗竹の筍 に満足したころ 「 真竹の筍 」 が出てきます。

こちらも美味しいです。

今回の真竹たけのこの料理法は、味噌汁、酢味噌、てんぷら .. どれも美味しそうです。

P.S.

今夜の真竹たけのこ料理は、塩・コショウにオリーブ・オイルをかけて、オーブンで焼きました。イタリア風?美味かった~

 

※ 鹿児島に住んでいた頃、好みの竹の子には、もう一種類ありました。

   大名たけのこ です。

  大名様に献上していたほどの美味しさ!です。

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自作 ループ・アンテナ 始動、その 3

2011年06月11日 03時20分06秒 | 自作 ML Antenna

 ← ヒート・シンク を外したところ。

今回の ベタ・アース 基盤は、今までの中では一番出来が良いと思います。

性能ではなく、工作の話です。

完全自作の非同調 MLA も早 2 作目となりました。

20 個の トランジスタ の中から hFE の揃ったペアで組みました。

↓ 雑な工作ですが トランジスタ の ヒート・シンク を自作 !

本当は TO-39 規格の Heatsink が欲しいところです。

今回も配線は電源を除いてアースから浮かしています。

効果 ( または悪影響 ) のほどはよく解りません。

聴いてみた所、

LW ~ MW 付近の ゲイン は WSML よりも低め、相互変調の影響も感じることなく、とても快適!

短波帯は確認中!

FM まで ゲイン がありますが、こちらも WSML よりゲインは低めです。

一応 VHF も聴けますが、VHF 帯のゲインはなく、ただ聴けるというだけです。

 

※ アンテナ の近傍で UHF 帯より低い周波数を バンド・スコープ で確認しましたが、発振は確認できませんでした。

 

後に残された検討案、

1 エレメント の更なる工夫、

2 設置場所の検討 ... といっても同じ ベランダ の中で平行移動するだけ、

トランス の インダクタンス 再検討、

4 使わなくなった ALA1530S+ の Interface Unit を使って Gain を上げる、

  ( 蛇足、邪道・外道か? )

5 CMC の追加 ( 予算が無く実現は厳しい状況 )

があります。

半日ほど聴いてみましたが S/N 比はとても良いようです。

... ちと褒め過ぎか ... 問題点、欠点を探さねば。

 

名前は何にしようか?

「 磁界輪弐号 」

" Vic's Loop-2 "

" MLA-2 " ...  

" MLA-2 " で決まりかな。

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6Н3П-E ( 6n3p-E ) という露製の真空管

2011年06月09日 05時06分06秒 | オーディオ

とある情報によると ↑ 露製 6Н3П-E ( 6n3p-E ) という真空管は音が絶賛されています。

( ロシア語の 6Н3П-E を翻訳すると 6n3p-E となります。)

引き出しの中にちょうど 2 本 1977 年製 6n3p-E がありました。( 確信犯の可能性あり )

今回製作のヘッドホン・アンプ搭載の 5670W と入れ替えることもできるようです。

Data Sheet を見たら 5670W と 6n3p-E は酷似しています。

↑ 左が交換する露製 6n3p-E , ↑ 右がオリジナルの米国製 GE 5670W ↑

露製 6n3p-E の方が、米国製 5670W よりノッポです。

背が高いので、真空管のカバーが当たるのでは?と心配していましたが、

真空管カバーの高さは余裕でした。

↑ 左の露製の方が高級感があります。

画像では分かりにくいですが、露製はピンがメッキ製で、構造内部も綺麗です。

素人が見ても米国製の GE 5670W より 露製の 6n3p-E の方が出来はかなり良さそうです。

( あくまで外見 )

 

オリジナル 5670W も聴き込んでいないのに露生まれの 6n3p-E へ ↓ 交換してみました。

ロシア製、この真空管は、製造技術が高く、また製造段階でエージングが完了しているので エージング不要 ということだそうです。

P.S. ( 後日 6n3p-DR へ入れ替えてみました。) 

真空管はいいですね~ ... 暖かいハートを持った生き物のようです。

 

蛇足; ロシアの要素技術と航空宇宙技術

1976 年 9 月 6 日、「 MIG-25 戦闘機函館空港亡命事件 」 が起きました。


MIG 25 戦闘機が世界最新鋭で、秘密の厚いカーテンに包まれていた時代、当時 MIG 25 の電子機器は核戦争に耐える真空管で設計されている噂話がありましたが、それ以来、露製の真空管は凄いんだろうな~ ... と思っていました。 今回使用した 6Н3П-E は FM, VHF など高周波が専門とか。この 6Н3П-E  MIG 25 戦闘機の通信機材に搭載されていたかも? ... ( 妄想 )

そういえば昨日、6月8日、古川聡 宇宙飛行士を乗せたソユーズ TMA-02M 打ち上げ成功!しました。

ソユーズは、ここ40年間、大きな事故を起こしていないとか。

 

