確か11月のことだと思うが、先生の所に勉強に行った時「今夜は
スッポン料理をご馳走しよう」と言われた。私はホンネでは怖い。
「先生は車で連れて行って下さると、アルコールが飲めないから、近く
にしましょう」と一度は逃れた。いつも夕食をご馳走になると、私はビール
を飲んでも、ノンべの先生は車だからと、ノンアルビールを飲んでいたからだ。
実は私はウナギすら蛇の親戚だから嫌いと「食わず嫌い」なのだ。
でも「美味しいし美容にも良いよ」と二度も誘われると、もう断れないで
「よし、トライしてみよう」と覚悟をした。
でも内心はドキドキしていた。お店の座敷に通されたが、思わずため息
が出そうだが我慢した。するとふつうの前菜が運ばれてきたので、少しは
ホッとしたが、次に小さなグラスに入った、赤いものが運ばれきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/3a/7ac090e97b687e773bb529cffbba813f.jpg)
「あ、噂に聞いたスッポンの生き血だ」と見ていたら、先生は一息に
飲みほして、「飲んでご覧、何でもないよ」と言うので、私は「はい」と
言ってグラスを持って目をつぶって一口飲んだ。
別に臭くもないし、多分ワインかも知れないが、想像以上に味はよかった
ので、一息に飲んだら、先生は笑って見ている。
そこへ大きな鍋が鉾ばれて、その中でスッポンは煮えているらしい。
野菜を食べたが、スッポンとやらは何だか皮のようだが、食べるのは
やはり怖い。「食べてごらん美味しいよ、スープも飲んで」と躊躇している
私に先生はさかんに勧める。おそるおそる食べたら、一度だけこわごわ
食べたお魚のあんこうのようだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/c7/0a4650cf3c57d3996ee56594a5e45ea2.jpg)
そこにお刺身が盛られたお皿が出てきたが、マグロだと思ったら、何と
スッポンのお刺身だった。「キャー」心の中で悲鳴を上げたが、先生はそんな
私を見てか、まったく食べずに鍋に全部入れた。
「スープも一緒に沢山飲んで」と言われるので、一所懸命食べたが
相当高価らしいが、美味しいとはどうしても思えなかった。
でも、「思ったより美味しいですね」と、折角連れてきて下さった先生に
サービストークをした。最後のデザートのイチゴで救われた思いがした。
以前お歳暮にスッポン鍋用セットを頂いたが、実は私は一口も食べられな
かった。思い出したが、20年以上前のことだが、ある有名な大学教授に誘われて
知らないで「泥鰌屋」に行ったことがあり、その時と同じ気分だった。
好き嫌いはほとんどない私だけれど、神経質な私は生き作りも食べられないし
折角高級なものをご馳走して下さった先生には申し訳ないが、やっぱりふつうの
ものが好きだと思った。
スッポン料理をご馳走しよう」と言われた。私はホンネでは怖い。
「先生は車で連れて行って下さると、アルコールが飲めないから、近く
にしましょう」と一度は逃れた。いつも夕食をご馳走になると、私はビール
を飲んでも、ノンべの先生は車だからと、ノンアルビールを飲んでいたからだ。
実は私はウナギすら蛇の親戚だから嫌いと「食わず嫌い」なのだ。
でも「美味しいし美容にも良いよ」と二度も誘われると、もう断れないで
「よし、トライしてみよう」と覚悟をした。
でも内心はドキドキしていた。お店の座敷に通されたが、思わずため息
が出そうだが我慢した。するとふつうの前菜が運ばれてきたので、少しは
ホッとしたが、次に小さなグラスに入った、赤いものが運ばれきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/3a/7ac090e97b687e773bb529cffbba813f.jpg)
「あ、噂に聞いたスッポンの生き血だ」と見ていたら、先生は一息に
飲みほして、「飲んでご覧、何でもないよ」と言うので、私は「はい」と
言ってグラスを持って目をつぶって一口飲んだ。
別に臭くもないし、多分ワインかも知れないが、想像以上に味はよかった
ので、一息に飲んだら、先生は笑って見ている。
そこへ大きな鍋が鉾ばれて、その中でスッポンは煮えているらしい。
野菜を食べたが、スッポンとやらは何だか皮のようだが、食べるのは
やはり怖い。「食べてごらん美味しいよ、スープも飲んで」と躊躇している
私に先生はさかんに勧める。おそるおそる食べたら、一度だけこわごわ
食べたお魚のあんこうのようだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/c7/0a4650cf3c57d3996ee56594a5e45ea2.jpg)
そこにお刺身が盛られたお皿が出てきたが、マグロだと思ったら、何と
スッポンのお刺身だった。「キャー」心の中で悲鳴を上げたが、先生はそんな
私を見てか、まったく食べずに鍋に全部入れた。
「スープも一緒に沢山飲んで」と言われるので、一所懸命食べたが
相当高価らしいが、美味しいとはどうしても思えなかった。
でも、「思ったより美味しいですね」と、折角連れてきて下さった先生に
サービストークをした。最後のデザートのイチゴで救われた思いがした。
以前お歳暮にスッポン鍋用セットを頂いたが、実は私は一口も食べられな
かった。思い出したが、20年以上前のことだが、ある有名な大学教授に誘われて
知らないで「泥鰌屋」に行ったことがあり、その時と同じ気分だった。
好き嫌いはほとんどない私だけれど、神経質な私は生き作りも食べられないし
折角高級なものをご馳走して下さった先生には申し訳ないが、やっぱりふつうの
ものが好きだと思った。
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