ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

ひとそれぞれの心の違い

2023-04-30 11:11:42 | エッセー

 昨夜友人と夫と3人で話していて感じたのは「人のこころの感じ方」の

大きな違いだった。決して鈍感ではなく、かなり細やかな気遣いをする

友人だが、その「神経のタフさ」、二人には大きな共通点があった。

 それは「かなり楽な生き方ができる」タイプで、私にはとても真似

することができないと痛感した。他人はどううつるか分からないが

感受性は人一倍強いし、我儘なので心理学を学習してからは「思った

こと、感じたことは言葉にしない」ように注意している。

 

 もしも自分の気持ちに正直に発言したら、私と付き合ってくれる人は

多分いなくなると痛感したからだ。今までの心理カウンセリングの経験

では「心の機微にうといタイプ」「鈍感さと敏感さを併せ持つタイプ」

「内罰的タイプ」「自己顕示欲が強すぎるタイプ」が多かった。

 二人の共通点はその一つに当てはまったが、そんなタイプは比較的

生きやすい。性格は自分の内面を知ると、ある程度コントロールは可能

だが、最も基本的な気質は絶対に変えられない。

 でも、私は天性楽観的な面があり、それで随分助かっている。

これからもそれをできるだけ全面に出して、生きていこうと思って

いる。 

 

        

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ビヴァ!小太り

2023-04-28 04:15:32 | エッセー

 興味を持った本は必ず読むが「やせてはいけない」新聞広告で見た

和田秀樹先生の本を読みたくて、すぐ三省堂書店へ問い合わせた。

 在庫がないそうで早速取り寄せをお願いし、昨日読んだが大いに

納得した。大分以前から高齢になると肥れないそうだが、先生は小太り

を奨励してくださっているが、私たち末期高齢者夫婦はまさに小肥りだ。

 実は昨日の夜中まで夫は3日間続けて鼻血を出したが、それほど長い

時間ではなかったし、当人は「まったく気分は悪くないよ」と言うので

あまり心配はしていなかった。何より有難いことは、訪問医療をお願

いしているので、どんな真夜中でも先生と直接相談できるので、とても

心強かった。

 その結果は寝具類やパジャマは血だらけになって大変だったが、血圧

や体温を測って先生の指示を受けながら、夫の対応をしたが、何より

なのは夫が元気なことだった。そんな状態でもよく食べてくれるからで

90歳の夫は夜中に鼻血を出しても、お昼のお蕎麦も美味しそうに

完食した。また、昨夜もビールを飲みながら、ヒレカツと、野菜たっぷり

のサーモンサラダもとても美味しそうに食べてくれた。

 料理好きで多少栄養面の知識があるので、長年すべて手作りで「自分

なりに考え栄養豊かで、良質の食生活」をしていたので、夫は現役時代

より体重は増えたが、きっと元気なのだと思っている。

※お昼のざるそば 卵焼き(1個半)酢キャベツ

 無論私も太っているが、手足が細い上、何年かかけたが顔が少し小さ

くなった(私表情筋トレーナー)で、あまりデブには見えないようだ。

 今夫はすやすやと眠っている。オーバーに表現すると、夫の命は私の

介護に関わっているのだ。昨日私の介護を長年見ている友人が、ライン

で「こんなに素晴らしいご夫婦の姿は、万人の心のお手本となりましょう」

と褒めてくれ、おだてに弱いのでちょっと嬉しかった。

 これから、我ら老夫婦、自信を持って小太り生活を続けようと

思っている。

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 変なカレーうどん、でも美味しかった! 

