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PALSTAR R30A のエンコーダ ( マルさんへ )

2023年05月05日 05時05分05秒 | PALSTAR R30 / SE-3
以前、マルさんからご質問を受けた PALSTAR R30A のエンコーダの型番
につきまして。

手持ちの部品を見ると ALPS 製だというのは間違いないのですが、
左が不調で取り外した部品、右は予備に購入した部品
当該部品を見ても製造番号以外に型番は分かりません。
R30A の回路図はどこかに保存していますが、現時点で見つかりません。
どういう経緯でこのエンコーダの型番を手に入れたかも思い出せません。
たぶん代理店か直接米国の PALSTAR に確認して追加購入したと思います。
部品そのものは ¥200 程度だったと記憶しています。
引き続き  PALSTAR R30A の回路図を探してみます。
でも回路図に型番が書いてある可能性は低そうです。
頼りにならなくて申し訳ありません

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
話は変わって、以下は DRAKE R8B の備忘録です。
10 年ほど前にDRAKE R8B のエンコーダも不調になり、
当時米国本社 DRAKE のサービスに連絡を取って型番調べたら、
こちらは ALPS 製 EC16B2410 現時点で ¥218 です。
R30A とは機能が違うので型番も異なります
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PALSTAR R30A メーター照明切れの修理依頼

2023年04月26日 06時00分00秒 | PALSTAR R30 / SE-3
PALSTAR R30A メーターの照明球切れの修理依頼がありました。
開けて見て電球が切れているようです。

正規のアッセンブリー部品へ交換しました。
ちなみに R30A は R30, R30c, R30cc とは照明の部品が異なります。
単なる電球切れで良かったです。


代理店でさえ部品は無いとの事で純正の補用部品を持っている私は何者? 😎 
でも、正規部品の在庫も残 1 個なので次回の球切れの場合、
次からはアッセンブリーは敢えて自作とします。
純正部品に負けない照明アッセンブリーを自前で造りますか。
球切れが気になる方は、照明アッセンブリーの LED 化も検討しても良いかも?
雰囲気はムギ球には敵わないでしょうけど。

早速、修理後の R30A が無事に届いたとのご連絡いただきました。

これで癒しのメーターを眺めながら放送の受信を楽しんでいただければと思います。
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R30A DISCONTINUED - R30B COMING SOON...

2021年08月15日 15時00分00秒 | PALSTAR R30 / SE-3

" R30A DISCONTINUED - R30B COMING SOON... "

あれから 8 ヵ月、どうなったんでしょうか?
PALSTAR の HP を時々見ていますが、変化無し

「半導体チップ不足、2023年まで続く可能性…」
の影響でしょうか
そして武漢コロナ蔓延も

PALSTAR R30 短波受信機 ⇩ に興味がある方は クリック
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PALSTAR R30A 製造中止⇨R30B が近日登場

2020年12月25日 16時00分00秒 | PALSTAR R30 / SE-3
PALSTAR 社によると、
PALSTAR R30A 製造中止 ⇨ R30B が間もなく登場します。
現時点で新しいジェネラル・カバァレッジの受信機って?
SDR 全盛のこの時期に最新となる R30B はどんな受信機だろうか?
R30 シリーズなら外見とか基本は同じなのか?

R30 ⇨ R30c ⇨ R30cc ⇨ R30A ⇨ R30B

以下 R30B に期待を込めて勝手な想像です。

 - 基本構成は同じ。
 - TCXO 搭載で安定度を上げ SSB Mode 強化。
 - SAM は DRAKE R8B 並みか SE-3 のような機能が付く。
 - 選局がしやすくなり、Step 500kHz, 9kHz, 5kHz, 最小は 1Hz 単位。
 - Option で 10key が使える。
 - 表示は 1Hz まで。
 - アナログ・メータはそのまま残す。

現状でも R30 は性能的に満足、少しだけ改善すればまだまだ使いやすくなると思います。
以上は個人的な希望であり、何か情報を持っている訳ではありません。

ICOM IC-R75 が製造終了になって久しく、
ALINCO DX-R8 も最近製造終了、
新たに広帯域受信機が新発売されるのは本当に嬉しい。PALSTAR からは簡単な情報だけですが良いクリスマス・プレゼント🎁を貰った気持ちになりました。
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中波で同期検波の音質を比較 (赤文字は追加記事)

