「テイクウト支援」商品券、
新型コロナウィルスによる影響を受けた飲食店支援のために発行されました。
1000円以上の商品に500円の商品券が使えます。
5月~8月末までの期限付き、あと数日となり使うことにしました。
本来なら、美味しいお弁当の写真でも掲載したかったのですが、
ちょっと残念なことがありお店のPRはやめにします。
12時30分、テイクアウトのお弁当の予約電話を入れ、
「どのくらいでできますか?」と尋ねると20分位との返事。
「じゃあ1時前に伺います」と伝えました。
約束の時間にお店にいくと「もう少し待ってください」
お客さまが帰られ一段落した感じでしたが、
お店が忙しい時間だったからかな、と店内で待ったのです。
少しして、二人連れのお客さまがランチを注文されました。
「ランチは少し時間がかかります、テイクアウトのお弁当ならすぐですが」
そのお弁当は私が注文したのとは別種類で、店先に2個残っていたのです。
お客さまのテーブルにパック詰めのお弁当がそのまま置かれました。
「このまま冷たいの食べるんですか?」とお客さま。
フロア担当と厨房がやり取りする様子が全て聞こえます。
「ご飯だけ茶碗に移してレンジかけるから・・・」
お客さまは「もうこのままでいいです、お茶をもらえませんか?」
お二人はあっという間に食事を終えお店を後にされました。
このお客さま、観光客じゃないのかな?
老舗のお店を楽しみに立ち寄られたんじゃないのかな?
松阪に不愉快な思いを残されただろうな。
大切な言葉が無いことに気がつきました。
「申し訳ございません」「少々お待ちいただけますか?」
私のお弁当が出来上がったのは20分後、
予約はいったい何だったの?
本来の懐かしく美味しい味が、半減したお弁当になってしまいました。