2023-04-27 09:18:41 | エッセー

「カリウム過多」と血液検査の結果を知らされ、管理栄養士のアドバイス

を受けた。よいと信じて毎日食べていた緑黄色野菜、トマト、枝豆など

豆類、ナッツ類、果物類全般で、ことに良いと思っていた手作りし

た煮干しの粉末は、大変カリウム量が多いそうだ。

 それから、我が家の食生活は随分変わり、どうすればバランスよく

栄養が摂れるか、いろいろ考え工夫し料理するようになったが、二人

なのでどうしても残り物が多い。そのためそれらを捨てないで、利用

するよう気をつけている。

 今日お昼のカレーうどんは、その良い例かも知れない。

冷凍保存したカレーライスの残りを鍋に入れ、水を加えて玉ねぎ

豚肉、めんつゆみりんを入れた。ふと思いついて、たまには良い

だろうと、大きいトマトをざく切りにして加え、しばらく煮たら

トマトはすっかりとけてしまった。

 カレー粉を加え味を調え、茹でたうどん玉二個を入れ、昨夜残

したシューマイ二個も入れてしばらく煮た。

 カレーうどんは薬味は入れないが、ネギの青い部分を細かく刻み

タップリ載せた。ちょっとカレーライスっぽいうどんだったが

とても美味しく二人共完食した。残り物を利用し創るものは、実は

一番美味しいのではないかと思っている。

 寒かったためか、温かいカレーうどんはとても美味しかったし

残り物も無駄なく使えたし、一挙両得とはこんなことなのかも知れない。

皆さんもできるだけ残り物も捨てないで、工夫して使ってくださいね。

 すると案外美味しいものができますよ。

※我が家のメチャ料理です

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雨の日の目標設定

2023-04-26 11:25:53 | エッセー

 料理好きなので、午前中はいろいろ作りながら(今日のブログ投稿は

何を書こうかしら?)と考えていた。思い出せば私が初めて目標設定を

したのは、商人の妻で子育て中の33歳だった。

 ダンス教師として「ダンス学校」へ交通費程度の収入で教えることに

したのは家庭内での事情があって、どうしても外へ出たかったからだ。

 世間知らずの私には、他人がみんな偉く見えたが、(これから10年

間頑張ってみよう)と心に決めた、それが初めての目標設定だった。

 長年の抑圧から解放されたので、家庭、仕事、勉強と本当に忙しかった

が、楽しくて仕方がなかった。でも、決して家庭のことは手抜きせず

どんなに忙しくても、食事づくりは欠かさなかった。

 ヨーガから心理学、心理療法、その頃まだ開講したばかりの大学の

講座には時間を奪ってよく通った。よい先生に恵まれ個人指導で催眠

心理学も学んで、本当に忙しい毎日だったが、それぞれサポートして

ださる方も多かったし,民間だがいろいろな資格も取得した。

その10年後には、ヨーガ教室にカウンセリングルームを併設し梅丘

駅北口前に、ダンススタジオは南口前で経営指導し、ヨーガ教室は四谷

でも開いていて、スタッフは26人になっていた。

 ヨーガの大ブームに続いて、ジャズダンスのブームも凄かったが

幸運なことに時代の追い風に押された感じだった。

 その頃「婦人公論」で「ヨーガと心理」について1年間連載したのが

きっかけで、物書きとしての道も拓けた。また、東宝映画、手塚治虫原作

「火の鳥」の中で主演女優大スターの高峰美枝子さんが演じる女王卑弥呼役

に「ヨーガ風ダンス」の振り付けを、市川崑監督に依頼されて、高峰さん

に振り付けをご指導したのも、懐かしい楽しい思い出だ。

 

 私は自己主張はかなり強いが、人と全然争うことなく幸運な道を歩ん

できた。そして今、私は今実現しつつあり目標の他に、自分自身に

目標設定をしたが、それはないしょ、ナイショ!

 途端に楽しくなった。目標があると希望が生まれ、少し位辛いこと

でも我慢できる。考えたら昔からやってきたことだもの、嬉しくなって

ベランダに出て深呼吸したお昼前だった。

※パリ郊外 クロードモネの花園

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介護は突然突然何が起きるか分からない

2023-04-25 13:53:58 | エッセー

 病気のためリタイアしてから、満20年その間救急車で13回も搬送

され、その間も何度入院した分からない夫だ。今日はデイホーム行く日

身支度してからトイレへ入ったが、急に鼻血がでたようだ。

 トイレットペーパーを鼻に詰めて出てきたが、シャツやズボンにも

血がついていた。私は「とりあえずすぐに横になって」とベッドに

入ったが「気分も全然悪くないのに、急に鼻血が出てびっくりしちゃった」

と言ったが、それからすぐに止まった。

 すぐに訪問医療の先生に電話したら、いろいろ聞かれたが「多分もう

出ないと思うけど、血圧が急に上がるとそんなことがある。もしも夕方

までにまた出たら、内科では治療できないのでお宅の前に耳鼻科へ行って

止めてもらって下さい。もしも時間外になったら、私の方で緊急の耳鼻科

に手配するから連絡して下さい」と言われ、家でも応急処置の仕方を

教えてくださった。

 無論デイホームはすぐに連絡して休んだが、夫は元気でお昼も普段通りに

食べたし、血圧も高くはなかった。でも、1年前の緊急入院時には

「このままの状態では余命2週間」と先生に言われた。それを思うと

今はまるで嘘のように元気なので、安心していたが、夫は高齢だし

いろいろな病気がある、介護はいつ何が起きるか分からないと

改めて気を引き締めた。

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