Vic's Weblog


FIAT 500
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ヘッドホン・オーディオ

ALA330S ( こっちが気になります )

2008年08月31日 06時27分15秒 | その他の BCL Antenna
2008年8月29日
先日の ハムフェアー 2008 の JACOM 社のブースで Wellbrook の Antenna が飾られていました。
ALA1530S+ と ALA330S の違いを質問してきました。
実は Wellbrook の Antenna を買う時に、どちらにするか、ほぼ値段も同じなので悩んだのですが、結局一緒に使う 51S-1 と受信周波数範囲がほとんど同じだったので ALA1530S+ にしました。( かなり単純ですね。 )
ところが ALA330S でも LW ( 150kHz ) から十分聴けるので問題はないとの事でした。
今思えば、メインで聴くのは短波で 、しかもより短波でも指向性の強い ALA330S の方が良かったかなという感想です。
指向性が強いといいましてもマンションのベランダで指向性はあまり関係ないそうですが...。
無い物ねだりの子供になってしまいました。

51S-1 ギア比 34 : 1

2008年08月29日 10時13分33秒 | Collins 51S-1
2008年8月29日
中央にある丸い kHz Dial 表示は 1 回転で 100 kHz です。1 目盛りが 1 kHz となります。
しかし kHz の Knob 自体 ( 写真下部 ) はギア比が 34 : 1 と超ローギアなために 1 MHz 移動するのに 34 回転させます。Knob 1 回転あたり約 30 kHz です。SSB の同調にはこれくらいのギア比の方が楽ですが.....。
そのため周波数を変える時はクルクルクル.....と kHz Knob をひたすら回します。
たとえば 5950 kHz から 6050 kHz まで 100 kHz 周波数を変えるには MHz Knob を 5 MHz から 6 MHz にして、kHz Dial Knob をおよそ約 30 回転して戻さなければなりません。
逆に簡単な場面もあります。
たとえば 2960kHz から 11960kHz への移動は MHz Knob を使って MHz のカウンター表示 ( 写真上部 ) を 02 から 11 へ変えるだけでむしろ「あっけない」です。

Sony ICF-5800

2008年08月24日 20時01分23秒 | その他のラヂオ・受信機

2008年8月24(日)
Sony SkySensor ICF-5800 を買いました。2008 ハムフェアーです。
欲しかったんです。安かったです。
「電池では作動しません、付属のACアダプターは無いけど ACアダプターがあれば聴けますよ。 」とのこと。
賭けてみました。奇麗だったし、ポップ・アップ・アンテナも Tuning Speed の Slow - Fast も快調でした。見た目より安かったです。(それが危険?)

帰宅して開けて見ますと、改造修理の後がありません。「これならいける。」
と電池 Box の錆びとり、電池駆動でちゃんと音は出ました。一通り機能は問題ありません。BFO でアマチュア無線の SSB も復調できます。
中学生の頃欲しかったんです。National の Couger 派でしたが、スカイセンサーの方も興味津々だったんです。
この頃の BCL ラジオって音がとても良いですね。今思い出しますと当時は Speaker の径とか出力にこだわっていましたね。
大変いい音です。大満足です。AM の音が良い割には混信にも結構強い様です。
これがあの値段とは....。3つある VR のガリも全くない所を見ますと相当保存状況が良かったのでしょう。
マンションの中でロッド・アンテナを収納しても FM を奇麗に聴けます。


51S-1 の前足の下駄 ( その1 )

2008年08月24日 09時00分53秒 | Collins 51S-1
2008年8月24日
なにげなく 51S-1 の Manual を見ていると、本来 51S-1 は、少し上向きにするため前足が高くなっているようです。
買う時に事前確認として店から 4本の足の高さが同じだと聞いていました。使ってみると水平なので、ちょっと操作し難いです。前足に履かせる下駄を木材で造りました。前足は穴の中に入れます。
下駄を履かせた時の 51S-1 の傾きに合わせて、木材を台形に切るのに時間がかかりました。のこぎりで1時間ほどかかりました。
手作りとしては、恥ずかしながら、この程度 ( 低レベル ) です。

