ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

魔女年生まれの私が今日閃いたこと

2018-03-31 07:11:54 | エッセー
 夫からも他人からも言われたが、インドの先生がズバリ言った天性の
「エイジレスベービー」的な要素。感性豊か、気が変わりやすく他人を度々振り
回した言動が、魔女と言われる原因かも知れない。しかしこの年齢にして、ふつう
の人では体験できない要素もあるが、それらはあまり広言できない。
 魔女年生まれの私は明るいのが特徴だが、このところの我が家の状況に疲弊
しきっていた。でもそんな気持ちが、昨日はパーっと晴れたのだ。

 それは突然友人に誘われた、夫の夕食の準備がなくなったからだった。
私がレッスンしていても、早いときは5時前から彼は入浴して、テーブルで夕食が
できるのを待っている。「夕食は5時半にして」と言いながらも、そんな態度も見ると
私は気もそぞろになり落ち着かなくなる。それは毎日のことだが、認知症の夫を
いつも機嫌よくさせておく方法の一つで、そのため毎日料理を次々作りながら、夫の
晩酌は進んでいくことになっている。
 
 とても使い勝手が良いウインドース7だが、講演のためパワーポイントは新しい
のを使って作りたい、今が変えるチャンスだ。
 色々忙しく新宿まで行く時間がなかったが、そうなると行動は早い、「久し振り
に美術館へ行って気分転換してから、ビッグカメラだ」と家を飛び出した。
 駅から近く42階で新宿を俯瞰でき、晴れていると海まで見えるそうだが、私は
この美術館が大好きだ。ゴッホの「ひまわり」は常設されているが、私の大好きな
「グランドマア・モーゼス」の絵は、時々変わって常設されているし、いつもとても
静かなのも心癒される空間だ。美術館を出てから喫茶店に入り、大勢の歩く姿を
見ながらゆっくり味わったコーヒーは、本当に美味しかった。
 すると、突然あることを閃いた。「これは楽しいかも・・・」と、スッカリ気分
がハイになった。長くなるので、それは明日ご紹介したいと思っている。

 
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整理整頓が下手なのは一生の損

2018-03-30 05:35:38 | エッセー
 子供のころから大の苦手で、いつも母に叱られていたが、4歳年上の兄は大変
上手で、小学生の時はいつも私の机の上を整理してくれた。
 それはこの年齢になって変わらないのは本当に困ったもので、仕事面、家事面
でもいつも感じることだ。頭の回転、行動の素早さはバツグンだと思うが、始める
前にまず探し物と言うケースが多いので、そう捉えると決して早くなく、多分
人並み以下なのかも知れない。

 自分では一生懸命整理したつもりでも、すぐに雑然とする資料、物書きの私は
ドキュメントに保存している量は半端ではなく多く、6月に学会での発表が決まり
そのための資料は沢山あるはずだが、沢山のフォルダーの中から探すのが一苦労だ。
 いつももどかしい思いを、このまま一生続けるのかと思ったら、朝からうんざり
した。汚いのは嫌いで、料理好きで、お鍋や食器はピカピカが好きで、キッチンの
仕事は全て大好きだけど、狭い調理部分はいくら片づけてもすぐに物が溢れる。

 今突然思い出したが、友人達が遊びに来て、その一人が間違えて開けた押入れから
いろんなものが落ちてきて、整理下手がバレテ大笑いしたことがあった。
 また初めて海外旅行に行った友人は「どうしてそんなに散らかせるの?」と笑ったが
帰る日にキチンとパッキングするの見て「やればできるのね」と、また笑われたこと
もあった。もしも生まれ変われるとしたら、今度はキチンと整理整頓ができる性格に
生まれたいと思う。仕事場はいつも整然としているので、人は私が几帳面な性格と
思うらしいが、本当は整理下手で散らかし魔の自分に、ホント呆れ果てている。


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介護、主婦、時々仕事

2018-03-29 06:37:21 | エッセー
 夫の介護ベッドを入れたりるため、その何日も前からいろいろ忙しかった。
その他、シニア女性クラスレッスン、混声合唱団行きなど、すべてに素早い
私も、さすが二日間ブログが投稿できなかった。
 あまりに忙しいために昼間は「壊れそうな心」を忘れてひたすら動いていた。
 毎日夜中に目覚めて考えてしまうのはいけないとは思うが、血圧が高くなった
のも、きっと精神的要因だと思う。でも昨日はクラスレッスンで、性格分析とその
アドバイス、歩き方や姿勢を少し、体操、ヨーガ、声のトレーニング、リラク
ゼーションなど、二時間の間にいろいろ指導したのは楽しかった。
 「とても有意義で楽しい時間でした」と、生徒さんが言ってくれて、とても嬉し
かった。認知症の夫を満8年間一度も怒らせたことがないこと、また自分の心の
バランスを保てるのは、私のプロ意識でしかない。
 「ご要望に応じてご指導可能」と、昨日生徒に配った私の指導歴を、皆さんにも
ご紹介したくなった。  

