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PALSTAR R30cc 周波数の調整!

2020年02月09日 12時30分11秒 | PALSTAR R30 / SE-3

先日 Net でご来店された方から R30cc の周波数のズレについて質問がありました。

私も隠れ家に持ち込んでいる R30cc の周波数のズレが気になっていました。

5 MHz 標準電波でゼロ・ビートを取った時のカウンターの表示は上の画像の様に 4999.4kHz ( 最後の数字は 4 )でした。約 600 Hz のズレになります。回路図は遠く離れた自宅にあるので次回帰宅した時に回路図見ながらと思っていましたが、さほどの事も無いかと調整することにしました。

暖機運転で 1 時間ほど電源を入れて安定させます。

その後 5000.0 kHz 表示で USB/LSB 両方でゼロ・ビートとなるように調整しました。周波数調整用の無誘導ドライバーは自宅にしか持っていないので割り箸を加工してドライバー作りました。

シグナル・ジェネレーターもスペアナも持っていませんが他の国内中波放送でも調整の成果を確認しました。

周波数の調整には関係ありませんが↑の画像の左下のあるいシールの部品メカ・フィルです。

私は色々な経緯で R30c, R30cc, R30A を収集しています。

 一台目 R30A は BCL 再開の後、セピア色のメーターとクルクル・ダイアルに魅せられて!

 二台目 R30cc は eBay 見ながらウトウトしてポチッ!ってました。

 三台目は 当店のお客様から壊れた R30c を格安で譲っていただいて自分で修理、

 修理の詳細はこの PALSTAR R30 / SE3 項目の以前の記事に書いています。

前足に発泡スチロールを履かせて上向きに傾けてクルクル・ダイアルを使い易くしています。

R30A は現在でも米国にて生産されている現役の数少ないジェネラル・カヴァレッジ受信機です。

調整後まったりと 13840 kHz Radio New Zealand Interanational.

ということで、左から

DRAKE SPR-4

ELAD FDM-DUOr

PALSTAR R30cc

Collins 51S-1 + DPA-100B

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PALSTAR SP30B

2016年12月20日 09時43分02秒 | PALSTAR R30 / SE-3

PALSTAR SP30B (左側のSpeaker) を手に入れました。

R30cc 受信機の内臓スピーカーでは本来の音の良さが出ないので。

ここだけの秘密ですが裏を開けてみて ... 

金属製だと思い込んでいたら、木製であることが判明しました。ちなみに木目のモデルもあります。

木目は単にデザインかと思ったら木製です。以前のモデルが金属製のボックスだったので勝手に金属製と思い込んでいただけなのです。

今回のスピーカーSP30Bも音材が入っていません、今回もウールの吸音材を入れてみようかな?

PALSTAR SP30は2台目です。

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R30ccをアパートへ持参

2016年11月15日 05時17分27秒 | PALSTAR R30 / SE-3

長期出張先のアパートへPALSTAR R30ccを持参!連れはDPA-100Bです。

遂に我が家の財務大臣との予算折衝が功を奏して、この電波環境最悪の超高級(笑)アパートから逃れて引っ越しを予定!BCL趣味のためだけに引っ越しをするというのも贅沢だなあ。

これから引っ越しで忙しくなりそう。

山奥の仙人みたいな環境は車購入の交渉に失敗したために仕方なく公共交通機関の便利な場所にせざるを得ないのが少し残念ですが。

引っ越し先の電波環境が静かかどうか三か所の引っ越し候補先を検討中!

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R30c に IF 出力端子を追加 ( 改造 )

2013年04月22日 12時00分00秒 | PALSTAR R30 / SE-3

先日、自分で修理をした PALSTAR R30c に 455 kHz IF OUT 端子を出してみた。他の R30 には IF OUT が正規についているのに今回修理した R30c には IF 出力端子が付いていなかったため。

 回路図を見ると基板上に 455 kHz 中間周波出力端子があるけど配線していないだけ。

 まずは、この端子に 同軸 ケーブル で配線から始める。

 下の画像のように今回の R30c 後面 パネルに 455 kHz IF 出力端子は無い。

 ここに穴開け加工し RCA 端子を付けて、横に " IF OUT " とレタリング で文字を印字してみた。

これに Sherwood SE-3 同期検波器に接続、いい感じです

さて IF 端子を付けた事によって価値は上がったのか?

