ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

「私は童謡歌手だった!」に投稿して下さった羊蹄丸さんへ

2020-08-30 07:36:40 | エッセー

 ひょんな事がきっかけで、私はキングレコード専属「桑原豆歌手隊」の一員で

ステージ体験も多く、海外まで紹介されたほど有名だったと、大分以前投稿した

ことがあった。それは多分、小学生以前の「幼児だけのグループ」だったからかも

知れないが、当時の新聞、雑誌などでも大きく取り上げられ、一同で移動すると

いつも人垣ができたのは、幼な心に忘れられない思い出だ。

その一部をご紹介させて頂くと・・・

「桑原先生の記事を検索中、こちらのブログにたどり着き、お邪魔させていただきました。

中略、どうやらお姉さまは、私の母と近い時期に桑原先生の御指導を受けていらした

ようなのです。戦前、母も麻布で先生から歌を習い、キングレコード専属となって吹込

をしたと聞いております。その後、女学校入学を機に活動は止めたそうですが、もしか

したらこちらの記事の時分には、お姉さまと擦れ違っていたかもしれません 後略」

 大昔3歳から6歳児(戦争が激しくなり自然消滅?)だが、その時代を共有して

いた方、またそれをお知らせ下さったがいらしたなんて・・・

 何だかとても懐かしく嬉しかった。ブログ投稿のきっかけは、私の著書を愛読

して下さる方からの提案だった。でも、(もう長年書いたし私も年だし、そろそろ

書くのは止めようかしら?)と、時折思ったこともあった。

でも、「メンター」「ロールモデル」などとメールを下さる方もあり、またこんな

懐かしく嬉しいお便りと、ほとんど長年1位の「専門職日記」も、私に書く努力の

後押ししてくれた。時代の趨勢、また能力なさ、年齢の壁などから、多数の著書が

ありながら、物書きとして発表する機会がなくなった。

今はヤッパリ続けようと今は思っている。これからもガンバって投稿しますね。

羊蹄丸さん有難うございました。

                                小池能里子

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 箱根でゆったりして | トップ | 8月31日 »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ようていまる)
2020-08-30 10:02:59
早速にお姉さまからの御返事を頂戴し、大感激です( *´艸`)。

恥をお話しするようですが、当時母(S6生まれ)は小学5年で父親を亡くし、子供心に(経済的憂慮から)大好きな歌を一時は諦めようとしたそうです。
それでわざと月謝を払わず、レッスンも無断で休んだ時期があったとか…

しかし桑原先生はそんな母を見捨てず、何度も仲間を家まで迎えによこして誘って下さった、と聞きました。
今思えば或いは、そうした『仲間』の一人はお姉さまだった可能性も???

それで母も思い直し、また改めて習い始めたと話しておりました(*^-^*)。

また、そうした桑原先生の細やかなお心遣いには本当に感謝して、以降は『裏方的な面』でもお役に立ちたいと決心したとか・・・

もう時効(?)ですから、白状致しますね(笑)。
実は、母はそれ以降、(お名前は伏せますが)別の童謡歌手の方の「影武者」を引き受けました。
数人の方の代わりに、何枚ものレコードを吹込したそうです。
ですから、母名義のレコードは一枚もありませんが、当時確かに母は『童謡歌手』だった訳です( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
「どんな形であれ、歌を続けさせて下さった桑原先生には今も感謝しかない」
と、懐かしそうによく話してくれます。

その後、(お話ししました通り)女学校入学を機に芸能活動は一切止めましたが、入学直後クラスメイトの一人がキングレコードの副社長(?)の
お嬢さんだったとかで、
「ウチの専属だった◯◯さん!!」
などと話し掛けられてしまい、素知らぬフリをするのに冷汗モノ(^^;だったらしいですが(笑)。

そして実は更に、母は戦後とある御縁があって『川田3姉妹』の家庭教師もしておりました。
よく考えると、川田さまはコロムビア専属ですから、戦前はライバル関係だった筈で・・・
大層な奇縁です(*^-^)

またも長々と、大変失礼致しましたm(_ _)m。

大変な社会状況下ですが、お姉さまもどうぞご健勝にお過ごし下さいませ。
箱根、久しぶりに私も訪ねたいです!
丁度,我が子が現在、箱根駅伝の強豪校に在籍中です。
何とかこの災厄が去って、新しい年には頑張っている学生たちの夢が叶いますように……

青函連絡船 羊蹄丸
返信する

コメントを投稿

エッセー」カテゴリの最新記事