ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

謂われなき敵対心

2019-08-31 06:57:52 | エッセー
一度も会話したことがない人が、私が厳しく批判されていることを知り、驚くと同時に
なぜそうなのかが理解できた。さらにある人には、「小池さんを悪者にしたら」と指示
したそうだ。指導者として目立つのは当然だが、長年生きているが、これほどあからさ
まに憎悪や敵対心を向けられたのは初めてだった。そのため、逡巡していた気持ちが
吹っ切れ、意思が固まった。

 そう言えば去年経堂の公共の会場で、ソシアルダンスを教えていたが、その会員達
の露骨な言葉や意地悪で、止めたこともあったが、世の中には私の常識では、信じら
れないよう人が存在するのだ。家に帰り夫に詳しく話したら、「そういう人は必ずいる
けど恐ろしいね。相手にしないことだね」と、私と同意見だった。
 でもこんな気持ちを理解して、聴いてくれる夫は「認知症優等生」だと、介護の
やり甲斐があると嬉しかった。

 そんな時私のブログ記事を読んだらしい友人から、スマホにこんなメールが届いた。
「“1人ランチ最高!”お手本です。私のように感動する人が世界中に広がると良いですね
介護をされながら、ダンス教師も現役、お食事も完璧!万年少女の能里子さん。神様(夫)と
一緒にお健やかに、今を大切に生きて頂きたいです。でも80余歳は素直に受け入れて、休養も
お忘れなく!!感動の00より」萎えていた気持ちがパット明るくなった。
 
 PCを開いたら残暑見舞いを送信した元編集者のKさんから「小池先生のように献身的ご
主人をサポートできる方はまずいません」とほめ言葉もあった。
 根が単純なので、気分はすぐ変わるのが特徴。まして「エイジポジティブ研究家」を
名乗る私が、暗い気持なんかいつまで引きずることはできない。
 食後の跡片付けをしながら、気づいたら(エミール・クーエ)の有名な言葉
「 day by day, in every way, I am getting better and better」入れた
私作詞の「第二の青春」を、口ずさんでいた。
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世田谷線「幸福の招き猫」電車に乗って

2019-08-30 02:15:25 | エッセー
 世田谷の三軒茶屋から下高井戸を走っているわずか15分足らずの電車は
昔玉電と言った。とても都会を走っている電車とは思えないほど、のどかで
私はとても大好きだ。先日NHKで世田谷線の線路わきに、驚いたことに狸が
いたと報じられていた。夫と二人で「え!?まさか狸がいるなんて」と
2人で大笑いしながら見ていた。車両は赤、オレンジ、ブルー、ショッ
キングピンクなど、多分10色位オシャレでキレイだ。
 
 私は駅で待っているときいつも「黄色、次は赤、3番目はグリーン」な、心の中で賭けをするのがクセで、大好きなショッキングピンクが来ると、大喜びする。そんなことで楽しめる幼稚な心、でもそんなフリーチャイルドた突起しているのが、私の個性だと思っているし、また大いに気に入っている。ところが昨日は白い電車が来て「え!?こんな色初めて」と驚いたが、何と前に顔がついているではないか。乗ってまた驚いたのは、つり革も猫の
顔で、足元も表示も猫の足跡だ。走り去る電車を撮ったが「こんな電車初めて」と、ちょっと嬉しかった。

 帰ってからインターネットで調べたら「幸福の招き猫電車」で、2017年に玉電開通記念イベントとして登場し、それが5月12日に世田谷線50周年企画として、再登場したことが分かった。いずれにしても、滅多に乗れる電車ではない。学園祭で踊るラインダンス指導のため出かけたが、その場所は実は歩いた方が近い。それなのに電車が好きなので、わざわざ小田急線と
世田谷線を乗り継いで行ったが、その甲斐があったと、大いに満足した。
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今朝メールマガジン配信します

2019-08-29 06:12:33 | エッセー
1) 自分の人生の主役は自分自身になるための要素の心理テスト
2) 若さと健康の元は食生活
3) 著書「自分らしく恋をする」PHP出版より抜粋
 イエス・ノウ訓練で主体性のある恋愛を

 すべて賢く生きるための小池能里子のアドバイスです。
ご興味がある方はぜひ読んで下さいね。初めのひと月は無料です。

ttps://wwhw.mag2.com/m/0001685101.html


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トワイライトの散歩

2019-08-28 07:47:41 | エッセー
 今年はセミの声も虫の音も聞いていない、いくら駅前に住んでいても、まったく
夏の風物詩も感じられないのは、なんと情感がない日常だろう?
 夏の終わりごろに虫の音が聞こえだすと「ああ、も夏は終わるのだ」と、とても
センチメンタルなった少女時代。そう言えば私のニックネームは「おセンチ」だった。
 夕食を済ました6時20分、ベランダに出たら急にセミの声が聞きたくなり「羽根
木公園へ行ってくる、セミの声聞きに」と、夫に言うと、「今頃の時間はもうセミなん
て鳴いていないよ」と言った。でも、「行ってみなければ分からないじゃない。夏に
一度もセミの声聞かないなんて、生まれて初めよ。これから行ってくるね」と家を
飛びだした。




 