2020年09月03日 06時00分00秒 | PALSTAR R30 / SE-3
地元の中波で R30cc+SE-3 と ICF-2001D の同期検波で音の比較をしてみました。
両者の音質は全然違いますね。でもどちらが音楽再生に優れていると言うより、同期検波を作動させると、どちらも混信が軽減、雑音が減り、理解度・了解度が上がるというのが同期検波の優れた部分だと思います。肝心な Filter の違いは、
- R30cc は純正 Collins Mechanical Filter 6.0kHz.
  ( ちなみに現行の R30A は 5.8kHz Mechanical Filter 搭載です )
- ICF-2001D は自分で改造交換した Kiwa 製 Blue Dot " 6.5 kHz Ceramic filter" 
で、少しの帯域幅の違いで音質に違いがあります。
両方共に外部スピーカーに繋いでいます。
R30cc+SE-3 & ICF-2001D 同期検波比較
( 最初のピー音は SE-3 が搬送波に同期 LOCK する前の音です )
00” ~  R30cc+SE-3 
15” ~ ICF-2001D
23” ~  R30cc+SE-3 
32" ~ ICF-2001D
44" ~  R30cc+SE-3 
52" ~ ICF-2001D
60" ~  R30cc+SE-3
72" ~ ICF-2001D
87" ~  R30cc+SE-3

P.S.
現行で私が持っている SDR 機 ( Perseus, ELAD FDM-DUOr ) いずれも 同期検波はあまり使いません。
理由はあまり変化を感じ取れないからです。正確な搬送波の検出には使います。
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R30cc と Sherwood SE-3 の Better Half

2020年08月29日 06時00分00秒 | PALSTAR R30 / SE-3
SE-3 を隠れ家に持ち込みました。R30cc の Better Half ( 良妻賢母ときどき愛人 ) として頑張ってもらいます。
SE-3 は電源を含めると多少嵩張るので出張ついでに持ち出すのは躊躇していましたがクロネコさんに運んでもらいました。
同期検波に関して優秀な SONY ICF-2001D も同じ箱に梱包して連れて来ました。
これら同期(同歩)検波を比較しながら遊んでみます。

↑ SONY ICF-2001D, VR-500 & RF-MWA30 Anttena.
 (蛇足)ドライフラワーもなかなかいい感じになりました。

↓ Sherwood Engineering SE-3 & R30cc.
↑ 使い方を間違えたので再度録画 ↓
SE-3 with Jazz   "Sleep like a Baby"
 
始めは近隣中波から SE-3 の使い方のリハビリ中です!

個人的備忘録として Sherwood SE-3 の操作方法、機能などマニュアルから抜粋
 ] は通常の Monitor 用で同期検波回路をバイパスします。
[ X ] は同期検波を作動させます。
[ LOCK ] を押し続けると自動でキャリアに Lock します。
[ OFFSET ] は LOCK した状態で周波数帯域を上下に移動する機能です。
  設計者はこの性能が自慢のようで LOCK したまま混信から相当な周波数帯域まで
  逃げることができる。ECSS みたいなものか?
[ ↑ ↓ ] のレバーは、ゆっくりと LOCK 周波数を Manual で変えることができます。
  USB/LSB の切り替えは手動でズラすという感じです。
[ FLUTTER ] は電離層伝搬で生じる、わずかな周波数変化に追随する機能です。
[ AR ] は Amateur Radio 局用で FLUTTER より更に周波数が変動する電波に
  自動追尾します。
[ AM - SSB ] は名称通りで SSB の時は 真ん中の丸い Knob を回して復調、
  昔懐かしい短波ラジオ付属の BFO みたいなもの、だけど HF 帯アマチュア無線は
  綺麗に復調できます ( BFO 上の Sync Switch を にしてから操作する)。
[ Cut - High - Boost ] Volume 右の Switch は高音を3段階変化させます。
[ OFF - Boost ] ← 表示のない Switch.Volume 左の Switch は低音を2段階変化
  出来ます。
同期検波に関して電源 Switch はなく Speaker 用の低周波回路のみ Volume に Switch が付いています。
敢えていうなら 
/ X Switch を 側に倒せば同期検波 OFF.

