2011 年 5 月、最初に製作した 自作 MLA ( PCL ) の直下アンプのトランスを改良!
各 インダクタンス 値
アンテナ入力側 : 70 μH ( MLA 用としての値は今後の検討課題 )*1
入力トランス差動回路側 : 126 μH ( センター・タップ付き )
出力トランス差動回路側 : 240 μH ( センター・タップ付き )
製作当初は暫定的にトロイダルコアを使って適当に巻いたトランスを使用していたけど、LCR メータも手に入ったし、市販アンプのデータが取れた ( コピーできた ) ので、これらを参考にしてメガネコアに ETFE 電線を使ってトランスを巻き直してみた!といいつつ実は疑問*3も残る。
↓ 入力 & 出力トランスを入れ替えた自作の広帯域アンプ。
RPA-1, WSML, その他のアンプを真似て自己流で組んだので、基本回路は自分の設計ではございません。(^ ^ゞ
2年以上倉庫に眠っている ALA-1530S+ と比較しても自作アンプはゲインも少なめでオバケもほとんど感じられず、ノイズ・フロアーも低めで聴き易いという感じです。
*1 MLA のインダクタンス値は受信周波数に影響するのでアンプ入力側の値は要検討!
*2 リアクタンス公式 Xl = 2πfL [Ω] からすると出力側も引き続きインダクタンス値は要検討かも?
*3 依然としての課題は 19m Band より高い周波数域の S/N 比の更なる改善!
↓ ( 参考 ) こんな市販のトランス結合の低利得タイプの広帯域アンプもあります。こちらも販売されているうちに使ってみたいアンプです。
受信プリアンプはおっしゃるようにゲインよりもS/N比が大切ですよね。また周波数帯によってもかなり違いますね。
50MHzより下のV/HF帯では信号が浮き上がるという経験はほとんど無くSメーターが多く振れるだけ。144MHzより上のV/UHF帯ではまったく聞こえなかった局が浮かび上がって聞こえる事がほとんどでした。
仰せの通り S/N 比は大事ですね。
144 MHz 以上だとプリアンプでそんなに違うんですね。
HF ですが我が家でもハイバンド ( 19mb ) 以上になるとプリアンプ入れてもノイズも増幅してしまい了解度は上がらないことが多いです。
我が家の HF 19mb より高い周波数で一番 S/N 比が良いのは ΔLOOP7 です。同調方式にはかなわないのかもしれません。