朝の瞑想後に瞑想の先生から「マハラジに会いたいか?」と聞かれた。
滞在している修行をしている人達に「アシュラムで最高の指導者のマハラジはご高齢
のためしばらく指導をしていない、ここに滞在している間にぜひお目にかかりたい」
と聞いたことがあった。思いがけない先生の言葉で、私達は「喜んで、ぜひお目にかか
りたい」とお返事をした。長く逗留している人達さえ、まだお目にかかれないマハラジ
にお会いできるなんて・・・私達は何とラッキーなのだろうと思った。
もしかしたら「日本から来て期待通りに修行ができず、その後の観光をパスして
修行をしたいと滞在している3人の指導者」ということで(初めて気づいたが、あれほど
全員に関心を持たれたのは、もしかしたらそれが原因だったのかも)
マハラジもアルナ先生たちからそれをお聞きになり、興味を持たれたのかも知れない。
私達は先生に案内されて、メディテーションホールの屋上に上がった。
そこには修行者に尊敬されているマハラジが(スワミ、ヨーゲシヴァナンダラ師
その以前すでに日本で「魂の化学」をたま出版から発売)こうもり傘を差してベッドに
座っていらして、ニコニコしながら私達を迎えて下さった。私達は英語で話し、アルナ
先生はマハラジにサンスクリット語?で通訳して下さった。
私達が日本から来た理由などを聞かれたが、とてもお元気そうに見えたが、しばらく
お話をしていたら突然「マントラを上げようか?」おっしゃった。
私達は嬉しさより本当に驚いたが、「無論大変光栄です、思いがけないお言葉に
私達はとても驚くと同時に、本当に有りがたく嬉しいです」とお答えした。
するとそのマントラにはインドの神様か、ブッダを入れるが、3人それぞれ神様を
選んだが、私は破壊と創造とダンスの神様の「シバ神」をお願いした。
そして私達はそれぞれ一人ずつ、マハラジから祝福を受けて、「世界でただ一つの
マントラ」を授与された。何とラッキーなのだろう。でもこれは修行者達には絶対に
言わないことにしようと、3人でかたく約束をした。
そのマントラは毎朝必ず唱えているが、そのため、私は比較的幸運なのかも知れない。