それとも オリジナル を損ねて価値は下がったのか?

勿論、個人的には大きく価値がある改修です。

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R30c 修理その3 ( 修理完了 )

2013年04月10日 19時39分53秒 | PALSTAR R30 / SE-3

前回修理した R30c, スイッチ付き VR が不良と分かったけど忙しくて放置していた。少し動作も不安定だったので帰国を機会に、VR と他の怪しい部品などを交換するために分解!


↓ 不良が確認できた スイッチ 付き VR を新しい部品へ交換!


↓ 故障を特定していないけど、電源あたりも怪しいので交換する定電圧 レギュレータ IC と AF アンプ IC.



↓ AF Amp は PALSTAR にて 2003 年 01 月 20 日に回路図の改修が行われています。( 0.1μF コンデンサ追加 ) 設計者が回路図に手書きで部品を追加している部分、もし未改修なら改修しようと思っていた箇所!

 


↓ 交換して取り出した部品


↓ 2時間程の修理を経て組み立てて聴いてみた。以前は不安定な要素があったのですが、今回は安定して聴けます。

明日、一日聴いてみて問題なければ修理完了です。

 

↓ 修理が終わって 15345 kHz RAE や 4870 kHz RRI Wamena を聴いています。

なかなかいい感じ、いつもの自画自讃!

P.S.

ほぼ一日聴いてみましたが、全く不安無く使えるので修理完了!

後に残った 改造課題!いつになることやら。

※ この モデル に限り 455 kHz IF OUT が省略されているので、

  回路図を参考に後方 パネル に IF 455 kHz OUT 端子を付ける。

  → 後日、改造が完了!

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R30c 修理その2 ( 記事を修正 )

2013年03月15日 06時21分48秒 | PALSTAR R30 / SE-3

↑ 帰国したら R30c の交換部品が届いていました。

左下は レギュレータ IC で 10V と 5V 用

上にある 緑色の部品 は スイッチ 付き単連 VR, この サイズ で スイッチ 付き単連 VR は珍しい?

右にあるのが モノラル 出力 5W の IC, この IC は英国から取り寄せで 32 円 / 個、どれも部品自体はさほど高くないけど、送料がはるかに高くつきます。

この IC, 音量は DC 電圧で コントロール、そのため AF 入力信号は VR を通さずに直接 IC へ入力させています。

今回の R30c が不調だった理由のひとつは、この IC 不良か DC 電源回路付近だと考えています。先日撮った R30c の ビデオ を見ていて気付いたことは、VR を上げていくと最初はほとんど音がしないのに VR を 12 時くらいまで上げると急激に AF アンプ が作動しているように感じられることです。この IC は DC 電圧で音量を調節しているのでそういう推測を立てています。

また VR に付いている電源 スイッチ も明らかに劣化していて、時々接触不良 ( または固着 ) を起こすようです。いずれにしても最初に交換すべきはこの スイッチ 付 VR で、交換後に何か進展があるでしょう。

今夜も一夜だけの慌ただしい帰宅だったので交換修理は4月以降です。
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R30c 修理その1 ( 記事を追加 )

2013年02月26日 05時05分05秒 | PALSTAR R30 / SE-3

故障した PALSTAR R30c を引き取りました。使用中に ディスプレイ ( 周波数 ) が暴走した後、動かなくなったとのことでした。

引き取って当然のこと ウン とも スン とも言いません。むしろ電源が入らない単純な故障の方が修理が簡単か?と思ったけど、そう上手くは行きません。サービス・マニュアル の回路図を眺めながら丸2日かけて中を分解・清掃・電源部の修復 ..... 内部を見た感じでは製造年代は初期だろうと思われる筐体と部品です。

( 2003 年 10 月製造を確認 )

これは素人が簡単に治せるような故障ではない、やはり PALSTAR, Inc.™ ( 生れ故郷 ) へ送って修理してもらおう?と感じ始めたころ、苦労の甲斐があって 治ったようです。 不安定ながら作動するようになりました。

修理後の動画 

不調箇所は電源部では?と考えています。 また周波数の調整を行いましたが、ほとんど ズレは ありませんでした。一ヶ月くらい使ってみないと故障再現の可能性もあるので完治報告はまだ先です。

P.S.

