ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

プラスの言葉は幸せのプレゼント  ワンポイントアドバイス

2021-06-30 16:06:16 | エッセー

 褒め言葉、感謝の言葉、ねぎらいの言葉などは、相手の気分をふんわりと

ほぐし幸せにさせる、「小さなプレゼント」です。今日も友人にメールで

褒められましたが、豚年生まれの私には、そんな友人が何人かいるのは

とても嬉しいことです。私はお世辞は言いませんが、相手の良いところに

気づいたら、ダイレクトに表現しますが、まったく照れずに言えるので

今まで随分得をしたと思っています。認知症の夫に対しても、感謝や褒め

言葉は日常なので、彼のご機嫌は何時でも良好で、11年目にして唯の1度

も怒らず、ボーっともしていず、,誰からも感心される「認知症優等生」です。

 そんな言葉は感じたら即表現する事がもっとも効果的で,後から言っても

その効果は半減します。

 また、他人にはすぐに表現できても、最も身近な家族には「有難う」

「ゴメンナサイ」が言えない人が多いのですが、私はもっとも親しい夫や妻

親子の間で大変必要な言葉だと思います。これは指導の実例ですが、いつも

奥さんに対して心の中では「良い女房だな」と思っていても、どうしても

照れくさくて言えない40代のクライアントがいました。そのためか奥さんは

いつも機嫌が悪いそうで、喧嘩こそしないけど,円満とは言えない夫婦仲

だったようです。私は親しい間柄からこそ、感謝の気持ちを伝えることが

大切と勧めました。すると彼は勇気を出して言いました、すると、離婚

寸前だったご夫婦が、ほめ言葉を表現したことで、円満な夫婦に戻れたのです。

その実例を詳しく説明したが、言葉ではどうしても言えないとKさんに、では

メモにしてはと、そのやり方をご伝授しました。

 それは朝出勤する前に「いつもありがとう、とっても感謝しているよ」と、

テーブルの上にメモを置いて出勤すること。その日帰宅すると、奥さんは大変

機嫌がよかったそうです。それからは感じたときに、「今日はきれいだね」

とか「00は美味しかった」など必ずメモを置いて、出勤することを習慣に

しました。すると、奥さんの態度がとてもやさしくり、それらの言葉は

「最も人間関係に必要な大切な基本」であることに、改めて気づいたそうです。

また、文句、小言、不平不満、グチ、怒りなどはすぐに言っても、相手を

心地よくさせる言葉はまったく言わないとしたら・・・家庭は決して幸せ

とは言えないでしょう。

 

今まで思っても口に出せなかった方は、少々勇気が要りますが、ぜひぜひ

今日から発言しましょうね。すると、それらの言葉は、すぐにあなたに

返ってきて、ご自身がとっても穏やかで、和やかな幸せな気持ちになれる

のですから・・・これはもしかしたら、あなたをハッピーサイクルにする

魔法かもしれませんよ。

 

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パプリカの漬物 能里子風メチャ料理

2021-06-30 07:13:30 | エッセー

 何度も腐らしてしばらく止めていたぬか漬けを、昨年末から作ったが、夫は

食べてくれないので、あまり漬けないけれど毎日かき回しているためか、結構

美味しく浸かる。先日パプリカが半分残ったので漬けてみたら、なかなか美味

しかった。彩りもきれいなので、何人かに差し上げたら好評だったので、ご紹介

しました。夜漬けて翌朝出すのがベストだが、すぐ食べなければ糠を着けたまま

冷蔵庫に入れて、食べる時洗えば味は変わりません。

 そのまま食べたりサラダに入れたりしても便利ですよ。

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断食を体験して(後)

2021-06-29 06:51:41 | エッセー

 私はその頃はヨーガ教室とダンススタジオを経営していたが、スタッフは沢山いた

ので、比較的自由に動ける。そのため、どうしてももう一度地方の環境の違う場で

断食による精神的な修行をしたいと思った。それから色々調べ、日本で只一つ

公共の断食道場が淡路島にある事を知った。そして案内書を取り寄せると、以前の

名古屋の医院と違いスケールの大きなところで、人が沢山いて賑やかそうなのも

大層気に入った。スタッフに相談しスケジュール調整し、翌年の春もう一度断食に

行ったのが淡路島の「五色断食道場」だった。

 長い時間をかけて着いた「五色断食道場」は、町から離れた小高い山の上にあり

景色の良いところだった。想像以上に広大な敷地に、図書室、手芸室、体操室、仏間?

