DPA-100B 持参で日本から舞い戻ってきました。
51S-1 の次に DPA-100B を使いたいのは SONY ICF-2001D 用です。
ICF-2001D は感度が高い反面、BPF が無いこともあり オバケ が出やすいです。
また ICF-2001D の得意技である同期検波は、信号が弱いと ロック してくれません。
そこで今回 プリ・セレクター & プリ・アンプ が同居しているこの 大進無線の DPA-100B を使って 欠点 弱点 を補うことにしました。
↑ 最初に DPA-100B を OFF のままだと リレー により信号は スルー となります。
今の時間 9750kHz NHK World Radio Nippon は、
上の画像のように LED メータ はほとんど振れません。
自作 シールド・マグネチック・ループ という室内 アンテナ 自体の ゲイン が小さいという理由も含めて、
SINPO=23222 と、信号が弱く、混信もあり、聴くに堪えない状況です。
混信を回避しようにも信号が弱いので同期検波が ロック してくれません。
さて ↓ ここからが DPA-100B の効果 ( 一例 ) です。
↑ DPA-100B を ON にして プリ・セレクター で同調を取ります。
次に一番左の ゲイン の ツマミ を聴きやすい位置へ セット します。
ICF-2001D の赤い LED メータ は振り切れて全ての LED が点灯しました。
( 上の画像では赤い LED メータ は白く写っています。)
ノイズ が増えるような感じもなく信号をしっかりと増幅してくれます。
混変調の影響も無さそうで、しかも ゲイン が上がった恩恵で同期検波を ロック でき、
SYNC - USB ( 上側波帯 ) へ変えると混信も綺麗に消えました。
SINPO=45444 となり リスニング・モード となりました。
使えるなあ!これ、かなり好印象です。
自宅の 51S-1 用、こちらの部屋にも計2台欲しいくらいです。
今回の DPA-100B 用、自作の専用電源がこれ ← ( クリック ) になります。
P.S.
DPA-100B は MLA のような低感度低雑音の アンテナ と ポーダブル・ラジオ と マッチング がいいようです。
ここの部屋では短波の 31mb と、なぜか強電界の FM ラジオ?の混変調が酷いのですが、
DPA-100B を通すと BPF の代用として クリアー になります。
これで台灣でも NHK Radio Nippon 9750kHz 「 ラジオ 深夜便 」 が快適に聴けます。