どうも  リレー  VR を兼ねた電源 スイッチ にも不具合があるようなので部品が入荷次第、交換してみましょう。ついでに 電源部の レギュレータ IC ( 5V / 10V ) 2個と、オペアンプ IC も交換するために部品を注文しました。ええい!ついでだ!電源部の 電解 コンデンサ も国産の新品へ変えようか!

ということで   PALSTAR R30 を3台所有する事になり R30 が山積みになりました。

上から R30c, R30cc, R30A と3台、それぞれに多少の違いはありますが基本設計は同じ。保存用の乾燥庫が一杯になり、置き場所がないので一台は今週末に別荘 ( 台灣 ) へ連れて行こうか思案中!

※ 今回の R30c は Wide 用に muRata ( 村田製作所 ) Ceramic Filter,

 Narrow 用に Collins Mechanical Filter を搭載しています。

 

↑ 上の 青い方が  Collins Mechanical Filter 下が  村田 Ceramic Filter .


※ R30cc と R30A は Wide / Narrow 両方の Filter が Collins Mechanical Filter です。

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Zanzibar BC を R30cc / SE-3 で聴く。

2013年02月23日 05時53分43秒 | PALSTAR R30 / SE-3

別荘  では聴こえた試しのない " Zanzibar BC " 家ではよく聴けます。

別荘で聴こえない理由に Skip の可能性もありますが、やはり環境差が大きいでしょう。

今朝、終了間近 05:30 頃ののメータの振れは画像の通りです。しかも使っているアンテナは Passive の 303WA-2 ですから電波の強さを実感しました。

..... と書いていたら 05:51 JST, 陽気な音楽がプッツリと切れて今日の放送が終了しました。

※ 蛇足

画像では見え難いですが Sherwood SE-3 の左にある金属板にトグル・スイッチ を付けています。R30 と SE-3 を繋ぐときの Mode は AM のみで、R30 単体で SSB を聴くときは IF 接続を外さなければなりません、IF を接続したままで SSB 聴くと SE-3 が壊れる可能性があるためです。裏の配線を外すのが面倒なので外付けの スイッチ で対処しています。 ( 汗 )

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R30A Encoder 交換!

2012年09月21日 14時50分52秒 | PALSTAR R30 / SE-3

以前行った R8B の Encoder 交換に続いて R30A も Encoder を交換します。
今回の R30A Encoder 交換理由は、少し ガタ が出てきたので。
R30A 正規 Encoder 部品が手に入ったので部品の、お披露目

↑ 左側が R30A 正規部品,   ↑ 右側は DRAKE, R8B 用の正規部品

( 比較のための参考展示! ) 

両方の Encoder 共に不調になるのは、持ち主 ( 私 ) の使い方に問題があるのか?
それとも単なる偶然か?
下は交換後の画像、基盤から外すのに少し手間取りましたが、何とか上手く交換出来ました。

取り外しの コツ は Encoder 自体の取り外しは後回しにして、

まず ↓ 左の画像にある基盤ごと取り出す事です。その後に基盤と Encoder を分離します。 

左上が新品の Encoder を基盤に付けた所、右は取り外した 多少 ガタ のあった Encoder.

Encoder 取り外しは、一番左の一列4カ所の ハンダ ( 赤い矢印 ) 箇所を先に外すのが キモ です。 


久し振りに快調になった R30A ダイアル を クルクル して BCL しました。

交換前に比べて、かなり スムース で ガタ が無くなりました。使い方に問題があったかも?


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親ガメの上に子ガメ

2011年09月05日 18時35分25秒 | PALSTAR R30 / SE-3

横幅のサイズはピッタリ同じ、

色は両方共にミリタリー風!

しかし、下になっている親ガメ R30cc が小さ過ぎてかわいそう!

R30 の Option になっている Sherwood SE-3 は R30cc に乗せると大きく感じます。

Option の方が遥かにデカイなんて。

両者共、かなり小さい通信型受信機・装置の部類なのですが ...

※ PALSTAR 社では SE-3 の販売を始めた ので SE-3 は R30 の Option と言ってもいいかな。

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