「ちはやふる」競技かるたが題材の末次由紀さんの漫画、
初版が2012年、アニメや映画化で人気があり今年44巻目が発行されました。
最近の孫たちはこの漫画に触発され百人一首にはまっています。
「おばあちゃんも漫画読んでみて!」と届けてくれました。
百人一首は実家の母が好きで、私もよくかるた遊びをしたものです。
でも、この漫画は私の知らない「競技かるた」の世界の話です。
和歌の世界じゃなく、スポーツに近い競技かるた、
孫たちは歌をほとんど知らないけれど、
下の句と上の句のきまり字から覚え始めたようです。
二人の対戦の様子をはじめて見ました。
「一字きまり」「友札」「大山札」知識は一人前?
読み手は電子辞書、ランダムに読んでくれる優れものです。
本来は25枚づつを自陣敵陣に分けるのですが、
今は50枚づつに分けて姉妹対決で楽しんでいます。
「払い」や「飛ばし」の派手なポーズにこだわるMちゃん、
並べ方にこだわって場所を記憶するNちゃん、
主人公の千早が小学生でかるたに出会ったことに共感を呼ぶのでしょう。
柔らかい頭にはどんどん知識が吸収されていくようです。
紫式部、清少納言、歌人の名前も覚え始めています。
今でも歌はたくさん記憶しているけれど、
下の句からだと上の句を思い出せない私、もう孫たちにはついて行けません。
私は、遠い昔の恋の歌を静かに楽しみましょう。
それよりも「ちはやふる」は単行本40巻を超える漫画です、
こちらを孫たちに追いつくのが当面の課題です。