ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

芸能人でなくても歯は命

2023-03-31 09:26:37 | エッセー

この年齢にして入れ歯も差し歯もないのは、それなりの理由があるのです。

初めてインドへ行った45年ぐらい前に、アシュラム(ヨーガ道場)の先生に

「あなたのように歯が丈夫な人は、抜けるときは一度に沢山抜けるから」

と、歯茎のマッサージを個人的に教えてi下さった頂いたのですが、多分

それはその時代なかった言葉「歯周病」だったのかも知れません。

 やり方は歯磨きをした後に、きれいな指で歯茎を軽くこすること。

それからしばらくして発売したばかりのジェット水流で、毎食後に

歯間ブラシを使ってから、歯を洗う(最近は口腔内洗浄機と言う)

習慣にしました。また3か月毎に歯医者さんでチェックします。

歯は年齢とともに色が変わるので、昔は美容歯科でホワイトニングを

しましたが、今は1週間に一度は自分でできるホワイトニングをしています。

 また、コーヒーなど色の濃いものを飲んだら、すぐにうがいをする

ことにしています。今はまだほとんどの人がマスクをしていますが

きれいな唇と歯の白さは好感度を与えてチャームアップになりますし

できれば、一生自分の歯で食べたいものですね。

今まであまり気にしなかった方も、『歯と口元』に注意なさって

はいかがでしょうか?

※パリ郊外ジベルニーモネの花園

 

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井の頭公園のお花見

2023-03-30 09:15:38 | エッセー

 昨日は晴れたので井の頭公園へ行った。井の頭線「井の頭公園」で

降りたが、人影はまばらだったが、公園へ入ったらあまりに人の多さ

に驚いた。幸いにも池の周りのベンチに座れたのに、周りの桜や池

のボートなどしばらくゆっくり楽しめた。桜は満開だが散り始めている

木もあり、今日が最高かしらと感じたほど美しかった。

池の周りはシートを敷いている人も多かったが、ペットを連れた人達

も多く、様々な可愛らしいワンちゃん達に会えて嬉しかった。

 私達のような高齢者はあまり見かけなく、比較的中年層や若者が

多かった。池の真ん中にある橋を渡って、池の反対側のお花を楽しみ

ながらまた井の頭公園駅から帰ったが、帰りも駅は閑散としていた。

ホームの屋根の桜が美しかった。

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都立松沢病院へ長年通って

2023-03-29 06:25:17 | エッセー

 月曜日は1年ぶりに認知症満11年目の夫の診察に、八幡山にある松沢病院

へ行った。1年前の夫は車椅子で往復タクシー利用の診察だったので

こんなに元気になった夫を、長年お世話になっているN先生に見て頂き

たいためもあった。予約時間は11時、京王線沿いの広大な敷地にある

病院は、院内が広くとても明るくきれいだ。また樹木や植物も大変多く

入り口にはきれいなお花がたくさん咲いていた。

 空が大好きなのでとても広いのがうれしくて、あたりをゆっくり

見ながら歩くのも気分転換になるので、松沢病院がとても大好きだ。

 診察時の先生はいつもやさしく夫に話しかけて下さるが、私も先生と

お話できるのがメンタリティーに役立つのか、帰りはいつも気持ちが

安定しているのを感じる。何年か前にベンチの後ろに1本だけ満開の桜

があり、そこで夫の写真を撮ったが、その日とまるで同じ満開の桜が

美しかった。帰りに同じベンチで写真を撮りながら、思わず心の中で

(あなたいつまで長生きしてね)とつぶやいた。

 帰りは「経堂コルティ」で食事し二人で生ビールを飲んだが、それは長年

通院した帰りの習慣になっている。ほとんど外食をしないが、松沢病院の

帰りは食事のため新宿へ行ったり、経堂だったりするが、必ずお昼に

ビールを飲んだ。それは満11年目になり、70歳から救急車13回もお世話

になり、いろいろな病気を併せもち、二度ほど命が危ぶまれたほど

なのに、今現在はすっかり元気なので驚かれる。

高齢になると太れないそうだが、夫も私もややデブだが、その方が

良いらしい。いつまで一緒に暮らせるか分からない「できるだけ楽しく

過ごそうね」と、時々二人で話している。その日もお天気も良く

ほろ酔い気分で帰った楽しい日だった。

 

 

 

 

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卵をむきながら

2023-03-28 11:20:14 | エッセー

 家庭での仕事は実にたくさんある。私は仕事人間だったため30年間以上

料理と買い物だけはしたが、すべて長年助けてくれた何人かの家政婦さん

達に頼んでいた。今はそれらをすべて一人でやっているが、お掃除が

一番疲れると思う。なんでも人一倍早かったのに、それがだんだん早く

できなくなり時折もどかしいがでも、もう高齢だから仕方がないのだと

いつも自分に言い聞かせている。

 今ゆで卵をむきながら考えていて、私の友人たちは全部未亡人で

かなり老化している人が多くなった。むろん私も忘れることも多くなり

物覚えも悪くなったけれど、まだウインドーズ11に切り替え、それを

どのように使いこなすかなど、まだいろいろ意欲だけはある。

 高齢になると単純な記憶や生理的な衰えは仕方がない、思いつい

たら即行動できる人なんで、たぶん同世代前後の人は一人もいない。

 衰えつつある能力を今までより注意して、誰にも迷惑をかけずに

生きていくしかないのだ。ここまで書いたら、突然パリのモンパルナス

ホテル、メディリアンで誰もいない部屋で、電気鍋で工夫して料理した

ことを思い出した。まだ感性も向上心も意欲も(実はあり過ぎて

困っているが)行動力も衰えてはいない。

 きれいにむけた卵は、料理好きな私に元気を与えてくれた。

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うれしい朝

2023-03-27 05:47:30 | エッセー

今朝は4時15分自然に目が覚めた。昨日パソコン設定で何度もやり取りしていた

先生からのメール音でも目が覚めなかったなんて・・・

 その前の日ほとんど眠れなかったためか、熟睡していたようだ。

 PCを開いたら、待ち受け画面にした桜が迎えてくれたようで、気分がパット明るくなった。

 今まで当たり前だったことができなかった1週間、それによって私はまた

新しい気づきを得た。人間何歳になっても知らないことが多く、そんな時単純な

のでとてもうれしくなる。いつも当然、当たり前、そんなの普通、でもそれを

失ったとき、平凡なくり返しの有難さに気付くのです。

 すると、あまり文句や苦情やグチがなくなるのではないでしょうか?

そんな気分の今朝でした。もしかしたらあなたも、そんな当たり前、平凡で

面白くない毎日と感じていたとしたら・・・

 でもね。平凡、普通はきっと幸せではないでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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