51S-1 の PTO 部分

2008年08月24日 07時08分26秒 | Collins 51S-1
2008年8月24日
PTO は Collins 真空管式の通信機には欠かせない心臓部です。
PTO は [ Permeability Tuned Oscillator ] の略ですが、コイルの中のコアを出し入れしてインダクタンスを変える「ミュー同調機構」です。周波数の直線性を維持するために設計されたようです。
National RF-2200 に搭載されていた直線性が高いバリコンを思い出します。
一般的に PTO は可変周波数範囲が狭いため 51S-1 では 1MHz 毎に 30 の Band に分けて PTO の守備範囲を 1,000 kHz として kHz の部分を同調させます。

また 100 kHz 毎の Calibration が付いていますので 1 kHz の直読は余裕です。0.5kHz なら直読できると思います。
私の 51S-1 は W/E で古い PTO ( 70K-4 ) だと思い込んでいましたが、開けてみたら、嬉しい事に Low Noise Type の真空管 7543 を搭載した新しい R/E 時代の PTO に換装されていました。得した気分です。
写真の左上に R/E の刻印と 70K-7 の表示が見れます。PTO って思ったより小さいんですね。

P.S.
先日のハムフェアー 2008 で Collins R-380A に触ってみました。とてもシックリくる感触でスムースな PTO でした。MHzのダイアルもスムース、こんなに大きくてどこに置こうか悩むところ ( 買う訳ではないので悩まなくていいの ) ですが..。メカニカル Filter も 4本内蔵....うーん凄い。51S-1 がとても小さく見えます。
本題 ; 51S-1 に比べて R-380A の PTO は巨大ですね。その分安心感は抜群という感じです。PTO の話題、蛇足でした。

51S-1の裏の配線

2008年08月24日 05時54分41秒 | Collins 51S-1
2008年8月24日
51S-1 裏の配線をUpしました。画像が小さいですが、奇麗に洗浄され、コンデンサ、ダイオード類の部品交換が丁寧に行われています。
この 51S-1 は W/E ( 古いType ) です。
50年近い器機の年齢ですので、当時の Collins 基準に沿って整備されているという安心感は何ものにも代え難いです。

ALA1530S+「約束の地」

2008年08月23日 09時51分15秒 | その他の BCL Antenna
2008年8月23日
ALA1530S+ の定住地が決まりました。相変わらずベランダの手すりの上ですが、なぜかここが一番環境が良い様です。  
 ΔLOOP7 は解放空間の屋上が最良でした。一時的に屋上へ ALA1530S+ を設置して、しばらく聞いてみましたが、どうも良い結果ででませんでした。不思議ですね。同じようなサイズの Loop Antenna で、必ずしも同じ環境が良いとは限らないんですね。今後 ALA1530S+ は 51S-1 の相棒として頑張ってもらいます。
それぞれ別の場所に設置して、これからは「聴く」BCL に専念します。

A3600 のOverhaul

2008年08月23日 09時41分34秒 | オーディオ
2007年5月
およそ 30年前 ( 10代 ) の時に作った LUX Kit の真空管式のアンプを自分で Overhaul しました。ほとんど分解して掃除、すべての真空管、抵抗、コンデンサ、ダイオードを新品へ交換しました。
 交換前は「ガサゴソ・ノイズ」と変な音、もう使えないと思っていましたが Overhaul すると新品の音に戻るんですね。これが真空管式の良いところです。
 パワー管で有名?な LUX 3極管の新品 8045G はすでに入手は不可能に近いので、ビーム出力管であまりに有名な KT88 に変えて回路図も変更しました。写真でも分かりますが KT-88 は腹回りの太い真空管ですので、冷却のため 51S-1 のようにFanを付けました。( Fan は写真では見えません。)
一番苦労したのは Bias の調整です。 Pair 管と言われて買った真空管の個体差のため回路の Bias が、半固定 VR の調整範囲を超えていて、抵抗値などを変えてバランスを取りました。
これで後 20年は聞けるかな?

51S-1 Cooling Fan

2008年08月11日 06時48分25秒 | Collins 51S-1
2008年8月11日
51S-1 の Cooling 用 Fan の写真です。Fan は 2個 ( 写真左奥にも1個 ) 装備してあります。自分でOrderしておきながら Fan を Stereo Speaker System と思ってしまいました。薄くて静かです。
冷却効果は充分です。天板を触っても熱くありません。
ON-OFF Switch も簡単に操作できますが、当面は常時 ON で使います。