旧ソ連邦、そして現ロシアの宇宙航空技術はたいしたものです。

2003 年 2 月、米国でコロンビア号空中分解事故が発生し、スペースシャトルの打ち上げが中断。シャトルの打ち上げが再開される 2005 年 7 月までの約 2 年半の間は、ソユーズ宇宙船が地球と国際宇宙ステーションを結ぶ唯一の手段となりました。


ヘッドホン・アンプから始まる妄想記事が、これ以上悪化・進行しない内に、ヘッドホン・アンプ記事はこれを最終回とします。

オリジナルの GE 5670W から、涼麗な ロシア 製の 6n3p-E , このあと WE396A 収集にならなければいいけど .....

P.S.

 ( 2012. 09. 26. 遂に WE396A を入手! 最新記事参照! )

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自作ループ・アンテナ始動、その 2

2011年06月08日 05時00分00秒 | 自作 ML Antenna

真空管の ヘッドホン・アンプ ばかりに時間を取られて、ループ・アンテナ 製作が遅れていました。

 

↓ 一号機が完成しました。夕方に PCL の エレメント に付けてみました。

( 中身は、結果が出るまで ブラック・ボックス にします。汗 ... )

設置してすぐに Brasil からの放送 5990kHz Radio Senado  を聴きましたが ΔLOOP7 と瞬時に切り替えても、違いが解らないくらいの性能です。

ゲイン は ΔLOOP7 より小さいですが S/N 比は ΔLOOP7 と同じような感じです。

中波は WSML より ゲイン は落ちますがちゃんと聴けます。

更に長波は 153kHz, 189kHz, 279kHz で Radio Rossii が良好に聴けます。

他、長波の周波数を サーチ しても日本の中波局は混じらないので、相互変調積も抑えているようです。

High Band は WSM PCL 同様、ゲイン は落ちるようです。

WSML PCL と同じ エレメント を使っていることの理由の一つでしょう。

アンプ のせいではなく、やはり エレメント に更なる工夫が必要ということか。

 

う~ん、ど素人が最初から上手くいくはずがないので、いっぱい落とし穴があるのでは?と探しています。

 

実は ↑ これは試作品の1号機で、本命は2号機です。

2号機では、今回 ( 1作目 ) の基盤は止めて、好みの全面 ベタ・アース 基盤へ変えます。

↓ すでに ケース の加工も終わっています。

今回、回路による トランジスタ の発熱量は大きいので、ヒート・シンク TO-39 を探していました。

合う ヒート・シンク が見つからないので、諦めて自作することにしました。

トランジスタ は見ての通り、かなり古い タイプ でとっくの昔に製造中止の石です。

この石は米国製の理由もありますが、国内では探せなくて海外から 20 個ほどを輸入して  hFE の ペア を組みました。

fT は 1,200MHz です。といっても短波帯域では、さほど関係ないかも知れません。

※ トランジスタ 2個の右隣にある小さな部品は半固定抵抗です。

  これは オーディオ 用でしょうか?、瀬田無線さんに置いてありました。

  超小型、でもしっかりした金属 ケース 製です。

後書き;この半固定抵抗は 「 抵抗体が サーメット 」 で密閉構造の シール 型ということです。

サーメット 材の事はよく判りませんが、密閉構造なので屋外に置く アンプ には相応しいでしょう。

 

今回は トランス として メガネ・タイプ の コア を探していましたが見つけられないので、これも諦めて普通の トロイダル・コア にします。

 

回路の差動 アンプ 部分は石が違うだけで WSML の後段増幅部とほぼ同じです。

入力、出力ともに トランス 結合、この回路は RPA-1 を パクッ ています。( 大汗 ... )

ただ RPA-1 には特殊な部品があるので完全 コピー はできません。

トランス の インダクタンス は WSML を真似て 16 μH ~ 34 μH くらいで調整してみます。( かなり適当 )

今の予定では、入力段の トランス は小さい インダクタンス、出力側の トランス は大きい値にします。

これも RPA-1 から ヒント をもらいました。

ヒント はもらったけど、パク れない難しさ。

 

また差動回路の バイアス は半固定抵抗で ヌル 調整できるようにします。( ΔLOOP7 風 )

 

電源は重畳しないで、ベランダ まで電源専用線があるので、DC 15V を別送します。

 

↓ 左が一号機、右が二号機です。

右の2号機は少しだけ小さい ダイキャスト・ケース です。

 

プロ の専門家が非同調 MLA 作っても、かなり難度が高いのに .....

でも 「 成功 」 よりも、自分なりに考えることが大事だと思います。

 

※ 一番怖いのは発振、バンド・スコープ で見て、発振兆候があれば中断します。( 大汗 ... )

コメント (2)
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