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初代ΔLOOP7 ( 2007 年 5 月 10 日 )

2007年05月10日 06時15分53秒 | ΔLOOP7

2007 年 5 月10 日
遂に ΔLOOP7 が完成しました。ALA1530 ではありません。かなり WellBrook 製品 ALA を意識して製作した我が家の初代 ΔLOOP7 です。
この アンテナ の エレメント は直径 6 mm の中空 アルミ・パイプ を円形に加工しました。実はこれが一番難しかったです。

 

追記 ;
その後 エレメント 部分の材質は アルミニウム、ステンレス、銅などを試しました。
加工という意味では銅がとても造りやすかったです。
完成した当初は短波を聴ける手持ちの ラジオ が VR-500 広帯域 ハンディ 受信機しかなく、とても不思議な ペア で聴いていました。
上の写真にある円形の アンテナ の形状はもう現存していません。
ビギナー らしく、かなり遠回りしましたが、たどり着いた最終形は、影山さん オリジナル の逆 Δ 形です。
これには理由があります。造りやすさもそうですが、それ以上に同調周波数の修正が簡単です。
私の場合最低同調周波数を 2300 kHz と決めました。Northern Territory Alice Springs 2310 kHz を受信するためです。18 MHz 以上の高い周波数は聴く機会が少ないので、現時点では 20 MHz までで十分です。
最初に写真のように円形で製作した時は 2310 kHz が最低同調周波数の範囲外だったので作り直しました。
最初に借りの エレメント で実験してから エレメント の設計に入れば問題ないのですが、気が変わって同調周波数範囲を変えたい時は逆 Δ の形が楽です。
この初代の アンテナ は Tuning Box 基盤だけが中波用 ΔLOOP7 の心臓部として活躍しています。
ΔLOOP7 の設計、製作に関しましてご指導戴いた影山さんには感謝感謝でございます。

更に追記 ;
この初代 ΔLOOP7 基板は、既に、我が家の博物館入りを果たしました。中波用も Kit 基板になりました。初代基板は、少し発振気味なので Gain を少しだけ絞ってあり、Gain が気持ち低いのですが、基本は一緒だと思います。