ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

 楽しい4世代の女子会 これ稀少価値!!

2018-04-30 06:36:51 | エッセー
 私は幸せな事に新しい友達ができて、自分ではどうしようもない気持になった
とき、黙って聞いてくれる友人や知人達がいるのは、何と有難いことだろう。
 私立中学、高校からの親友は何もかも一緒で、本当にべったりだったが、亡く
なってから早や4年あまり過ぎた。高齢になると次々に親しい人達がいなくなる。
「愛別離苦」という言葉があるが、人一倍淋しがりの私なのに、自分が長生き
すればするほど、別れが多くなるのはとても淋しいことだ。
 今82歳の私を育てて下さった先生方は、当然だがそのほとんどが亡くなられた。
クラスメートから「孫たちとはだんだん話が合わなくなり、同世代の友人達
の大切さを感じた」とメールが来たけど、それは確かだと思う。

 まして現代はすべての変化があまりにも早いので、私達高齢者にはゼネレーション
ギャップより以上に、なかなかついてはいくのは難しいと思う。
 でも年齢差は多くても、感性が合えば会話は成り立つし、いろいろな情報が入って
くることは確かだ。夫は認知症だが日常会話は不自由ない、でも、深い意味での会話は
できない。そんな私の心の淋しさを埋めてくれるのが、お酒を一緒に楽しむ人、何でも
洗いざらい話せる人、知的な会話ができる人、趣味の仲間などなどだ。
私にはたくさんの知人や友人達がいるのは、本当に有り難いことで、5月3日に新宿の
ホテルで4人参加女子会を開く。その一人は4月に「久しぶりにダンス教師復活」と、投稿
した私の読売新聞の記事を見て訪ねてきてくれた、私が30代前半に指導した「ダンス学校」
の生徒だった。
※料理で遊んで 我が家の大盛りサラダ
 
他は、ダンスとヨーガの元アシスタント、一人は読者でカウンセリングを受けて
から、ヨーガスタジオに入った生徒で、二人共娘のような世代だが、もう長年個人
的に付き合っている。私が誘って過去に4人で2回飲んで、気が合って大いに盛り
上がり、とても楽しい雰囲気になり笑いが絶えなかった。
 何と50代から80代の4世代で、明るく、オシャレで、お酒が好き、と共通点
が多い。3人とも私を先生と呼ぶが、私をまったく異世代とは感じないようだ。
 全く遠慮がなく気楽におしゃべりできるから、時間の経過が感じないのも嬉しい。
まだ若かった私が、その頃朝までやっていた京王プラザホテルの「樹林」。
 そこでダンス学校の帰りに、生徒達と朝まで飲んで帰った私は、ほんと悪い妻で
母だった、と今更思い出しても仕方ないが、あの頃は本当に楽しかった。
 でも、懐かしい思い出多いそこで飲めるのは、幸せかも知れない。
時間も早いし、まさか朝までは飲まないけれど・・・
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見た目の若さにこだわるのは誰でも同じ?

2018-04-29 07:38:32 | エッセー
ほうれい線をなくすために、口元に張る「ヒアルロン酸注入針」を宣伝してを
見て私は全く使う気はないが、どんなものなのか興味があったので聞いてみたら
テープに針のようなものがついて、それを張るそうだ。
 張るとチクチクするが、しばらくするとその針は溶けるので痛みはなくなるの
だとか。プチ整形が多いためか、最近はそんな便利なものができたのだと思う反面
誰でも見た目の若さを重視している、と痛切に感じた。
 しばらく前に90歳でプチ整形した女性の体験談では、ヒアルロン酸注射はチク
チクして、とても痛いと聞き、1か月もするともとに戻ると聞いたけど。
 人生100歳時代の現代は、美容に関心があると、そんな人もだんだん増えるの
かも知れない。定かではないが、最近は70代、80代のプチ整形の「使用前」と
「使用後」の写真も、新聞広告の宣伝に使われているからだ。
※整形ではないが、化粧品の新聞広告の高齢者の写真
 
 誰でも少しでも若く見られたい、と思うのは人情だけれど、いくらお顔だけ若く
見えても、歩く姿や姿勢が悪く、声が老けていれば、その雰囲気だけで年はばれる。
 私は若い頃から「どうすれば見苦しくなく年齢を重ねられるか」を自分なりに
いつもアンテナを張っていた。そのため、情報には大変敏感な方で、東京で一番先
にできた「全身エステ」新宿、「爪のエステ」青山「歯のエステ」六本木は真っ先
に行った。爪が弱いためしばらく通ったのは「ネイルバンク」と言われるサロンで
確か入会金が3万円位したと思うが、女優さんらしい人が多かった。
 また、明らかに整形したと思われる女性が大変多く、ときどき会ったのは芳村まりさん
また歌手の淡谷のり子さんとは偶然に度々会って、美容についていろいろな情報交換を
したこともあった。またヨーガ教室には、女優の加藤春子さんがいたが、彼女にネイル
バンクを紹介したこともあった。