もあり、心身両面の修行もセットされていた。入所する前に検査を受けて、いよいよ

12日間断食コースに入った。そこは自動で出るお茶や水が好みで選ぶようにいなって

いたが、私はお水よりお茶の方が腹持ちがよさそうな気がして、毎回お茶を飲んだ。

 その後予備断食から始まった。確か4日目位で完全断食に入り、絶食状態でも小さな

グラスに生ジュースが1杯だけは飲めるが、確か3日間は完全断食に入る。

 その次の日のお昼頃、お腹は空いていないのに、私はまた具合が悪くなった。

すると先生がすぐいらして私の脈をとり、血圧を測ったら何と上の血圧が60しか

なかったそうだ。すると、看護師さんが、牛乳とカルケツト二枚を持って来て

「すぐに食べて下さい」と渡され、早速食べたら途端に元気になり、私は食べることは

すぐにエネルギーになる凄い事なのだと実感した。やはり私にとって、断食は悪影響

だったようで、2回目もまたドクターストップになった。

 しょげ返る私に先生は「あなたは至って健康体だから断食(ほとんどの人が病気の

治療のため)をする必要はないから、体がマイナスの反応をしたのでしょう。明日から

復食(元の食事に戻るために食事)になりますが、気にしないようにね」と、慰めて

下さった。

 復食3日目になると、マイクロバスで街まで連れて行ってくれる。

大勢の仲間とワイワイ言いながら、街での散歩は楽しく、道場には内緒だが、お店

に入りうどんや、お団子を食べたりするので、私は本当にビックリした。

 また山でわらび取りをしたのは生まれて初めてで、とても楽しかった。

残念ながら完全断食は2度とも、たった1日だけだったが、いよいよ最後の日になり

帰る日はマイクロバスで街まで送ってくれる。皆さんが手を振って見送ってくれたが

忘れられない懐かしい思い出になった。

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古代から蘇った美しいハスの花

2021-06-27 18:37:19 | エッセー

 大賀ハスは千葉市の土壌から、眠っていたハスの実を発見し、故大賀一郎博士が

1988年に栽培に成功し、住民たちに守られたそれ以来ずっと栽培されている古代

のハスです。一度見たいと思っていましたが、先日テレビで見てすぐにネットで

調べました。ハスは午後になると閉じてしまうそうで、できるだけ早く行かなけ

ればなりません。そのため、電車が空いている日曜日を待って出かけました。

 私は40年以上昔催眠心理学の個人学習のため、半年間通った千葉ですが、それ

以来初めてでした。その頃モノレールなどなく、千葉駅はすっかり変わっていま

した。幸いどの電車も空いていて、千葉公園駅までスムーズでした。

 千葉公園はとても広いようで、階段を降りたら大きな池があり、ボートが浮いて

いました。お目当ての蓮池はその右手にあり、人が大勢いました。

 入口は一方通行で、蓮池の中の木道の両側に、大きくキレイなハスが沢山咲いて

いまし。このハスは二千年も前の種から咲いたのだと思うと、私はとても感動し

ました。香りはまったくありませんが、大きな葉の間に咲いているハスや、ハスの実を

見ながらゆっくり歩きました。正面の蓮華定のベンチで、沢山のハスに囲まれて

休憩し、公園をゆっくり歩きながらモノレール駅へ向かいました。

 新宿へ着いたのが12時30分、デパートのレストラン街で、生ビールで乾杯し

ました。思えば夫は来月89歳になりますが、70歳から色々な病気で緊急搬送12回

さらに認知症11年目です。でも、まだ元気でほぼ自立した「認知症優等生」です。

88歳と85歳結婚歴65年、私は「私達凄いと思わない、だってこの年齢になると

一人になる人がほとんど、まして二人でお酒を毎日飲めるなんて」と言うと、夫も

「そうだね、みんな能里子さんのお蔭だよね。今日も大賀ハスを見に連れて行って

くれてありがとう」と言ってくれ、ほろ酔いの私は幸せな気持ちになれました。

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おはようございます!

2021-06-27 06:40:59 | エッセー

 自然に目覚めたのは4時50分、この半月以上私にしては滅多にないほど、お腹の

具合が悪かった。その前は代々木駅で山手線に走って乗ろうとして転倒し、1週間

体が痛かった。お腹の不調は自律神経が乱れ、ストレス過剰で体が悲鳴を上げたと

思っている。この年齢にしてこみ上げてくる情熱に、絶えず翻弄されて生きている

私だけど自分に賭けた期間は誕生日まで。ダメなら諦めるが、自分の本当にやりたい

ことが今朝明確になった。私の持てるすべての能力を投入して、トライしてみよう!

 平凡でなかった人生だから、と思ったらすっかり嬉しくなった。今日は夫と

遠出しよう!

※キングレコード専属「桑原豆歌手隊」ドイツの新聞に載った右前私

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