  小池能里子指導歴(1935年11月生 東京都出身)
1) ダンス   
    ソシアルダンス・ディスコダンス・フラダンス
      東京高等ダンス学校 能里ダンス・スタジオで指導
2) ヨーガ  
    インドの聖地リシケシ「ヨーガニケタン・アシュラム」より
    1985年ヨーガ指導者ネーム「VISHWA・PRIYA」(限りなき愛)授与     
    される 梅丘ヨーガ教室、カルチャーセンターで指導 
3) 催眠法セラピスト  
    ヨーガレッスンに技法を取り入れ「リラックスヨーガ」「ヒーリング
  ヨーガ」創案 学会発表 医療催眠法セミナー講師 カウン セリング
ルームで指導
4) 心理カウンセラー
    カウンセリング・セルフコントロール法・心理・性格分析を行い
    その解説をし、どのように自己改革できるか詳しくアドバイス
    カラー法をいち早く取り入れ、指導効果を上げた
5) ヒーラー・レイキティチャー(ヒーリング法)
    神道、仏道、心霊世界、前世療法など、さまざまな研鑽
    独自の「セルフヒーリング法」を創案・指導
6) 表情筋トレーナー 
    顔の表面だけではなく、頭部、骨格、リンパの流れなどに注目し指導        
    と同時に自分の若さを保っている     
7) ヴォイストレーナー  8)ウオーキングトレーナー 
9) 姿勢矯正トレーナー  10)ノルディック・ウオーキングトレーナー
※ 心身両面からの著書43冊
   「自分を強くするセルフコントロール法」三笠書房他 
    新聞 雑誌などでも執筆、取材、連載記事多数

  ◆ その他  全国で講演活動・人事院・婦人セミナー、大手企業などでも
    活躍した 一流企業研修講師
 国際心理学会に度々出席し、それらをすべてを加え指導した人の実例を
 2008年10月「第5回世界心理治療学会」(北京)で発表
   ※ 私が若さを保つため行っている秘法などもご指導いたします

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3月25日 桜満開

2018-03-26 04:26:22 | エッセー
 とても良いお天気、羽根木公園の桜を見に行ったが、日曜で桜満開のためか
公園は人で溢れていた。ことに桜の木の下はブルーシートを敷いて、人がびっし
り座って宴会をしたり、食事をしたりしていたが、昼間のためか子供達が多かった。
 梅林は新芽が出るまでの間は、まるで枯れ木だったが、ノロノロ歩くペットを
ときどきベビーカーに乗せながら、「それにしても、日本人は本当に桜が好きだ」と
思いながら歩いた。

 

すると、突然思い出した。それはカリブ海クルージング、ケネディ宇宙センターの
帰りに、ロサンゼルス空港に降りるときのことだった。
 地上には薄紫のまるで日本の桜のような木が沢山あって、とてもキレイで、私は
思わず見とれた。その花は色こそ違ったが、大きさとか花などが桜のような雰囲気の
「ジャカランタ」と言う名前だった。とても美しく、夜の街をジャカランタ見物して
歩いた事を懐かしく思い出した。もう一度沢山の「ジャカランタ」見たいなあ!
 それにしても、当然とは言いながら、あの頃とは全く違う今の生活、私も老人
になったと改めて感じた日だった。


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今月後期高齢者になった友人達

2018-03-25 06:16:49 | エッセー
 先日「春宵一刻値千金」などと粋がって、長い付き合いで近くに住む友人と
我が家で、彼女の「健康診断20年連続パーフェクト」を祝して乾杯したが
こんなことを聞いて大笑いした。それは彼女の知人が「後期高齢者」を
「高貴高齢者」だとずっと信じていたということだった。
 昔は長生きする人が少なかったので、老人は尊敬されていたが、現代のように
長生きする時代になると、「長幼の序」などは死語に近い。
 ※高貴高齢者になった友人 中央 ピアノ発表会

 そんな時代に長生きすることを「高貴」と素直に思う方もいるのだと可笑し
かった。これからも「後期高齢者」の私達は「老害」と言われないように、健康
管理に十分気をつけて、できるだけ要介護の「お墨付き」を頂かないように
がんばらなければならない。ちなみにそんな意味でもSさんは、元気印の私も
尊敬できる「高貴高齢者」に間違いないだろう。
※国際女子マラソンのお手伝いしたとき
 
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