ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

羽根木の公園の桜もまだった

2017-03-31 01:50:30 | エッセー
 日差しもとても暖かく、昼下がりに「今日はもう桜がほころんでいるかしら」
と羽根木公園へ老々家族3人で行った。でも、まだほとんど枯れ木状態で少し
ガッカリ。公園をゆっくり一周したが、せめてと思ってきれいな椿や、まだ
梅林は枯れ木状態なのに、緑の葉をいっぱいつけた梅の木など撮った。
 公園の入り口の日当たりの良い場所に、一本だけに開花していた。





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真心がこもった絶品のお漬物

2017-03-30 07:20:18 | エッセー
 先日お花見の時クラスメートのOさんが、クラスメート全員に配ってくれた
のはかぶの漬物だった。毎年頂くが自然な植物で色づけられたかぶは、本当に
キレイなピンク色でとても美味しく、添加物ゼロ、真心100%、お店では買え
ない絶品だ。小さな容器に入れ一人づつ配ってくれたが、キレイにスライスされた
ピンクのかぶが私のバッグに3つも入っていたが、きっとOさんが黙って入れて
くれたのだろう。今年で13年目になる我がクラスメート達とのお付き合いは
いろいろな意味で、私の心を豊かにしてくれたり、癒してくれたりする存在だ。
 同世代のお友達達を、これからも大切に、大切にしたいと思っている。

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まったくお花が開いていないお花見

2017-03-29 07:20:45 | エッセー
 二日間雨が続いたが、昨日はとても良いお天気だった。
歩行会のお花見は毎年桜の名所の砧公園で開くが、先に予定を組んであるので
日を変える訳にはいかない。人数は25人位、少しは咲いているのかしらと
期待したが、予想よりまったく開いていないで、まるで枯れ木状態だったので
がっかりした。そのため人出は少なく園内はとても静かだった。
 毎年お花見をしているが、こんないつも溢れるように桜が咲いていて美しかった
今までこんなことはまったくなかったのに・・・
 それでも賑やかに食べたり、飲んだり、しゃべったりしたが、本当はとても
淋しいお花見だった。でも、帰りに可愛い赤ちゃんに会ったのが、気持が癒さ
れる思いだった。


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化粧品販売サギ?

2017-03-28 06:52:57 | エッセー
 昼間「小池能里子さんのお宅ですか?先日00化粧品お買い上げ有難う
ございました。その時継続のお約束したので、その確認の電話ですが」
私は買ったことはないので、すぐにハッキリ断った。
 すると「ご家族が受け取ったことなどないでしょうか、先日ご注文頂き
お届けしたのですが、もう一度確認してからお電話して良いですか?」と
電話を切った。すると、またしばらくしてから、「3月3日にヤマト便で
お届けし入金頂いていますが」「私は注文した覚えはないし、家には届かないし
入金するはずないではありませんか」とかなりきつく言った。
 
 すると、「そうですか、ではご継続は止めるのですね。分かりました」と
電話が切れた。買ってもいないのに、もしも私が少しぼんやりしていたり
認知症だとしたら、一度買って入金し、それを継続する約束をしたとしたと
思いこんで、それではと継続して買ってしまうかも知れない。
 しかし、注文もしていないし、届かないし、まして入金などしていないのに
実に巧妙な手口で高齢者を騙す商法なのだろうか?
 こんな新手?のやり方あるので、皆様くれぐれもご用心。









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プロとして認知症7年目の夫を介護して

2017-03-27 01:24:53 | エッセー
 昨夜NHKスペシャル「認知症1300万人」を見たが、2025年には
現在の状態から予想して、9人に1人が認知症になるようで大変な社会問題だ。
 増え続ける認知症が加害者にならないため、また一人暮らしの認知症の人を
社会全体でどう支えるべきかがテーマだった。
 寿命が延びると喜んでばかりいられない現実が、社会全体を襲うが、高齢者も
「子ども達や社会に迷惑をかけないためにも、いろいろと努力すべき」だと思う。
 唯何となくのんびり生きているのと、それなりの心がけで生きている人とは
たとえ認知症になっても、必ず程度の差はあるはず。

 夫は認知症になってから7年を過ぎたが、相変わらず「認知症優等生」で
主治医や、ケアマネ、友人知人達にも驚かれるほど、一見認知症とは見えない
ようだ。それには毎日の生活の中で、夫の精神状態を苛立たせないようにして
いるだけではなく、彼には役割を与えて、それを必ず実行させるようにしている。
 それは7年経過した現在でも、昼食の食器洗い、ゴミ出し、洗濯ものを干す
ことだ。私がごみを出す日を忘れても、自分一人で黙って出してくれたり、夕方
近くまで食器が洗ってない事に気づくと「キレイにしないと夕食の準備をできない
から」と、独り言を言いながら、一所懸命に洗ってくれる。
 また洗濯中に私が留守にしても、家に帰るとキチンと洗濯は干してあるが、彼の
頭の中では、それは生活のルールとして、シッカリインプットされているようだ。

 そのため現在でも認知症の進行はかなり抑制されていて、記憶こそだめだが、頭の
回転はかなり素早い。私の言葉に瞬時に上げ足を取りながら、「ああ言えばこう言う
こう言えばああ言う」と則言うので、私達は何時でも笑っている。
 その場での判断力や、意思の表現も明快で、日常生活ではあまり不自由ない。
初めは声を出して新聞を読ませたり、テキストを使って勉強もしたが、それらは
長続きしなかった。今毎日一緒にやっているのは「脳脊髄液を流す方法」だが
これは頭を直接刺激するので、必ず認知症の進行を抑えると信じて行っている。
 私達夫婦の趣味はソシアルダンスだったが、長年踊っていない夫にダンスを踊
らせれば良いのではと気づき、久し振りに踊ってみたが、膝が悪いので無理だった。
 いずれにしても、現在の私はもっとも重要なのは「夫の認知症の進行を抑制する」
ことで、そのため、毎日いろいろと努力したり工夫したりしているが、チャンスが
あればそんな本も書いてみたいと思っている。
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