 芸能人は顔を整形している人が実に多いが、それは職業柄必要なのだろう。
でも、普通の人でも整形してまでも、若く見られたいのだろうか?
 これは私の実体験だが、ヴォイストレーニングのレッスンで、目じりのシワは側頭筋
(頭の横側)がゆるみ、そのためシワができると学習した。
そのケアを続けたら、何と75歳の私の目じりのシワ薄くなり、びっくりしたが
その方法を今でも毎日やっているためか、この年齢にして目じりのシワはないに等しい。
 つまり人工的ではなくても、老化を防ぐ方法は結構あるから楽しいのだ。
時間だけは神様が唯一つだけ、私達に平等に給えて下さったものだけど、あまり自然に
逆らわずに、努力は絶対に欠かせないが、見た目も内面も若さはキープできるのは確かだ。
 そのサンプルとして私は毎日努力しているが、その効き目がすぐ分かるので実に
エキサイティングだ。そのため、ビビットエイジング研究家として、自分がこれから
どんな年齢を重ねていくのかしらと、実はちょっと楽しい期待感すらある。
 それは、もしかしたら、私が脳天気だからか知れないが、でも楽しみながら
いろいろやった方が幸せとは思いません?。
 でも、この広告を見ても、ふつうの高齢女性が、だんだんきれいで元気になるのは嬉しい
ことではないでしょうか。
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ご近所の門前のきれいなお花

2018-04-28 07:22:55 | エッセー
 近くのスーパーへ行く道すがら、門のあたりにいろいろな花が咲いていて
とてもきれいだった。広い敷地にはさまざまな樹木があり、その道を通るとき
いつも私は楽しんでいる。駅から近いこの辺りではこんなお宅は滅多にない。
 私が住む梅が丘駅前通りの商店街は、それぞれが一戸建てで、庭があり
そこには木があり、我が家にも柿と桐の木があった。
 でも現在はほとんどが小さなビルになり、駅前通りには木が一本もなくなった。
そのために余計にこんなお宅が羨ましく、素敵に感じてしばらく眺めた。


 ※きれいなブルーが素敵で買ったお花、改めて観察して微妙な色の変化に見とれた
 
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プラド美術館展を見て

2018-04-27 06:33:13 | エッセー
混雑を避けるため、9時半に信友と梅が丘駅で待ち合わせて行った。
 スペインの「プラド美術館」は、中・高時代の親友と二人で行ったが
その相手が悪かったため、スペインはあまり良い思い出はなかった。
 でも、プラド美術館、アルハンブラ宮殿、ガウデイの教会は素晴らし
かったのは忘れられない。今回は「ベラスケス展」だったが、あまり知識が
ないので、音声ガイドを借り、そのガイドの声を聴きながらゆっくり鑑賞した。
 会場は比較的空いていて、照明も落としてあり荘厳な雰囲気だったが、スペ
イン絵画の芸術性や、その時代の歴史的な背景が、つぶさに感じられた。
 大きい作品ばかりで、圧倒されるようだった。ホンネでは私好みの絵ではなく
中には恐ろしいような絵もあったが、あまり良く分からない私でも素晴らしいと
感じた。

 常設展は松方コレクションなど、いろいろな作品があったが、私は風景画や静物画
が好きで、ホンネでは人物像はあまり好きではない。クロードモネの私の大好きな絵は
「セーヌ河の朝」で、初めて写真を撮れたが、何度会っても私は大好きで、懐かしく嬉
しい絵だ。展示室の間にある休憩所から見えた中庭がとても美しかった。


※クロードモネの絵

 
※大好きな「セーヌ河の朝」

今頃パリ郊外のジベルニーにある「モネの庭園」は、きつと花盛りでしいだろう。
個人旅行で二度行った美しい花園を、「また行きたいな」とその日を思い出しながら
「スイレン」を見つめた。川を引き込んだという日本庭園は、想像よりもずっと広く
雨が少し降っていて、雨に濡れた樹木がより美しく、とても情緒的だった。

※私が撮ったモネ日本庭園と花園 





今日のお天気は五月晴れの素晴らしい日で、上野の森はウイークデイなのに相変わらず
大勢の人がいた。上野の森にはたくさんの美術館があるが、西洋美術館が一番好きだ。
 ロダンの「考える人」をカメラに収め、西洋美術館を後にしたが
私は「心の奥の襞の隅々まで潤ったような」、とても豊かで素敵な時間だった。
 その帰り道ははもっとエキサイティングな経験もあったが、帰宅時間は3時半
信友とホンネで思う存分おしゃべりできたし、珠玉のような時間を持てて本当に楽しく
幸せな一日だった。
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まるで気分の変動のようなお天気

2018-04-26 06:29:00 | エッセー
 今朝は9時半の予約で夫の松沢病院の定期診断だったが、朝から大雨だが行か
ないわけにはいかない。色々な行き方があるが、梅が丘から経堂までバスで行き
経堂からまたバスで乗り換えが最も楽な行き方だ。渋谷からくるバスが、雨のため
遅れているのかなかなか来ない。距離にすればそう遠くないので、タクシーでも
いいが、我が家は今無駄使いできないので、大雨でもバスで行くことにした。

 幸い風がないので、大雨でもあまり濡れることなく松沢病院に着いたが、さすが
今日はいつもより人は少なかった。夫は8年間認知症専門医の先生の診察を受けて
いるが、初めの頃とあまり変化はないのは、妻の私が長年心理カウンセラーとして
の知識で対応しているためであることは、自他ともに認める事実だ。
でも、自分の精神状態のためにも、定期的に主治医の先生にお会いすることは必要
だと思っている。長年通っているが、こんな大雨の日は初めてだった。
 
病院は広大な敷地の中に建っているが、雨に濡れた新緑がことさら美しかった。
帰りの道には、大輪のピンク色のさつきが咲いていて、とてもきれいで、雨の
バスからは見た街路樹がとても美しかった。家に帰ってしばらくしたら、何とだんだん
明るくなり日が出てきてびっくりしたが、何だか空模様も、まるで私のようによく
変わるとちょっと可笑しくなった。
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