家から羽根木公園まで5分もかからないし、大好きなトワイライトの散歩
なんてしばらくぶり、少々ほろ酔いの私は嬉しくなった。
 北口に駅前には大きな欅が何本かある、そこではセミがミンミン鳴いていた
ので、やっぱり来てよかったと思った。公園の近くになったら、いろいろな虫
の音が一斉に聞こえたし、セミも沢山鳴いていた。人も時折公園入口の階段を昇り
降りしているので怖くはない。「やっぱり来てよかった」と、ほの暗い階段を昇って
中段にあるベンチに座って、虫の大合唱をしばらく聞いたら「夏も終わるのだ」と
淋しいような気持ちになり、記憶の彼方からいろいろな事を思い出した。
 家に帰るまでわずか20分あまり、季節の移ろいを十分堪能できたトワイライト
だった。
 




※83才のベテラン作家が伝える人生を楽しく生きるコツ
 (まぐまぐ編集の方が書いてくれた文です)
2019年2月から始めた有料メルマガ『小池能里子の「人生を思い通りに明るく生きるコツ」』は、著書43冊のベテラン作家・小池能里子が自ら日々実践してきた“明るく生きるコツ”をお伝えする手紙のようなメルマガです。あとちょっと頑張れば週末を迎える木曜日の朝に毎週お届けしています。

   ・認知症9年目ながら今でも優等生な旦那さんのこと
   ・歳を重ねても心も体も元気でいるためのポイント
   ・夫婦生活をより豊かに幸福なものするための工夫
   ・平凡な生活を楽しく生きるコツ
   ・人間関係をスムーズにする方法
   ・不快な感情を素早く捨てる

ダンス教師、ヨガ指導者、心理カウンセラー(世界心理治療学会で発表)作家、表情筋トレーナー、ヒーラーなど、10以上の肩書きを持つ小池能里子がコラムでお伝えしていきます。中でも認知症発覚から約9年、症状が進行していない旦那さんとの夫婦関係を良好に維持する能里子流の介護術は、家族の認知症介護で苦労している人にひと筋の光明を見出してくれます。相談や質問も受け付けているので、お悩みがある方、話を聞いてほしい方もこのメルマガをご活用ください。登録した最初の月は無料で読めるので、お気軽にお試しください。

もし気に入ったら、翌月から月額800円(税別)で購読頂ければ幸いです。
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ご褒美にランチワイン

2019-08-27 09:22:49 | エッセー
 夫をデイホームへ送り出してから「あ、今日はまぐまぐ入稿の日だった」と
気づいた。毎回3本書くが1本はすでに完成している。でも、、後2本書かな
くてはならない。物書きの私は書くスピードが速い、過去に蓄積した文章も
限りなく多く、そのため、私のドキュメントの分量は凄く多い。
 毎週3本入稿する原稿は、できるだけタイプの違うものにしている。
例えば健康面ばかりでは、読者の方が飽きてしまうからだ。そう言えば心理カウン
セラーとして、創案した心理テストをまだ一度も書いていないと気づき、心理テスト
を加え、その説明文を書いた。他の1本は私の只1冊だけの恋愛指南書(PHP出版)
から出た「自分らしく恋をする」中から抜粋した。3本完成したのは90分後
「写真は後から送信します」と、とりあえず「メルマガまぐまぐ」に送信したが
我ながら実に素早いと思う。

 その後家事を済ませ、予約してある歯科医院へ行った。夫がいない日は、いつも
残飯整理が多いが、美登里寿司の前を通ったら、急に「お昼はお寿司にしよう」と
思った。時間は12時、みそ汁には残りのトマトベーコン焼きと、しめじを入れた。
 「そうだ今日のご褒美にワインを飲もう」と思って、ランチョマットの上にキレイ
並べた。昨日いただいた美味しそうな桃もある。チラシ寿司はボリュームがあり過ぎて
食べきれなかった。でも、こんなにゆったりとした一人だけのランチタイムは、滅多に
なかった。デザートの白桃はとても美味しかったが、メンタルな意味でも満ち足りた
一人お昼だった。


 ※83歳のベテラン作家が伝える人生を楽しく生きるコツ
 (まぐまぐ編集の方が書いてくれた文です)
2019年2月から始めた有料メルマガ『小池能里子の「人生を思い通りに明るく生きるコツ」』は、著書43冊のベテラン作家・小池能里子が自ら日々実践してきた“明るく生きるコツ”をお伝えする手紙のようなメルマガです。あとちょっと頑張れば週末を迎える木曜日の朝に毎週お届けしています。

  ・認知症9年目ながら今でも優等生な旦那さんのこと
  ・歳を重ねても心も体も元気でいるためのポイント
  ・夫婦生活をより豊かに幸福なものするための工夫
  ・平凡な生活を楽しく生きるコツ
  ・人間関係をスムーズにする方法
  ・不快な感情を素早く捨てる

ダンス教師、ヨガ指導者、心理カウンセラー(世界心理治療学会で発表)作家、表情筋トレーナー、ヒーラーなど、10以上の肩書きを持つ小池能里子がコラムでお伝えしていきます。中でも認知症発覚から約9年、症状が進行していない旦那さんとの夫婦関係を
良好に維持する能里子流の介護術は、家族の認知症介護で苦労している人にひと筋の
光明を見出してくれます。

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