アナログだけでこれだけの性能、凄いと思います。
※ 大切な注意事項
 受信機側を SSB にしない事!受信機側は必ず AM Mode を使う!
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Sherwood SE-3 MK IV

2020年08月14日 06時00分00秒 | PALSTAR R30 / SE-3
現在 Sherwood SE-3 MK IV : $695.00 USD
同期検波器材ですが SDR DSP 全盛の今でも現行で販売されていることに少し驚きです。

機能には SSB 受信機能もありますがそれは昔懐かしい SSB モガモガを解消する BFO 程度で使う機会は少ないですが、無いよりいいか程度です。
その代わり同期検波に関しては音質が素晴らしく優れモノ、Rack mount option もあります。
SE-3 は過去の一時期 PALSTAR のオプションでした。親機 PALSTAR R30A は現在 $895.00 USD, 一時期の Sherwood SE-3 の価格は R30A 受信機よりも高価な時期もありました。
SE-3 は455kHz の IF 出力があればどんな受信機にも繋ぐことが可能です。
ちなみに ICOM IC-R75 の IF は 450kHz ですが、私の IC-R75 には Sherwood 製の IC-R75 専用のバッファー・アンプ経由 IF 出力端子を付けているので IC-R75 でも機能します。
自慢話を少し; この ICOM IC-R75 用のバッファー・アンプには不具合があって私が改修させました。私が改修したならもっと良かったけど。
この Sherwood SE-3 は久し振りに自宅の乾燥庫から取り出して関西の隠れ家で PALSTAR R30cc のベター・ハーフとしてペア組みしようと荷造りしています。
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R30cc 電解コンデンサの交換

2020年04月09日 06時00分00秒 | PALSTAR R30 / SE-3

R30cc の電解コンデンサをニチコンのオーディオ用 FG ゴールドへ交換しました。

耐圧が大きいサイズを購入したせいでサイズがギリギリでした。耐圧は高ければ良いというものでは無く、耐圧 ( 結果として大きさ ) も合わせるべきでした。

↓ 交換後の古い電解コンデンサ

今回の交換は電源部付近だけです。回路には今回交換していない無数の小さな電解コンデンサがあります。電源部は IC も交換したので耐久性は上がったでしょう!

とても音が良くなったようです ..... そんなわけないか

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自分の R30cc 修理?

2020年04月07日 06時00分00秒 | PALSTAR R30 / SE-3

自分の R30cc も少し手をかけました。症状はヴォリュームを半分以上に上げていくと音が割れてしまうというものです。低周波出力が 3W なのでヴォリュームを半分以上に上げることはほとんどないのですが、気になります。

以前、1 番古い別の R30c でこれに近い症状は部品交換で直したしたことがあります。その時に保守用部品を多めに買っていたので作業ができます。

最初、原因が VR かと思って交換したんですが、あまり改善の気配なし。この R30 はヴォリュームのコントロールが特殊です。R30 の AF 回路のヴォリュームは信号ではなく電圧で音の大小 ( ボリューム ) を変える IC ( TDA7056B ) を使っています。

↑ 左が取り出した古い VR, 右が交換する新品 VR.

AF 回路の IC と電源部の レギュレータ IC 2 個を交換しました。

治りました!何個か部品を交換したので何が原因だったかは不明だけど。

この筐体は少なくても 20 年は経過しているので電解コンデンサもニチコンの新品へ交換しようと既に注文しました。

R30 シリーズを 3 台も持っている関係で、VR, Power Amp IC, など保守用に追加注文しました。これら部品は製造が終了してかなり時間が経過しているのでストックします。
エンコーダも必要な分は少し机の引き出しの中にあります。

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R30cc 球切れの修理 ( 依頼 )

2020年04月06日 06時00分00秒 | PALSTAR R30 / SE-3

ネットで当ブログにご来店の方がお持ちの PALSTAR R30cc の液晶の照明 1 ヶ所が切れたとのことで、当店に修理を依頼されました。

受信機の雰囲気は大事ですよね!電球切れは精神衛生上早く交換したいものです。

R30cc には 3 個のムギ球が使われています。私は R30A の交換電球 ( 配線ワイヤー付 ) は余分に持っているのですが、R30cc はアッセンブリ毎の交換になり、これに使える部品は持っていません。依頼人の方は米国の PALSTAR に情報を質問されたようですが既に製造から 20 年以上経過していることもあり、電球の規格も分かりませんでした。現在販売されている器材は R30A で回路はほとんど同じですが、R30cc とは液晶や筐体が異なります。

取りあえず筐体を送ってもらって開けたらこんなアッセンブリになっていました。↓

回路図を見て、また実際に計測して同規格のムギ球を通販で手に入れました。なお本体には受けるソケットは無く、ゴムのブッシュにグニュグニュと挿入する方式です。切れたムギ球だけを交換する方法もありますが、経年劣化を考えると全数 3 個を交換する方が精神的に安心です。

↓ オリジナルを真似てアッセンブリを製作しました。

↓ 再組立てして、完治しましたので昨日、所有されている方の元に戻っていきました。

まだまだ現役で使えますね!

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